Let’s note CF-W2 Ubuntu10.10 grub-pc設定

Synaptic パッケージマネージャで grub-pc を選択すると、grub(legacy version)が削除され、新しいgrub version 2になる。

Windows 7を使用しているパソコンでセレクタブルブートにする場合は危険だが、わしの場合は、USB接続したハードディスクでブートしているので、問題が起これば取り外せばOK。

menu.lst 経由で起動(チェーンロード)しますか?

なんて聞いてくるが訳がわからんので「ヘルプ」のボタンを押すと、旧設定を利用してGRUB2を起動するとの事で、トラブル回避にはお勧めらしい。
で、うまく動いているようなら、

# upgrade-from-grub-legacy

とやれば完全移行できるそうな。
grub2で便利なのは、USBブートに設定してても、内蔵HDDのWindowsをメニューに設定できて起動できる事。

今まで、USBメモリや、USBのHDDを引っこ抜いてWindowsを起動していたのが引っこ抜かなくても良くなるのだ。

チェーンメール

こんなメールが転送されてるのに今気づいた

> ■お願い■
> ・
> 関西電力で働いている友達からのお願いなのですが、本日18時以降関東の電気の備蓄が底をつくらしく、中部電力や関西電力からも送電を行うらしいです。
> ・
> 一人が少しの節電をするだけで、関東の方の携帯が充電を出来て情報を得たり、病院にいる方が医療機器を使えるようになり救われます!
> ・
> こんなことくらいしか関西に住む僕たちには、祈る以外の行動として出来ないです!
> ・
> このメールをできるだけ多くの方に送信をお願い致します!

詳しくは書かないけど、内容が極めておかしいです。
で、関西電力のページで確認

○このたびの東北地方太平洋沖地震により被害を受けられた皆様に心からお見舞い申し上げます。

○今回の震災復旧に際して、当社名でお客さまに節電に関するチェーンメールを送ることはございませんので、ご注意ください。

○当社はお客さまへの安定供給を維持した上で、11日夕方から、電力各社と協力しながら最大限可能な範囲で電気の融通を行っております。[注]

○平素より皆さまには省エネ・節電にご協力を頂いておりますが、今のところ、お客さまに更なる特別な節電をお願いするような状況にはございません。

[注]東日本と西日本では、電気の周波数が違います。従って、関西電力の電気を
東日本に送るには、周波数を変換しないといけません。この周波数変換施設
の容量には上限があります。

という事でチェーンメールには注意しましょう。

Let’s note CF-W2のUbuntu 10.10再構築

サポートされないパッケージ削除をしたせいだと思うが、ZoneMinderがサックリ削除されていた。

Ubuntu 10.10にパッケージがあるので、zoneminder 1.24.2-7ubuntu1を入れる。
xawtv でビデオデバイスがちゃんと動くかテストしようとしたら、segfault で起動せず。

カメラは韓国製の赤外線カメラだが、v4l-info でZoneMinderの設定情報を得る。

という事で、ZoneMinderの設定は次の通りに

デバイスは/dev/video0、デバイスフォーマットがPAL、取り込みパレットがYUYV。

韓国製赤外線カメラはこれさえ合ってれば取りあえず画像は出るようになる。

カメラは上下逆さまに取り付けているのでオリエンテーションは反転。

Ubuntu9.04→9.10→10.04→10.10アップグレード

Let’s note CF-W2 にUbuntu9.04でサーバにしているのだが、以前、9.10を試しに入れたら、新型ビデオドライバが Intel Chipset に厳しく、X Window表示が酷い状況になり、結局、9.04のままじっと我慢していた。

で、9.04の最終アップデートで、ビデオドライバを新型にされたせいか、GUIにできなくなってしまった。

まあ、サーバにしてるから別にGUI要らんけど、サポートされなくなってプログラムがどんどん古くなるし、セキュリティ的に問題が出てくるだろう。

Intel Chipset のビデオ表示でアップグレードをためらっていたが、これでは 9.04 のまましておく意味が無いのでこちらを参考に一挙にアップグレードを行う事にした。

