(前略)
20年ごとに新しく建てることは、普通のわずらわしさではない。伐木から理事まで8年がかかる大歴史だ。だが神宮の保守はもちろん木匠の技術伝授、伝統重視、イベントを通した信心鼓吹、観光客誘致の効果を考慮すれば損をする商売ではない。
(後略)
引用元: 【噴水台】ノートルダムと伊勢神宮、そして崇礼門 | Joongang Ilbo | 中央日報.
引用部分は、伊勢神宮の式年遷宮についてだが、このコラムの書かれた背景は、崇礼門(南大門)が放火で焼失して、それを建て直した結果、塗装のひび割れ、手抜き、資材の横流し、柱のひび割れなど、目も当てられない状況だという事。
引用した部分では「損をする商売ではない」などと書かれているが、そもそも、日本人は式年遷宮を「金になるイベント」なんて見方はしない。
1300年の悠久の歴史と、先人の偉大な伝統技術が継承し続けられている事に神秘性を感じ、神に感謝する行事で金に代えられるものではない。
「損か得か」という鮮人特有の拝金主義の価値観で観るから、手抜きや資材横流しによる中抜きなど、金に汚い不正が起こる訳で、こういう下衆な視点で物事を見ている限り、文化事業は無理ですな 🙂