【産経新聞】【鳩山ぶら下がり】口蹄疫対策本部「拡大とめられぬ現実がある」(17日夜)

【口蹄疫】

−−口蹄疫だが結局、被害が拡大してしまい、遅かったのではないかという批判もあるが、どうして今日、対策本部の設置になったのか

「今、申し上げましたように農水省を中心に自衛隊、防衛省なども対応してまいりました。そのときにわれわれが考えてきたのは、これは現地もそうだが、いわゆる風評被害というものが、必要以上にさまざま、風評がたつと、そのことで、農家の方が大変困られるという状況があった。したがって政府として、それぞれ必要な対策を講じておりましたけれども、政府の対策本部という形で、立ち上げるのではなく、まずは関係の省庁の間の連絡会議で、十分にことを運んできたと思っています」

「ただ、やはり、ことの性格上なかなか万全を期していながら、感染が広がりを拡大をとめることができていない現実があります。したがって、風評の被害というもの以上に、正確に県民のみなさんがた、国民の皆さん方に事実を知っていただくことがより重要だという判断をいたしました。したがいまして、政府として対策本部を立ち上げることにいたしました」

風評被害ってのは、情報隠蔽が最大の原因だが、日本全国への情報の伝達と共有に政府は役割を果たしたと言えるのか?

赤松広隆口蹄疫という人災の被害は、未だ収まらず、広がっているが、今、この程度で済んでいるのは、宮崎県民と畜産農家が頑張っているからであって、政府や農水省の功績では絶対に無い。

沖縄もそうだが、鳩山政権は、怠慢の下衆の癖に「自分はよくやっている」と自画自賛するのは、沖縄県民や宮崎県民を愚弄しているってのを全く 理解していないな。

自衛隊も結局、東国原宮崎県知事が5月1日に要請した結果、出動した100名のみで、これは宮崎県知事権限で出動させる事ができる最大数。

そして、再三再四の増援要請にも、全く何もせず、小沢は「県の課題」と言い、赤松は中南米へ、鳩山は沖縄へ物見遊山に出かけていた。

政府は万全にやっていると言うのであれば、なぜ、今日になって追加派遣などという寝ぼけた事を言ってるのだ?

5月1日に中央即応集団の中央特殊武器防護隊くらい出動させてたなら、万全というのも分かるが、今日まで全く派遣命令も出さず、宮崎県に任せっぱなしでは、今まで何をやってたのか?と言われるのは当たり前。

鳩山に頑張れと言ってる人が居るが、ガン細胞に頑張れと言っているようなもので、いずれ、この悪性腫瘍は正常な細胞を破壊し尽し、やがて死にいたらしめる事だろう。即座に切除手術が必要だ。