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From: 野泉
<webmaster@noizumi.org>
Subject: 8/15日経朝刊「経営の視点」
Date: 1999/08/16 02:01:34
富士ソフトABCが従業員を5割増やしながら、三期連続最高益を更新だそうだが、
『情報サービス産業は、「数こそ力」で「少数精鋭の陣容では受注を伸ばせない」』
とある。
確かに、ちゃんと組織立って効率よくやるならば、安定した信頼性の
高いソフトウェア資産を蓄積するには「数こそ力」である。
たとえばある会社を例にとると、製造業的視点から
「製品ごとにソフトウェア部隊を分割する」
「ソフトはハードのおまけ」
「ソフトウェアはできるだけ最小限の人員で開発してコストを削減し、
台湾、韓国の安値攻勢に体力勝負で対抗する」
なんて事をやってたりするが、未だにこんな化石生物が生き残って
いるとは驚きだ。
まぁ、今までモノを作って自らの地位を築いてきた人の場合、それを
否定して、目に見えないモノに価値観を置く事は、自らの人生を否定
する事になるから、富士ソフトABCの様にソフトウェアの人材を活用
する事は到底できはしないだろう。
しかし…、自分に降り掛かる災厄でありながら、本当に愉快である(^^;。