ある書類

とある書類がわしのところに来たのだが、上司に聞いても一向にどうするべきなのか分からない。

上司の指示というのがこういう感じ。

「○○へFAXしなければいけない」

これだけ。

普通、FAX送信するには、仕事の段取りとして、相手の会社でも担当者が色々居るので、誰宛であるのかという事と、FAXの電話番号が最低必要だが、こちらが動く為の必要最低限の情報を得る為に、上司の次の言葉を待とうものなら、それは永久に得られる事は無い。

また、その書類をFAX送信した後にどうするのかという事も指示は一切無い。
恐らく、一々詰問すれば、答えていただけるのだろうが、その時のやり取りは次のような感じになると思う。

上司:「○○へFAXしなければいけない」
わし:「○○社のFAX番号は何番ですか?」
わし:「○○社の誰宛でどういう用件ですか?」

わし:「FAX送信後にこの書類はどうすれば良いですか?」
上司:「綴じなければいけない」
わし:「どこの棚にあるファイルへどの様に綴じるのですか?」

わしが聞かないと、そこで仕事が止まる。
「この書類は○×の時に△△さんから来て、○○社の□△さんへ△×の件という用件でFAX送信後、この棚のファイルへ綴じて」

と指示してくれれば、どういう時にどうすれば良いのかというのが分かるので、今後、同様の案件があっても、上司の手を煩わせる事も無いし、こちらも助かるのだが、一体、何を考えているのだろう…

ちなみに、やり取りの予想を書いているという事は、現状はもっと違う事になっているという事で、わしが色々詰問すると、上司は暫し考えた後、「○○社が言ってくるまで置いておこう」と、これまた呆れた事になっているのである。

こういう事をやってるから、書類が山程溜まって全然減らず、その内、書類が無くなって聞かれた時に家捜しするハメになるんだな。

20日払い

上司が休むから、一人で頑張らなければいけないと思っていたが、朝出社してみると、上司がいたので助かった。

親会社の人に相談しようと思っていたおかしな伝票は、ウチの会社で払うもので良いとの事で、とりあえず、一安心。

支払いの為に銀行へ行く時に、わしはキャッシュカードを忘れたり、色々とどんくさいミスをやらかしてしまい、上司の事を言ってられません。

金銭出納帳も支払いと入金間違えたり、桁間違えて修正したり、訂正だらけで大層汚くなっていて、もっと緊張感を持ってやらんといかんと反省する事しきりである。

しかし、このミスは大抵17時近くになると頻発して、疲労というものがミスを誘発するというのがよく分かる。慣れない事をやっているから、余計に疲労が蓄積しやすいのかもしれないが、昔の会社の部長が言ってた「拙速は巧遅に勝る」というのは経理の仕事には愚の骨頂だから、落ち着いて、焦らずやる事にしよう。

さらに暇すぎ…

明日は20日払いがあるので、支払い一覧を作成しつつ、支払った後の資金繰りも考慮して、延ばせるものは延ばそうかと思案していると、上司がやってきた。

何やら、「6月分の伝票を仕分けして綴じないといけない」とか言っている。
そんな後でもできるどうでもいい事よりも、明日、上司は夜勤明けで休むのだから、今日しかできない明日の支払いについてのチェックをやって欲しいのだが…

で、わしの机を占拠して、伝票の塊を広げ始めた。
つまり、わしに仕分けしろという事だとこの時は理解していた。

しかし、上司はわしの机を占拠して、6月1日の伝票の束から仕分け作業を開始し、「この伝票はこれ」「この伝票はこれ」とか言いつつ、一向にわしに作業を代わろうとしない。

結局、わしが作業をやるとすると、欲しい情報は、「全部で何通りの仕分け先があるのか?」という事なのだが、6月2日、6月3日…とひたすら上司自ら仕分け作業をすすめていく。

整理に難がある上司なので、他人に仕事の内容を整理して要領やポイントを説明する事ができず、「自分のやってる事を見て理解しろ」という事なのかもしれないが、延々と冗長な作業を見せられる方はたまったものではない。

そして、経理ソフトの出力した振替伝票と領収書の内容をチェックしつつ、時折、「これはこういう経理処理をする」などという枝葉末節のどうでもいい解説をし始めるのだが、わしに伝票の振り分けをさせたいのじゃないのか?

