What's new Sep. 1998


Sep 30, 1998
INTERNET Watch 19980930号にNetscapeのバグが紹介さ れているが、
「 対策としては、JavaScriptをオフにするか、キャッシュの容量を0に設定するかの
いずれかの方法が考えられるが、どちらもあまり現実的ではない。」
    
とある。Squid Cacheを使っているわしは 家でも会社でもキャッシュの容量0だ。試しに about:cache すると、

Disk Cache statistics

Maximum size: 0
Current size: 0
Number of files in cache: 0
Average cache file size: 0

The cache database is currently closed

とこれだけだ。ちなみにメモリキャッシュを0にするとアニメgifが 動かなくなったり、パフォーマンスが落ちるからやめた方がいい。

100MBとかとんでもないキャッシュ容量をとってて、とばして泣いている人も たまに見かけるが、経験則で言えばproxyのキャッシュがクラッシュするより、 ブラウザのキャッシュがクラッシュする確率の方が高いので、ブラウザに 大量のキャッシュをとるのは止めた方がいい。
# Windowsならなおさらだ:-)

ブラウザキャッシュなんぞcachedがあれば無用の長物。キャッシュは皆で 共用すればローカルのディスク容量は少なくて済む。 容量0は当り前で現実的なのでござるよ〜。


Sep 28, 1998
会社のお話。

まだ、前に所属していた部門の週報が読めるが、またもやロクでも無い事を 言っているカチョーさんがおる:-)

    > 私自身は次のような観点で考えている:
    >     1)(端末がTELをかけることなく)メール着信を端末に知ら
    >            せる方法が本当にないのか?
    
fjのどこかのNews groupで記事が出てたけど、ISDNの着信識別用のIDを 通信に使おうというネタがあった。

TAには着信拒否機能があるが、事前に一致するIDで無いと電話を取らない ようにできる。つまり、IDは課金なしで相手に情報として伝える事ができる ので、これをメイル着信の合図に使える。
今はアナログの番号通知もあるからISDNでなくてもできるかもしれない。

技術的には簡単なものだ。だが、どこのメイカーもやってない。 そりゃそうだ。 これって「電話のタダがけ」なわけで、メイカーがおおっぴらにこんな事 をすれば、NTT様に睨まれて以後、まともな商売をさせて貰えなくなる だろう。

これを避けるには、無線を使うか、専用線を引く等の解があるが、 現状より、莫大な費用負担が必要な答えはカチョーさんの求めているもの とは多分違うだろう。

このカチョーさんは、以前にも「一つのメールアカウントで複数の人が 使えるようにする」とかいうのも、やるっていきまいていた。わしはやめる よう止めたけど、結局、プロバイダと交渉してあっさり断られた。

プロバイダは会員獲得、つまりアカウントを増やす事により、利潤を得る のだから、「商品一つ買う人に3〜4個おまけしろ」なんて、利益が1/4、1/5に なるような無茶な要求に応じる訳が無い。

普通、こんなのってすぐ解りそうなものだけど、カチョーさんは、相手の 立場というものを考えず、それをやった結果どうなるか?ってのは、 「やってみるまで解らない」という事らしい:-)

わしがいた頃に、「そんなもんできっこない」って言うと 「なんでもやってみるという姿勢が必要」なんて説教されましたです:-)

まぁ、脳味噌筋肉のカチョーさんにとっては、目の下にクマ作って、 ひーひー言って体を動かしていれば、結果はどうあれ、 「一生懸命やっているんだ」と安心できて幸せなんすね。

問題はひーひー言ってるのがカチョーさんじゃなくて部下だというところかな:-)?


Sep 27, 1998
親父の容体がかなり悪いとの事で、9/21〜一週間京都の病院へ看病に行ってた。

父は肝臓ガンで、6年前にもってあと半年の命だと医師に宣告された。 ところが、抗ガン剤の投与により、ガンは小さくなり、殆んど解らなくなる までに回復した。肝臓ガンの5年後の存命率は40%だそうで、今までその少ない 方に父は入っていた訳だ。

このまま、天寿を任うするかに思えたが、そう甘くなく、ガンは頚椎へ転移 し、ガン細胞が首で増殖して骨を圧迫、結果、首の骨の前方が熔け、 中枢神経および、両腕の神経を圧迫しているそうだ。 レントゲンでは6番目の首の骨が写らなくなっていた。

