【朝日新聞】在韓フィリピン人5万人、日本へ避難検討 砲撃事件受け

http://www.asahi.com/international/update/1126/TKY201011260552.html

フィリピンのラシエルダ大統領報道官は26日、韓国と北朝鮮の緊張がさらに高まった場合、韓国に滞在する5万人以上のフィリピン人を日本に緊急避難させることを検討していることを明らかにした。現地の報道によると、すでに日本政府に一時滞在を認めるよう打診しているという。

ラシエルダ報道官によると、北朝鮮の砲撃事件を受け、アキノ大統領が朝鮮半島の緊急時の対応を検討するように指示した。韓国にいる5万人以上のフィリピン人を直接帰国させるのは困難なため、朝鮮半島に近いフィリピンと友好関係のある国への一時避難を検討した結果、日本に白羽の矢が立ったという。

内容の是非はともかく、国家の危機管理とは、有事の際に国民の安全をいかに守るかという事であり、フィリピンが在外邦人の安全の担保に勤めるというのは非常に正しい姿勢である。

翻って、今の日本政府は、「情報しゅーしゅー」とか「万全の体制」とか言っていたが、自衛隊に出動待機命令も出して無いし、北朝鮮が38度線を越えて侵攻した場合など、全く考えてもいないだろう。

その場合、当然ながら、京城に取り残された邦人をいかに救出するかという事が問題となる。

敵の最前線から数十キロというまぬけな立地の京城で、仁川空港、金浦空港共に北朝鮮攻撃時には即座に使用不能となるだろう。

そうなれば、イランイラク戦争時の教訓で導入した政府専用機は京城に近い空港に着陸できず、空港が安全に使用できる状態を想定したこの飛行機は全く役に立たない。

しかし、日本には海や湖に着水できるUS-2という飛行艇がある。これを使えば、港や大きな河川に着水し、邦人の救出が可能だ。

ただ、戦闘区域へ護衛機も付けずに単独で飛ばすなどというバカな行動は有り得ないので、戦闘機の護衛を付けたUS-2を飛ばす事の事前了承を取っておくとか、韓国空軍に護衛を依頼するとか安全確保の手段が必要だ。

もちろん、菅政権はこういう事まで頭が回らないだろう。何せ、砲撃事件の真っ最中に、官邸で国会対策副委員長と仙谷、馬淵の問責決議をどう乗り切るかと自分達の保身の事ばっかり一生懸命話していて、万が一の邦人救出なんて1ナノミリすら考えていない。

村山の時もそうだが、売国サヨク政権の時に、必ず、国民に大きな犠牲が出る。元々日本が嫌いでしょうがない人達だから、これは偶然でなく必然であり、こういう日本が嫌いな人達は、投票した人達と一緒にとっとと支那か北朝鮮へ移住して貰いたいものである。