アップグレードは設定をいかに引き継ぐかが課題となるが、今はVirtualBoxで仮想マシンを立てるのも楽だし、9.04の設定ファイルは基本的に変更無しにそのままにし、サポートされなくなったパッケージは削除、後で入れなおしと、最新バージョンの設定ファイルを見つつ、調整するってのでイケるだろう。

9.04→10.10に一発ではできず、段階を踏まなくてはならない。
まずは、9.04→9.10へアップグレード。
GUI使えないし、置き場所が手の届きにくい場所なので、Windows7のPuTTYからsshで繋いでリモートで

なんてやった。

ご丁寧に「sshでやると万が一の時に復旧大変だぞ、それでもやるのか?」と警告が出て、「うん」と答えると、「念の為にport 9004でもう一つssh待ち受けするから、繋がらなくなったらこっちで入れ」という手順になった。

実体験に基づき、かゆい所に手が届く実に見事な配慮だ。実際はマシンは目の前にあるのだが、リモートアップグレードも一応できるんだな。これ作った奴は神!

アップグレードしてると、時折設定ファイルを置き換えるか?と聞かれるので次の様に返答。
/etc/mysql/my.conf  N
/etc/alsa-conf     N
/etc/scim/config  Y 日本語変換はAnthyになってるし置き換えてもいいだろう。

プロプラエタリビデオドライバ関係
/etc/ati/amdpcsdb.default Y
/etc/ati/atiogl.xml N (間違えて押した)
/etc/ati/control Y
/etc/ati/signature Y
これは、ハードディスクをdellのマシンに繋いでいた時に入ったやつかな?これは置き換えてもOK

/etc/dovecot/dovecot.conf 現在インストールされてるローカルバージョンを保持

で、「システムのアップグレードには再起動が必要」という事で再起動したら、あっさりと起動。何の問題も無くGUIで立ち上がった。

次に、9.10→10.04へ
折角なのでGUIで実施。アップデートマネージャを起動すると、「Ubuntu 10.04にアップグレードできます」とあるので、ポチっと押す。

聞かれる事は9.10へアップグレードした時と同じだが、
/etc/kernel/header_postinst.d/dkms N

と、DKMSの初めて質問があった。

アップグレードが完了して再起動すると…、GRUBの画面の後、ハングアップ 🙁
ping に応答しないのでとりあえず電源ぶち切り。

リカバリーモードで起動して、文字化けだらけのメニューから、「grub…」という項目を選んで、その後、resume ってやったが、GUIにならないので、そのままコマンドラインでログインした。

/etc/update-manager/release-upgradesを編集し、Prompt=normalにして、
sudo do-release-upgrade 実行。

設定ファイル上書きについては、10.04で聞かれる事と同じで、無事アップグレードが終了。

後はどの程度、システム整合性が保たれているか調べんといかんな。

Windows 7 Professional 64bitこうにう

DSP版買った。amazonでメモリとの抱き合わせで15,000円弱。
単品で30,000円するWindowsも、PC付属品扱いだと半値以下になるから、単品でなんて買ってられない。

パイオニアのAVIC-ZH9000の地図データ転送ソフトがWindowsでしか動かないから仕方なしにWindowsを起動しているが、わしはLinuxメインで使用していて、一々Widowsに切り替えるのが面倒くさい。

VirtualBoxで動いたら、Windows要らなくなるから今のノートパソコンから駆逐して Linuxオンリーのマシンにするぞな。

ddclientの罠

ログを見てたら、ddclient がプライベートアドレスを登録しにいってやがるので、なんで!?