経理について教えたいというのであれば、勘定項目の仕分けに困った時でないと教育効果は低い。たとえば、株式の受け取り配当についてご高説賜ったりするのだが、「これは今年はもう済んでて、1年後に発生したらこういう処理をする」とかいう感じなのだが、わしの頭の中には「時間の無駄」というでっかい文字がぐるぐる回っていた。

自己の株式取引は源泉分離課税にしていたので、別に受け取り配当が発生したところで、一向に困らないのだが、興味無さそうに聞いていたので、上司は「わからんか…」とか言うので、わしは堪りかねて、本来の目的である伝票の仕分けについて、「全部でどういう種類の仕分けをするのですか?」と 問うと、ようやく説明して貰えた。

で、代わって貰えるのかと思いきや、上司はわしの机を占拠したまま、ひたすら仕分け作業を継続し、時折、自分の説明したい経理処理について、ご高説を賜れるという事で、どうやら、わしに経理について教えたいようだ。

その間、わしは上司の横に座り、「ぼーっ」としてるだけ。上司の解説する話にしても、特に目新しいものではなく、知ってる事だったり、経理ソフトで過去の処理事例検索すると出て来るものだったりする。

もっとも、上司もよく分かってない事があって、そういう時は、過去に綴じた伝票から探してきて、解説してくれたりしたのだが、折角パソコンが目の前に鎮座しておられるのだから、経理ソフトで検索すれば速いのに、デジタル化から取り残され、紙と筆記具と電卓の人なんだなあと思想してたりした。

途中、固定資産の売却について「これは○○に売って差益が出たから固定資産売却益を計上する訳」といきなり解説し始めた。そして、「請求書を作らないといけない」と言い出したのだが、「何の請求書ですか?」と問うても答えず、「さっき言った2つの固定資産の請求書」とか言ってて、ワケワカラン状態。

これは、ウチの母親がよく発症する「頭の中で考えた事を言った事にしてしまう症候群」とわしが呼んでいるものか?

整理すると

「(不要の固定資産を売却した。)」
「(売ったのは○○と××の2つ)」
「(その為、売った相手にたいして)請求書をつくらないといけない。」
「さっき言った○○と××」

こういう事らしい。 

母親を相手にしていて経験があるが、相手の頭の中の事を前後の事象から推測して、再構築する作業というのは非常に疲れる。ちゃんと説明しない癖に、なぜか説明したつもりになって、こっちが質問すると不愉快になってスネるから非常に困ったものである。

請求書の雛形が別のパソコンに入っていて、上司はそれを開きつつ、2つ分にして金額を倍にしろと言う。「日付は?」と問うと27日に渡すので27日までならいつでもいいと言う。

そしてそのパソコンはキーボードの上に不要物が山程置かれていたので、キーボードが反応せず、上司は仕方なしに「後でやっといて」と言ったが、わしは即座にネットワーク経由で自分の机のマシンにコピーしてさっさと作成した。

作成日はtoday()関数を放り込み、印字して渡そうとすると、「まだ廃止手続きしてないから今日はダメ」って…「二度手間」「場当たり」という言葉がわしの頭の中をぐるぐる回った。

大体、上司の行動パターンは直前になってバタバタと慌てて行動し、起こった問題に場当たりで対応するという感じだが、事前に計画して準備するという事をしない。書類でも何でも後回しにして、置く場所にも無頓着なので、どこにいったのか分からなくなる事もしばしば。

結局、2時間かけて6月1日から6月30日までの伝票を、上司はわしの机を占拠して仕分けしたが、その間、わしはぼーっとしっ放し。明日の支払いのチェックをやりたいが上司がわしの机を占拠しているせいで、何もできない。こんな事なら、何で上司の自分の机でやらないんだろう…

そして、厚紙をカッターで切り出し、綴じるファイルの作成を始めたが、厚紙を挟んだ書類と共にドリルで穴開けし、たこ糸で縛るというファイリングで、伝票のサイズがA4などの標準的なものではないから、そうしてるのかな?と思って、「大きさに規定はあるのですか?」と問うと、「無い」の一言。

こういう図画工作に30分もかけて6つ綴じていたが、時給換算と時間の有効利用を考えたら、既製品のA4のファイル買った方がいいんじゃねーの?って感じ。

わしが実作業やるようになったら、こういう前例踏襲主義の無意味な非効率は全て排除しようと心に決めた。

しかし、結局、この上司のおかげで3時間仕事にならず、ひたすらぼーっとしてるだけだったが、間接部門のわしの工数を無駄にして、管理職なのにコスト意識ってのはあるのかねぇ…。

