5月11日衆議院農水委員会

赤松広隆口蹄疫で、赤松と山田の吊し上げ大会 :-)
しかし、赤松も山田も酷いな。言い訳しかしてない。

「私が一人居なかったからといっていささかも支障があったとは理解をしておりません」って、赤松、それを言ったらいかんだろう。江藤議員がキレるのも当たり前だわな。

今は赤松大臣の責任は追求しません。それよりも畜産農家を救うべきだという江藤議員の言う事は一々もっともだ。

それに比べて、赤松の方は、昨日、現場へも行かず、宮崎県庁で東国原と会談した際に、同席していた自民党議員に対し、「選挙のパフォーマンス発言は許さない」と発言させなかったそうだが、赤松にとってこの問題は選挙のパフォーマンスと捉えている訳だな。

「国有林じゃダメですよ。金に糸目を付けず、(埋却用の)土地買ってください」って、流石に江藤議員は的確なポイントを突いてるな。地元で連休中も頑張ってただけはある。

山田は「連絡は取り合っていた」と言い訳しているが、現実問題として、「政務三役の了承が無ければできません」という状態で、赤松不在により、実効的な措置が取れなかったのだから、意味ねーじゃん。

宮崎牛ギフトセットって、東国原アホすぎる。

赤松広隆口蹄疫

宮崎県で、口蹄疫による牛、豚の殺処分が7万6千頭を超え、感染拡大が止まらない。

赤松農水相は、4月に宮崎県で口蹄疫発生して、対策を請願されていたにも関わらず、それから逃げるように、ゴールデンウイーク中は中米へ外遊し、村山富市と同様、危機管理能力の無さが露呈している。まあ、元社会党だからねえ…

これを見ると、いかに政府が無能なのかがよく分かる。

【口蹄疫】 宮崎県の養豚場からのメール報告(1)
【口蹄疫】 宮崎県の養豚場からのメール報告(2)

まず、この畜産農家の人は、自分の家畜への感染を防ぐべく、最大限の努力をしていても、感染が防げなかった。

次に、周辺への感染拡大を防止する為に殺処分をして貰おうとしたが、法律の壁により、迅速に行えなかった。

状況からすると、空気感染によるものと推測されるが、対策すべき点は、
1.迅速な殺処分。獣医師の殺処分の効率化、または超法規的措置。
2.公有地の埋設地の確保と、そこへ移動を可能とする超法規的措置。
3.道路封鎖(国道を封鎖するには政府が動かなければいけない)。
4.首相による大規模な自衛隊の災害派遣命令(県知事の要請では、100人程度が限界)

という事で、最早、地方自治体の対応レヴェルを遥かに越えている。

具体的に、殺処分をする獣医師の不足だが、他県からの応援を頼むにしても、宮崎で従事した後で、ウイルスが死活する期間、地元へ戻れなくなるから、これは感染防止の観点から難しい。

人海戦術に頼めないとなると、効率を上げるしかない。ハイジェッターの様な鉄砲型注射器を何とか調達して、宮崎県の獣医師に配布するか、もしくは超法規的措置で、感染のあった畜舎の畜産農家に配布して、即座にやって貰うかだ。

埋設が難しい問題などは、これも超法規的措置だが、とりあえず、ウイルスの飛散を防止するのを第一目的として、その場での焼却を可能にするなどの措置が必要だろう。

石原東京都知事は、SARSの時に、「感染者の名前の公表など、法律を無視してでも、自分の責任で感染防止対策をやる」と言っていた。

東国原知事も良くやっている方だとは思うが、政府が無能な以上、法律を遵守していては、宮崎県の畜産は守れないだろう。

わしは獣医師や建設業の能力が無いから、協力できるのは、スーパーで宮崎県産の牛肉や豚肉があったら、積極的に買う位しかできないが、宮崎県の人は、何とか耐えて頑張って欲しいと思う。