病院に着いて、父を見ると、首の骨が折れないようにフレームの様なもので ガッチリ固定されていて、見るも痛々しい姿になっていた。

呼びかけても、肝機能障害で、アンモニアが脳にまわり、意識が朦朧として いるようで、わしが誰すらも解らん状態だった。

そして、免疫力の低下により、耐性黄色ブドウ球菌により肺炎を起こしていた。 いわゆるMRSAというやつだ。家にその手の本があって、少し読んだが、60歳 以上のMRSA致死率というのは60%を越えるそうだ。最期は内臓機能障害を起 こし、呼吸停止するというのがお決まりのパターンらしい。

点滴が投与されているが、腕の痛みの為、時おり暴れるので、すぐに 抜けたり気泡が入ったりして、看病する側はいつも気が抜けない。それと 首を固定しているフレームが暴れる事でベッドの鉄の部分に当たりはしない かとも気を使い、とても疲れる。

それと、鎮痛の為にモルヒネも点滴と一緒に投与されているせいか、 頭で勝手にお話を作りあげて、行動しようとするのが困る。 突如、「親戚の子供が死にかかっている」とか言い出して、すぐにここから 出るから体を起こせとか言うのである。

母などは、こういう「寝言」は放っておくクチで、おまけに話を最後まで 聞かないので、父を怒らせ、夜中なのに大声出して近所迷惑な状態にして しまう。

わしは悪魔なので:-)、父の意識が朦朧としているのをいい事に、目が ハッキリと開いている状態の時は、父の話の内容に即して、質問して 考えさせ、そして目がトロンとなったのを見計らって、催眠術のような 口調で父を眠らせてしまう。意識混濁状態なので、素人のわしの催眠術でも 面白いようにかかる:-)

ある夜、看護婦が丁度見回っている時に痛みを訴えだし、病院にいるくせに 「119番を呼べ」と父が騒ぎ出した。目を覚ます度に自分が病院にいる事を 忘れて勝手にお話を作るから始末が悪い。

騒ぎを聞きつけて看護婦が来たが、「夜の二時なので多分来ない」とか 言ってしまった。

わしは、「救急車が深夜だから来ないなんて事あるか!?」って内心 ツッこんだが、案の定、父は納得しなかった。いくら、モルヒネでラリって 支離滅裂な事を言っているからといって、こちらが適当な嘘を言えばすぐ バレる。論理的に説得力のある嘘でないと信じないのだ。

「おかしいやないか!?」とさらに騒ぐのでわしがバトンタッチして、 「ここは病院や!病院やのに119番せいちゅう父ちゃんの方がおかしい」と 言ってやると、「え?」と怯んだので、父のおかれている状況をとくとくと 説明し、納得させて、やっと痛み止めを投与させる事に成功した。

その後、父の容体はだんだん良くなり、わしが催眠戦法を使うと、 母に向かって、「雄嗣が医者の真似してだましよる」と言うようになった。 もうあの手は使えない。困ったもんである。
# どっちがじゃ

そして、「のどが渇いてしょうがない。ジュースくれ」と色々、飲物を 口にするようになり、点滴も要らなくなるまで順調に回復しきたので、 わしは小田原へ戻ってきた。

これからは週末は京都へ行こうと思う。関西にいた時にはでけへんだ八つ橋の 食べ比べをするのだ:-)。

Sep 17, 1998
会社でのお話。

ネットワーク管理部門からわしが管理するサーバの「設定を見直せ」と 言うて来た。

以前からルータのルーティング情報が狂って「お外に出られない状態」が よくあるのだが、どうやら、その原因がわしの管理するサーバにあると 言いたいらしい。

しかし、「設定を見直せ」だけでは何の設定なのかよう解らん。
何か根拠があるのかと言えば、証拠の提示も無い。

まぁ、わしはボランティアでサーバ運用やってるので、会社から給料を 貰いつつロクな働きをせん情報管理部門の奴らを批判するのだが、 奴らにしてみれば目障りこの上ない事だろう。
だからと言って、この法治国家である日本で罪科を問うのに、証拠無しで、 「勘と当てずっぽう(と情報管理部門の期待)」で人を陥れようというのは 許せん。

わしは原因究明する事にした。

動的ルーティングを狂わせると言えば、RIPの類だが、わしが作ったサーバは、 routedもgatedも動かしておらず、staticなルーティング設定なので、原因が あるとは考えにくい。

要はRIPを吐いてる馬鹿を突き止めればいい訳で、

tcpdump -i eth0 port 520

とやってパケットモニタリングしたところ、RIP吐いてるアホマシンを 発見した(--#。

このログはとってあるが、わしを陥れようとした罰として、情報管理部門には 結果を教えてやってない:-p

こういう明確な証拠を元に「設定を見直せ」ちゅうなら解るけど、 情報管理部門には論理的思考と客観的検証能力というモノが全く無いらしい。

いや〜、話題に事欠かない楽しい会社だ。入社して本当に良かったな〜:-)