で、夜勤明けだった上司は、仕分けが済むと「帰るわ」と言って帰ってしまったが、わしとしては今日の仕事と明日の支払いの伝票チェックを退社時間までの残り2時間で済ましてしまわないといけないので、3時間も無駄にされたのにはちょっとムカついた。

そして、伝票チェックしたら変なのが1つ出てきて、上司が帰ってしまったのでどうしようもないorz

とりあえず、とても頼りになる親会社の経理担当に聞くとしよう。 親会社の人に聞くのは、「身内の恥」を喧伝するようで嫌なのだが、上司の嫌がらせの様な3時間の時間の浪費の結果なのだから、身から出た錆だな。

暇すぎ…

世間では盆休みだろうけど、新入社員のわしにとっては盆は8/15しかない。
今日はやる事が無くて暇だったが、ちょいと頭の痛いエピソードがあった。

何やら減価償却をやらないといけないと上司が宣われ、エクセル開いてDB関数使ってるとか言ってたけど、わしもよく知らないので、解説をしていただけるのかなと思ったら、「使ってる」の一言だけで、Excelで減価償却について償却残とか解説し始めた。

わしは人買いに使われてた時代に、RX-7を事業用として減価償却してたので、減価償却については知ってるが、企業で特権的に使える定率法とかよく知らない。

減価償却の解説で、Excelでうまく説明できないから、何やら帳簿を取り出して電卓を叩いて、数字がこの帳簿と合っているというのをわしに見せてくれるのだが、数字合わせが目的じゃなくて、減価償却をする事が目的だから、必要なデータをくれればいいのに…とか思いつつ話を聞いていた。

わしとしては減価償却するものと取得原価と残存価額とか基礎となるデータを貰えれば、後は適当に調べてやるつもりなのだが、待てど暮らせどデータは貰えず、話を聞いて20分、上司宣わく、「後でやろう」

( ゜Д ゜)ハァ?
そういう事は説明して、すぐやらないと意味無いでしょう。
20分全く無駄に過ごしてしまったわい。

後で、DB関数のヘルプを見てみると、減価償却関数のようだ。
これがあったら、かなり楽できそうだな。上司が解説できなかったのは、多分、以前誰かがExcelで作ったからだろう。

その後、「従業員の平均年齢と平均勤続年数を出せたらやっておいて」という話があって、Excelのデータを渡してもらった。

平均は全部足して足した件数で割れば出るが、ちょいとスマートにやろうと思えば、

=SUM(範囲)/COUNT(範囲)

ってとこだろうか?しかし、以前見たヘルプで、AVERAGE関数ってのがあったから、これが平均を求めるのに使えるんじゃないかなという予感がした。

ヘルプを見ると、

=AVERAGE(範囲) = =SUM(範囲)/COUNT(範囲)

なんて書いてあって、Excelは行挿入や行削除で範囲がズレる事が計算ミスの原因となり易いので、範囲指定は少なければ少ない程良く、更に件数カウントも自動でやってくれるのは便利だ。

それで、元の表は

=SUM()で出した合計への参照/件数(固定値)

という非常に泥臭い方法で計算されていた。件数の増減で一々固定値を書き換えねばならず、 計算ミスを誘発する作りになっていたので、全部AVERAGEに置き換えた。

そして、ちょいと見栄えを良くすべく、罫線で表を作っていると、上司宣わく、

「そんなの暇な時でいいよ」

  ワケ     ワカ       ラン
  ∧_∧   ∧_∧    ∧_∧
 ( ・∀・)  ( ・∀・)   ( ・∀・)
⊂ ⊂  )  ( U  つ  ⊂__へ つ
< < <    ) ) )     (_)|  (_(_)  (__)_)    彡(__)

クビにしてください

わしの会社は結構年配の人が新入社員として入ってきたりするのだが、詳しくは書けないけど、その入ったばかりの人がトンでもないミスをやらかして、「クビにしてください」とか言ってた。

とりあえず、そのミスでは解雇はされなかったけど、自分の反省の意を示す為か「今度やったらクビにしてください」とか言ってて、上司(わしの直接の上司とは違い、至極まともな人)は「そういう問題や無いやろ…」と閉口してしまった。

本来なら、まず反省と謝罪の意を示すのが妥当だと思うのだが、解雇するかどうかは人事権を持つ会社の人間が決める事であって、いくら自分の事とは言え、人事権の無い人間が「クビにしてください」って言うのは、おかしいと思う。