と思ったが、会社からVPN接続カマしてる時間と一致してるので、ピンと来て、/etc/ppp/ip-up.d/を見たらddclientってのが居やがりました。

まあ、ダイヤルアップしてる人なら、ppp接続時にIPアドレスが付与されるので、それをダイナミックDNSに登録してくれるってのは有難い機能だわな。

しかし、わしの場合は、PPTPでpppdが起動しているので、余計なお世話だ。これをさせないようにするには、 /etc/default/ddclient の中の

run_ipup=”false”

で止まる。

PPTP設定

Windows のVPNでppp(Point to Point Protocol)を使ったPPTP接続ってのがあるので、家のLet’s note CF-W2に入ってるUbuntu 9.04に設定する。

ここを参考にさせていただいたが、設定は簡単過ぎるので書く事が余り無い。

ubuntuがクライアントになってるけど、会社の10.10じゃ家のマシンに接続できなかった。Windows7ならあっさり繋がる。

ただ、Windows側の設定で、PPTP接続を default route にすると、パケットが全部VPN経由で出て行く事になって、会社なんかでLANに接続できなくなるから、その辺りの設定をうまくニギらないといけない。

samba-serverを入れて、wins serverにして、/etc/ppp/pptpd-options に
ms-wins 192.168.11.5

なんて書いてやると、家のマシンがwindowsから見えるようになる。
会社に居ながら家のネットワーク網が使えるってのは便利。

Windows7 SP1 更新

Windowsという名前の「再起動OS」で、SP1という名前のバグパッチが出ているので、手動で選択して更新を実行するも、エラーコード80004005とやらで失敗する。

14回も失敗を繰り返すのはどんだけアホやねんという気もするが、更新→失敗→再実行→失敗…という腐れOS提供メイカーの提示する指示に従うと、延々と時間を浪費するプロセスへ永久ループを余儀なくされる。

このまま無意味なルーチンワークをしていても仕方がないので、ヘルプに出ている”WindowsUpdate_80004005 WindowsUpdate_dt000″ のキーワードで検索してみると、色々出るが、ピッタリの事例は無いようだ。

フォーラムでWindows7の関連トピックを検索してみて

1) Microsoft ダウンロードセンターから手動でDownload/Installしてみてはどうでしょうか。
【 Windows 7 および Windows Server 2008 R2 Service Pack 1 (KB976932) 】

http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=c3202ce6-4056-4059-8a1b-3a9b77cdfdda&displayLang=ja

というのがあったので、見に行ってみると、マイクロソフト的には「ファイルをダウンロードせずにWindowsUpdateでやりやがれ」というポリシーのようで、

Windows 7 の Service Pack のインストールに関する問題のトラブルシューティングを参照してください。

と書いてあるので、見に行くと、

この問題を解決するには、まずシステム更新準備ツールをダウンロードし、実行します。システム更新準備ツールは、Windows の更新プログラムや Service Pack のインストールを妨げる可能性のある問題を修正するために利用できます。このツールのダウンロードおよび実行に関する説明については、「システム更新準備ツールとは」を参照してください。

とあるので、システム更新準備ツールを落としてインストールした。

それでWindowsUpdateでSP1を選択して更新すると…やっと成功。

マイクロソフトはオンラインヘルプを用意してるが、そこに「システム更新準備ツールを使えば?」と表示するだけで、こんな冗長なWebの旅をしなくても済むんだがねえ…

ddclient

Dynamic DNSサービスを利用していて、知らない内にIPアドレスが変わってる事がよくある。

友人がIRCに来たりするのだが、「来ねえな…」と思ってると、IPアドレスが変わってたという具合。

調べると、IPアドレスを定期的に調べて、Dynamic DNSのサービスに自動登録してくれるツールがあるようで、 ddclient ってのがあった。

Ubuntu 10.04にあるのかな?と Synaptic パッケージマネージャで調べてみると、あったので早速イソストール。

入れる時に色々聞かれるので、素直に答えると設定完了で、daemonモードで常駐して、定期的にDynamic DNSサービスのサイトに接続に行くようだ。

しかし、/etc/ddclient.confに生パスワード書かれているのがちょっといただけないな。