Sep 16, 1998
会社でのお話。

相変わらず、旧所属部門のカチョーさん、声を張り上げて何か言ってる。

「だから!Mくんはどう思う!?これで通ると思う?」

わしが前にいた部署のカチョーさんは、尊大で横柄、体育会系のノリと 体力勝負が大好きだ。もはやわしには全く何の関係も無いが、同僚の M氏には 同情を禁じ得ない:-)

同僚の M氏は事無かれ主義者で、言われた事を言われた通りにやるカチョー さんお好みのタイプ。

しかし、わしが過去にカチョーさんに意見具申した時は、 「おまえが決める事じゃねぇ」と言うてたのに、今度は部下の平社員に、 製品リリース判定会議の事を聞いている。

参謀役というのはイエスマンでは勤まらないから本当に部下の意見を聞きたい 訳でなくて、責任を回避したいか偉そうにしたいだけだろう:-)

「5回に1回、1/5の確率で障害が出るのは通るとは思えん」

ほう、わしが過去に7回の内5回障害が出るって言った時に、 「なんだ、それだけ?」と言った者とは思えん変わりようだ。

まさか、 5/7 → 1/1.4 と分子を 1 に通分して、「○回に 1 回」と 言わないと感覚が掴めんとか?:-)


Sep 15, 1998
敬老の日。相変わらず車転がす。やっと理想の峠を見付けた。

勾配も急でなく、センターラインがガタガタしてない。棒を出っぱらせる という嫌がらせもされてない:-p。
ただ、コーナーに無数のスリップ痕とタイヤカスが一杯散乱しているので、 夜は相当走り屋が来ているのだろう。

スリップ痕を観察してみる。
まず、ガードレールの手前に逆L字型が二本。これはガードレールに激突し、 そのままガードレールに沿ってスライドしたのだろう。

コーナーの手前で、円を描いているのは単にスピンだろう。

真新しいガードレール手前で最後がうっすらと消えている…。
# ちなみにガードレールの向こうは谷底

…考えるのはよそう(--;
Sep 12, 1998
CASAで 朝食兼昼食を摂った後、「そう言えば、TRUENOのリアウィンドウって 外側にフィルム貼ってあるので、塗るタイプの発水剤では傷がいくなぁ… スプレータイプのやつあらへんかな?」と思いだし、 隣のYellow Hatへ行く。

あった。で、「あめんぼう」ってやつを買う。
ついでに、他のコーナー見て回ってると、レーシンググローブとかいうのが あったので、何の気無しに手に取って裏の説明書き見てると、

「◇ナウい使用方法」ってのがあって、グローブの指先を引っ張って脱ぐ のが×で、手首のあたりからめくり上げるのが○という絵が書いてあった。

「ナウい」…。こんな言葉をまだ使っているものがあったとは!?

わしはハートをわし掴みされ、つい買ってしまった(^^;。
# 2,000円足らずと安かったし。

「あめんぼう」の方であるが、カンカン照りの中、ガラスやドアミラーに 噴霧して放っておいたら、垂れてネバネバして固まってる。

雨が降っていると適度に流れていいのだろうが、これでは非常に見づらくて しょうがない。即刻濡れたボロTシャツで拭き取った。


Sep 09, 1998
さて、車の慣らしも終了したので、エンジンやマフラーに溜ったカーボンを 吹き飛ばす為、高速で全開走行開始。

ん?なんで追い越し車線にトラックが列なして走っとんじゃ〜?
う〜、踏めん。


よし、空いた。
5000…、6000…、7000回転、6速へシフトアップ&アクセルベタ踏み!
「グオォォ…がく〜ん!]
アクセルベタ踏みなのに、いきなり減速感と共に前のめりになる。
エンジンブロー!?まさか???

タコメーターで、回転数は確認していたが、まだ、最高出力の7800回転も いってない。
8200回転で燃料カットするはずだから、そう簡単にブローするわけがない。
ふとスピードメーター見ると、ん?目盛が無いところ指してる(^^;

なるほど!これがスピードリミッタというやつか!?