しかし、最近、仕事上では全然腹が立たなくなった。
多分、長い間、韓国ウォッチしてたせいだろうけど(笑)、人ってのは、物事に期待する「あるべき姿」ってのを思い浮かべ、それよりも劣った現状に落胆して立腹するものだ。

韓国人が日本人と同じ精神性であると考えると、実態を見れば「(日本人に比べて)何て非常識なヤツらなんだろう」と最初は腹が立ち、知れば知る程嫌になる。

しかし、たとえば、 犬が電柱に小便をかけるのを見て、人間と同じ様にトイレを使わない事に怒る人がいるだろうか?「犬はそういうものだ」という事を理解しているから、腹を立てる人はまずいないだろう。

外国人にしても同じで、日本人とは違って、街中でタンを吐いたり、ゴミを捨てたりするのが当たり前の習慣なのだから、こういう事に腹を立てるだけ無駄と言うもの。

そういう日本人との道徳の違いというのを理解し、街がタンやゴミで汚れたり、一家惨殺の凶悪殺人事件が起こるのを許容するという姿勢を持つ事が国際理解だと思うのだが、「外国人を受け入れろ」と言っている人達は、そういう覚悟の上で言っているのかねえ…。

話は逸れたが、つまり、最初から何も期待せず、あるがままの姿を受け入れれば、腹は立たなくなる。

わしは経理の素人なので、事前に2〜3ヶ月前に未払い計上したものを実際に支払った後で精算するというのを今日知った。もちろん、上司に教えてもらったのではなく、自分で経理ソフトの過去の処理を調べていたら、そうなっていたから、そういうものだと理解した(笑)。

支払いをした時の経理ソフト処理について、「2〜3ヶ月前に未払い計上してあるので、それの貸方に書いてあるものを、今回は借方へ入力すれば良い」と上司が言ってくれれば楽なのだが、「税金は支払いが遅れると延滞金が掛かる」とか、全体の流れとは関係の無いどうでもいいマクロ的な枝葉しか言わない。

たとえるなら、東京から車で目的地へ行くのに「東名東京ICから乗る」と指示し、「途中のオービスで捕まると罰金とられる」というどうでもいい説明はあれど、目的地について一切言わないようなもの。  

まあ、他人を動かすにあたり、ちゃんとした指示ができるなら、最初からやっているだろうから、そういうものだと思っているので腹は立たない(笑)

10日払い

10日払いの為にExcelで支払い先一覧を作り、銀行別にいくら振り込むかという表を作成して準備していたので、特に問題は無く振り込みは済んだ。

インターネットバンキングが使えるのだが、その口座はメインの入金口座では無いので、預金残高が少ない為、余り多く振込みできない。 

ちょうど、わしが入社した先月の10日はメインの入金銀行へ振り込みカードの束を20枚程持って行って、ATMでひたすら振込みをするという拷問があったが、今回はそれを極力少なくすべく 、振込み先がインターネットバンキングでやっても手数料が変わらないものはそれでやった。

それでも振込みカード10枚の拷問はあったorz
振込みカードは、確かに銀行や口座番号指定する分の時間短縮にはなるが、インターネットバンキングだったら、ATMに並んでいる人に迷惑をかける事もないし、何より、振込みカードの数十枚の束から探すというバカげた作業をしなくて済む。

振込みカードに社名の50音順にインデックスをつけてあればいいのだが、整理に難のある上司なので、当然そんなのは付いてなくて、束からひたすら探すのだ。 もうこんなバカげた事をやりたくないから、インデックス付けたいとも思わないが、上司は「インターネットは虚業だから好かん」とか言ってて、当分拷問は続きそうだから、インデックスつけておくか…orz

作成した表は、振込みをする銀行毎の表に、振込み先によって振込み手数料を自動で計算するもの。同一支店は0円とか他行550円とかいうアレ。

振込みをする銀行の表に項目を追加すると、手数料を自動計算し、振込み金額と銀行から引き落とされる金額を計算するようになっていて、銀行預金残一覧へ即座に結果反映されるようになっている。 

上司が紙に印字したものを電卓叩いて、あーでもないこーでもないとやる30分が、この表だと1〜2秒で結果が出る。

わしは、「○×の振込みが必要」と上司に言われたら、Excelの表を行挿入して、追加し、銀行預金残が即座に分かるように見せていたのだが、なぜかそれでも上司は不安なのか電卓を取り出して計算しようとする…。

