▲ Jul. 31, 1999 証券会社手数料自由化 |
証券会社の証券委託手数料が10月から自由化される。
今までオカミの決めた一律の手数料であったものが、各々証券会社の裁量 で安さを競ったり、サービスで勝負する事ができる様になるので、証券会 社の手数料体系は今後、多彩な形態を取り得るだろう。
しかしながら、こうなると手数料率が各社まちまちになってしまう ので、わしのJavaScriptによる株価計算も できるだけ簡潔で、この多彩な手数料体系に対応できる様なうまい実装方法 は無いものかと思案中であるが、根本的解決策には至っておらず、 このままでは閉鎖もやむ無しと考えている。
まぁ、わしとしては面倒な計算を、自分が楽にできる方法を作り、
それを公開しているに過ぎないのだから、ご支援していただいている方に
は申し訳無いが、はっきり言って、手数料自由化後、わしさえちゃんと
計算できればそれでいいと思っている:-P
▲ Jul. 27, 1999 株式投資 |
前に買った株がようやく買値付近に戻ったので、売りに出しているが、 なかなか売れず、難しい。株式売買シミュレーションとは違い、値段が 自分の予想通りになったとしても、実際に売買されたのが、他人の株で、 自分の株が売買できなければ、お話にならない。
わしの株の成績は素晴らしいものがある。運の強さはピカイチで、株を 始めて1年めで、買った株の会社が倒産するとか、買おうと思って注文しても 買えず、それが後に5倍に値上がりしたり等、凄惨を極めている:-)
一時は手持ち株の時価が、全投入資金の 14% になるという目も当てられない 状態で、例えると100万円の預金がいきなり14万円になったというところ だろうか。
さすがにこれには自暴自棄になって「人生楽しまな損やんけ」という訳で、 昨年車をローンで買った次第である。
株式は、源泉分離課税なら、いくら莫大に利益があろうとも、売却価格の 1.05%の税金を払うだけでよい。サラリーマンに残された唯一の夢の制度 であるが、これも2001年4月からは、申告分離に一本化する等という愚かな 法案が既に1997年に可決されており、今は移行期間だそうだ。ちっとも 知らなかった。
不利な税制になる前に株を売り払おうとする人も増えるだろうから、 2000年には駆け込みの新規公開企業ラッシュになるかもしれない。 経済学の初歩であるが、需要と供給の関係で考えれば、供給が増えれば、 価格は下落する。これは株でも同じ。増してや、株を買う人も今後、 不利な税制下での売却をさせられる事を嫌い、買うのを控えるだろう。
このままでは、2000年〜にかけて日本の株式市場は大暴落するかもしれん。 政府も今の内に儲けようと、政府保有のNTT株の売却をしたがっている ようだが、暴落に一助する事だろう。
そうなれば、ただでさえ、雇用状況が悪いのに更に輪をかけて景気が悪化 するだろう。何とも暗い日本の未来であるが、これがとりこし苦労だと 願うばかりだ。
▲ Jul. 07, 1999 i モード人気 |
CNETに
「iモードの産みの親、おおいに語る」なんてのがある。
NTT DoCoMo の i モードは結構人気みたいやね。
i モード端末には Compact HTML Browser が付いているが、 Compact HTMLと言えば、半年前にわしが仕事で調べたメモがある。 以下その抜粋。
【参考】 access社は以前、「家電用Web page作成ガイドライン」なるものを提唱 していました。 低解像度や色数が少ない非PC機であるWPやTV等でも表示できるコンテンツ にしましょうというのが内容の趣旨ですが、Compact HTMLもそれに似た ような提唱だと思います。 パソコン主体でWeb Pageのコンテンツ製作する者にとっては最低 640×480の256色でレイアウトやデザインを考えていれば良かったものが、 PCに比べ、少数派のWPやTVの為に、更に狭い領域で且つ色数まで限定されて 表現力を落とさせられるというので、世の中には受け入れられませんでした。 Compact HTMLの場合は、NTT DoCoMoが携帯電話に標準でCompact HTML ブラウザを搭載した場合、普及の可能性はあります。
当時のわしの考えとしては、Compact HTMLの仕様のヘボさから、はっきり 言ってよほど用意周到に準備して、魅力あるサービスを用意するか、 マイクロソフトみたいにバラまき戦法を採るかのいずれかの方法でしか、 Compact HTML を普及させる方法は無いだろうと考えていた。
まさか前者の手段を用いて、ネットバンキングができる様にするとは、夢にも 思わなかった。まぁ、NTT DoCoMo にしてみれば、Compact HTML は一手段に 過ぎず、普及なんかどうでもいい事だ。
あくまでも、「端末が売れる為には」という視点で、手段に因われず、 万全の作戦を立てたという事で、これだけ戦略的に勝つ算段がなされて いれば、戦術面担当者はやりがいがありそうで、うらやましい限りだ:-)
技術的に劣るものをちゃんと売れる商品に仕上げる為、用意周到に 2 年半の 歳月をかけてるあたり、NTT DoCoMo の作戦立案能力は素晴らしいとしか 言いようが無い。
しかし、NTT DoCoMo には先発の同じパケットサービスで DoPa なんてのが あるが、これの専用端末なんて、鳴かず飛ばずで、はっきり言って全然 売れてない。
インフラだけ整備して、「はいおしまい」と、需要を喚起する為の戦略的 思考に欠けていたからだろう。
CNET の記事を読めば、なんとなく、DoPa を皮肉ってるような感じがするが、 愚かな失敗の拡大再生産を行わないという点は、さすがだと思う。
▲ Jul. 03, 1999 Parasite |
会社の金をちゅーちゅー吸う為、会社に来ている(笑)。
会社は冷房が効いてなくてクソ暑いが、普段、絶えず冷房のきいた部屋に いると、いざ暑くなった時に、汗と共に身体の電解質が出てしまう体質に なるので、これもまたよし:-)
暑くて頭脳労働には向かないが、どうせ鳳凰なので、体力勝負で十分だ。 いや〜、ええ運動になりますわ:-)
しかし、「手段の為に目的をも忘れる」という手枷足枷をはめてくれる 仕事はええね〜。な〜んも考えずに上司の言うまま体力勝負してりゃ ええんやし。限られた時間もどんどん本来の事とは全く関係の無い事で 浪費されていくから、時間給で働くわしは笑いが止まらんのう:-)。
これも、「工数削減の為には体力勝負の度合を上げるしかない」と固定 観念でガチガチの上の方達サマサマやね。ありがたや。ありがたや。
さぁ、吸えるだけ吸うぞう〜:-)