HAMANAKO S.A. とか感心してる内に、こんなとこまで来てしまった(^^;

三ヶ日で降りて、浜名湖パークウェーを走る。
料金所につくと、人がいない。なんと、夜中は無料道路なのだ。 なんておおらかなんだろう。

当然、帰りもタダ乗りだ。:-)


Sep 08, 1998
調子こいて車で峠をガンガン登っておりました。

「おし、この辺でカーブは終る」とアクセルがんと踏む。
「あれ?まだカーブが続いとる…」

まぁ、リアタイヤが「きゅきゅきゅ」と鳴る程度で曲がれるやろ…
「ぎゃ〜(タイヤの鳴る音)」お!?

この瞬間スローモーションモード。
おや?迫る右側のガードレール
さらにハンドルを左に切るが、手応え無しで右へ流れていく???
おお!これが四輪ドリフトなのか!?

とか考えている内に、次の瞬間、グリップが回復。
左に切りすぎたハンドルに従って、左へ急速回頭。
今度は迫る左側のガードレール

カウンタをあてておくべきだった。と悔やんでも仕方が無い。
生まれて初めてのとっさの出来事に、体は知識に追従できるわけもない。

必死でハンドル右へ切る!「がっしゃ〜ん!」…
とはならなかった:-)

死ぬ程こわかったが、なるほど!これが「おつりをもらう」ってやつか!?
危うく車をまた再入院させるとこだったでござるよ〜(T^T)

Sep 07, 1998
車がかえってきた。修理代は¥94,059ナリ。

修理前にディーラの人は「安く済ます」と言うておったのに、結局、 フロントバンパの修理は¥28,455もかかっとる。

今日行って、「安く済んだ」とディーラの人は言うておったが、フロント バンパーの取り替えは3万くらい(たぶん工賃別)だそうやから、たいして 変わらんやんけ。

色さえあれば、ホルツの補修キットで自分でやるのだが、滋賀の模型マニア の友人曰く、色が無い場合に自分で配合する場合、メタリックは難しいそう だ。

自家修理だと、高くて数千円で済むのだから、安いと言われてもやっぱ高い。
しかし、さすが、プロの修理だけあって、跡が全く解らない。
自分でやれば、明るいところで見ると確実に修理痕が解る程度にしかできな いだろうから、まぁ、値段相応といったところか。

でも、ディーラへ行くと必ずコーヒー出してくれたりするけど、 「高いコーヒー代」になっとんのやったら、かなんな。

ディーラから帰る時、「ありがとうございました。またお世話させていただ きます」と言うので、「また、修理でというのは嫌ですよ」とツッコんだら、 「いや、今度はいい事で」と苦笑しておった:-)

わし、なんでもツッコミたい年頃なんですわ:-)

Sep 06, 1998
土曜に車の修理完了予定だったのが、フロントバンパの為、月曜に延びた。

今、代車がスプリンターなんやけど、これで出かけてぶつけたらかなんので、 通勤だけに使うてます。

戻って来たら、あと100kmちょっとで慣らしは終了だから、高速で全回走行 してエンジンとマフラーに溜ったカーボンを吹き飛ばすのと、レーダーの オービスを探知するのだ:-)

Sep 02, 1998
会社でのお話。新しい職場でのグループミーティングに出た。

ちなみに前の職場では、わしが居た内の最後の3年間は一度も定例 ミーティングというのは開かれた事なんか無い。
# まぁ、「トップダウン方式はすばらしい」そうやから、
# ゴミの様な平社員ふぜいの戯言なぞ、聞くに値せんっちゅうことやろ:-)

これに比べれば、今の職場ではメンバ間の意志疎通に関して、いかに注意 しているかという事がよく解る。

問題は内容であるが、単に下らない連絡事項だけなら、メンバの時間を無為 に拘束しているだけなので、意味が無いが、トップの決定事項などの情報で 差障りの無いものの解説もある。さすがだ:-)

そして、終りに、「今日の勉強会は無し」と課長が一言。

「へ?勉強会?」と聞くと、何やらグループ内でやっている事が違うので、 開発で学んだ事を互いに教え合うという事をやっているらしい。

わしにはインターネット関係の事で、いつか講師をやってくれと言われ、 そして、「特にハマった事を紹介して、他の人が同じ落し穴に落ちない様 にして欲しい」と課長は付け加えて言った。

う〜ん。すばらしい。

わしの価値観と合致する。ミスの拡大再生産を防ぎ、メンバ各自が持って いる技術力も解る。そして能率を上げようという姿勢には非常に共感できる。 職場が変わって、外出が増え、忙しさも倍くらいになったが、本当に 良かった。


Yuji Noizumi
Last modified: Sun Dec 20 01:58:20 JST 1998