What's new Feb. 1998
Feb. 28, 1998
友人のつきあいで厚木へ行く。
本屋に入り、わしは目についたタイトルで「面白そうだ」と思った本をやおら
手に取り、目次を眺めて買うか買わないかを決める。
目次には作者の実力が現れる。面白い本というのは目次も解りやすく、要点を
簡単にまとめてあるから、ここが面白くなければ、九分九厘つまらん本と思って
いい。
しかし、これをまんまと利用して、目次だけやたらリキ入れとる本もある
から時間が許せば本文もつまみ読みするのがより確実である。
で、買った本
- ビルマ戦記 後勝(うしろまさる)著 光人社
ISBN4-7698-0570-5 定価 [本体1942円]+税
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この本はまだ途中までしか読んでいないが、インパール作戦等、
大日本帝国が、無能な指導者達により、負けるべくして負けていく
様が書かれている。現代に通じる事もあり、非常に興味深い。
わしは戦記が好きだ。特にぐ〜の音もでない位に完璧に叩きのめ
されて、かつ、奇跡的に生還し、失敗を冷静に分析したという
この手の本は至極貴重である。
失敗というのは莫大な時間と金と人的資源を浪費する。先人が犯し
た失敗に学び、自分がその愚を犯さないように、また、身近な人が
愚かな事をするのを諌める事ができるように教訓にすべきである。
「戦争は悲惨だからダメ」とか感情論に結びつけて思考停止し、
「臭いものにはフタ」式で闇に葬りさるのは愚か者のやる事だ。
「何が失敗だったのか?」、「どうして失敗する過程に至ったか?」
当時の状況を鑑み、そこにおかれた人間の心理を分析し、自分の失
敗にしないように学ぶ姿勢こそ、「戦争に学べ」なのだ。
- トンデモ本の世界 と学会・編 洋泉社
ISBN4-89691-166-0 定価 [本体1553]+税
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ちらっと中を眺めた程度。
「知っている人が読むとインチキでとんでもない本だが、書いてい
る著者は大マジメ」という本を紹介した本。
パソコンに500円の情報を記録させるのに500円の写真を
PC-9801RXのフロッピドライブに突っ込んどる写真は結構笑える(^^;。
あう、更新情報ではなく、買った本の紹介になってまいまひた〜
m(__)m
Feb. 24, 1998
も〜しわけないっ!わしのリンク集のURLが違うて
た。
論語の言葉にいたく感心する。
「子曰く、忠信を主とし、己の如かざる者を友とすることなかれ、誤てば則ち
改むるを憚ることなかれ」
これは、「忠実と誠実を主要な道徳として、友達を選び、過失を犯したら躊
躇なく改めよ」という事だそうだ。
ずるさを尊び、協調の名のもとに慣れ合って腐っていくことが無いようにし
たいものである。
わしはこれを座右の銘に決めました(笑)
- このページの各ページ更新日付をSSIで表示するようにズボラかます
ようにした:-)
Feb. 21, 1998
う〜ん。「ページ移転のお知らせ」は、ぱとネットのページと株価計算のページに
書いたけど、以前、リンクして頂いた方々にはメイルでお知らせしてない。
すべて、わしの筆不精のせいです。以前メイルでリンクを希望して下さった
方々ごめんなさいm(__)m。3月頭にはお知らせさせて戴きたいと思います。
Feb. 13th, 1998
MSIE4.0をインストールしてトラブルに見舞われる例が多発しているよ
うだが、MSIE3.0からのセキュリティホールやバグ修正の収束状況を鑑みて
も、IE4.0はまともじゃない事は充分予測できたから、わしはインストール
せんかった。
この様に、類似する事象からある物事の予測をした場合、根拠のある信頼できる
結果に結びつくのが必然となり得るわけですが:-)、昨日思わず笑った予測
というのを御紹介いたしませう。
ある会社のある部での話、開発している製品を他の部門に不具合の評価を
依頼するにあたり、課長のKさんは、まだほとんど形になっていない製品を
「3月にできる」と言っちゃったそうだ。
Kさんの部下で、実際に開発に携わるWさんは、これを聞きびっくりして、
真意を質した。
Wさん「なぜ、その時期に評価できるモノができると言えるのですか」
Kさん「わしがなんとなくそう思うから」
この不況下の日本において、こういう博打の様な経営をする会社が潰れずに
あるのは不思議なのですが、それはきっと、「我思う故に我あり」という
やつで「わしがなんとなくそう思うから」あるのかもしれない。:-)
Yuji Noizumi
Last modified: Tue Nov 10 01:44:26 JST 1998