GV-BCTV/PCIの解析

Last modified: Tue May 25 20:38:17 JST 1999

GV-BCTV/PCI は bttv-0.6.3 以降なら、bttv ドライバのカードに FlyVideo 98 を選択すると、一応チューナから音が出ます。

<【1999/05/25】追記>
上は嘘。一旦、GPIO に 0 を出力する必要があるので、bttv.cを

      
        { "FlyVideo 98",
          3, 0, 2, 0xFFFFFF, {2, 3, 1, 1}, 
          {0, 0x8dff00, 0x0, 0x400, 0x8dff00, 0 }},
      
    

と変更しないとチューナからの音が出ません。 尚かつ、現状では i2c に出力されるデータが不安定の為か何度か update スクリプトを動かして、ドライバを組み込んだりはずしたりしないと音が出ない 事があります。
bttv-0.6.5 から新i2cドライバになるそうですので、期待大です。
</【1999/05/25】追記>

update のスクリプトに
# ... and load the new ones
xinsmod videodev
xinsmod i2c             verbose=1 scan=1 i2c_debug=0
test -f i2c_chardev.o && xinsmod i2c_chardev
xinsmod tuner           debug=0 type=2 
xinsmod msp3400         debug=1
xinsmod bttv            radio=0 card=19 pll=1
と指定するとテレビが見れます。

ただ、内蔵 CD とサウンドカードに割り込ませる接続をしている場合、 マシンを再起動するまで、CD が聞けませぬ(TT)

以下の表は、I・OデータのGV-BCTV/PCI の Bt848 GPIO の解析結果です。

bit8〜11 がキーの様な気がしますがひょっとしたら、 他のビットに Mute や音多切替えがあるやもしれません。

赤の「GPIO 死亡」ってのは、書いたら最後、GPIO の読み書きができなくなる 地雷データです。これを書いてしまったらマシンを再起動するまで元に戻らない んですね(--;。

書いたデータ(H)GPIO MASK(H)bit8〜11(b)状況変化等
000000000F000000チューナーの音が出る
000100000F000001チューナーの音が出る
000200000F000010変化無し GPIO 死亡
000300000F000011変化無し GPIO 死亡
000400000F000100bit0..7に謎のデータ出力 bit0のみr/w
000500000F000101bit12..15 チューナーステータス
000600000F000110bit0..7に謎のデータ出力
000700000F000111bit12..15に謎のデータ出力
000800000F001000チューナーの音が出る
000900000F001001チューナーの音が出る
000A00000F001010変化無し GPIO 死亡
000B00000F001011変化無し GPIO 死亡
000C00000F001100変化無し 音消えない
000D00000F001011変化無し 音消えない
000E00000F001110変化無し 音消えない
000F00000F001111変化無し 音消えない
チューナーステータス(5)
xx65xx 0110 二か国語
xx75xx 0111 モノラル
xx35xx 0011 ステレオ

せめて、CD のラインをテレビボードがひったくったままにならないようには したいですが、どうやれば良いのか今のところ解ってません。

以下更に不確定な話

職場にI・Oデータとは別メイカー(すなわち自社製品:-))用に bttv をチューン している人から聞いたところでは、 i2c でGPIO のデータを読むのに何か書き 込みをしないと読めないという現象があるらしい。

I・OデータのボードでGPIOのデータ解析がしにくいのは、作りがいやらしい のかと思ったが、職場の人の話から想像するに、実は、i2c ドライバでの 読み込みタイミングを調整してやらねば、正確に読み書きできていないのかも しれない。

bttv のペイヅへ
Yuji Noizumi<noizumi@tk.airnet.ne.jp>