日本の内閣府は20日、日本の第1四半期(1-3月)の国内総生産(GDP)が前期比0.6%増加したと発表した。市場予想(0.4%)を上回る数字だ。設備投資が0.4%増加したことが原動力になった。円安で企業業績が改善し、積極的に設備投資が行われている形だ。
一方、韓国開発研究院(KDI)は同日、今年の韓国の経済成長率予測値を3.0%に下方修正し、公共改革、労働改革などの構造改革が遅れれば、2%台に低 下しかねないと警告した。ソウル市の政府合同庁舎で同日開かれた経済関係閣僚会議で、日本の安倍首相の成長戦略がテーマになった。チェ・ギョンファン副首 相は席上、「日本は農業、医療、観光分野での規制改革が軒並み成果を上げている。事を誤れば、好調な日本、低迷する韓国へと立場が入れ替わる可能性があ る」と危機感をにじませた。
情報源: Chosun Online | 朝鮮日報
インフレターゲットと金融緩和、公共事業による景気拡大で日本企業が積極的に設備投資を行なっているのに、それを「構造改革による成果」とかアホな事言うてます。
構造改革は供給不足でインフレになった時に、規制緩和を行い、業者の参入を促し、競争激化により供給量を増やすのと価格低下によりインフレを軽減させて経済成長させるというもの。
デフレ化政策なので、勿論、デフレの時には絶対にやってはいけない政策で、安倍政権は何かのしがらみがあるのか知らないが、デフレなのにこれをやり、アベノミクスの足を引っ張っている。
南鮮政府モドキがやるべきは、金融緩和と公共事業拡大による内需振興が景気回復の第一歩だ。
しかし、南鮮政府モドキには公共事業による内需拡大をやろうにも金が無いし、金融緩和をやろうものなら、金利低下で外国の投資資金が逃げ、「IMF通貨危機の悪夢が再び」となるのでできない。
にもかかわらず、「構造改革」などと言ってるのは何の冗談か知らんが、自殺願望でもあるのか? 🙂
今の世界不況の中で、外需頼みの南鮮の経済を良くしてくれる状況は、景気の良い国が南鮮の製品を大量に購入してくれる位しか救いが無い。
輸出で稼ごうにも、南鮮は日本と競合する製品を作っているので、ウォン高では日本製品と競争なんかできないし、日本には喧嘩を売ってるので製品が売れない 🙂
これってどう考えても救いようがない状況で、王手飛車角取りみたいな完全な詰み状態なのだが、奇跡が起きるのか生暖かく見守りたい(笑)