非効率なところを改善したら、もっと時間に余裕ができて、他の事も色々できるようになると思うのだが、「いそがしい」と言ってる人や、いつも忙しそうにしてる人は、大抵非効率のドツボにハマってるものだと思う。

仕事には慣れてきたが…

経理というのは、ほぼルーチンワークなので、毎日やってれば大体流れ作業的な仕事になる。

支払い日や20日〆、月末、期末となると別の処理が入ってくるから、また色々と悩む事も出て来るかもしれないが、基本的にどの費用をどの勘定項目にするかというのと数字合わせすればいいだけなので、プログラム作成よりは遥かに楽。

ただ、ちょいと上司に悩まされてはいる(笑)
整理に難のある人で、ラベリングせず、文書を残さない。

わしが大量の伝票を順に処理していると、やってきて、伝票をパラパラめくったりするので、伝票をある程度の束にしつつ、何の伝票の束であるのかをラベリングしたが、その束を並べている順番さえ変えられてしまうので、ラベリング+ナンバリングしないと順番確認の二度手間をやらされるというのが分かったので、以後、そうしている。

上司はラベリングしないので、一々中を何枚か見て確認するというのが習慣になっているのだろう。しかも、元通りに戻さず、順番に無頓着で適当に置く。「あの書類はどこへ行った…」とかいうのは、わしが入社した時からあるので、いつもそういう感じなんだろう。

支払いの日にしても、Excelで振込み金額一覧を作成してあるのに、それを印字した紙に鉛筆で印をつけながら電卓を叩いて、どの口座からどれを振り込むか?などという作業をやっているが、勿論、わしに教える事を目的にしているので無く、上司の頭の中にある問題解決の為に無言で作業をしているので、その間、わしはぼーっとしてるしかない。

Excelに一覧が入っているなら、数字を移動させれば、電卓叩かなくても、どの口座では何社分の振込みが可能であるかというのは、一発で瞬時に計算できると思うのだが、なぜか紙に打ち出した数字を電卓を叩くというスタイルが好きみたい。

一度、按分処理で、例によって紙と電卓でやろうとしてたので、わしは「Excelの方が早い」とさっさと表計算を作ってしまった。その時に鼻で笑われたような気がしたが気のせいか…

その按分した数字を経理ソフトで入力していると、ベースのデータに誤りがあるという問題が起ったが、表計算にしていたので一部を書き換えただけで、瞬時に再計算ができた。

紙と電卓なら、最初から計算しなおしだろうから、二度手間になっていただろう。実は、二度手間になる予感がしていたので「Excelの方が早い」とわしは言っていた訳だが、見事に予想が的中した^^;

わしが仕事で目指すのは、「いかにサボれるか」で、突然、わしが居なくなっても、代わりの人がすぐに仕事を引き継げる状態にするというのが目標だ。

やらなければならない仕事をサボるのでは無く、非効率によりやらなくてもいい仕事、誰でもできるような仕事をいかにサボって、自分しかできない仕事に注力できる環境を整えていきたい。

経理部経理課

会社の名刺には「経理部経理課」って書いてあるけど、部門的には俺1名しかいない。
上司にあたる部長さんは営業部で、経理部長兼任という感じ。

どちらかと言えば、営業部の片手間に経理やってるって感じで、我流でやってる感じがする。俺も経理はやった事が無いので色々勉強中であるが、どちらかと言うと理論的ではなく、実戦で技を盗めという感じの教わり方だ。

まあ、基本的に数勘定をキッチリ合わせればいいと気楽に考えてやることにしている。

経費削減という視点から見ると、まだまだ紙ベースの書類が多くて無駄があるなという気はする。今日も社員の給料と控除額を手計算してノートに記述するという作業をやったが、電卓がボロくてキーを押しても数字が入らないとかで、凄く計算ミスがあり、修正液を使いまくった。

そのノート自体、何の目的で作られているのかよく分からないのだが、部長さんは色々忙しそうにしてるので結局聞けず仕舞い。備忘録なら、表計算ソフト使えば、ボロい電卓でキーが入ってるかを気にしながら計算するより遥かに早いし、間違いも少ないから電子化した方がいいのになあ。

初出社

とある会社に拾っていただいて、今日が初出社。

プログラマでは無く、経理の仕事で、給料は安くなるけど、徹夜休日出勤当たり前のデジタル土方に比べれば、遥かに楽でいいかもしれない。

しかし、事業所が小さくて管理部門が少人数だから、後々修羅場になりそうな気もするので、今後が心配でもある。もう、年齢的に後が無いから、頑張らんとイカンね。