家のネットだとradikoのエリアは滋賀だが、BIC SIM使うとradikoのエリア判定が東京になる。
BIC SIMの月額使用容量も3GBに増えた事だし、Ubuntu 14.04環境でMVNOを使い、サクっと滋賀→東京を切り替えられないかと設定してみた。
まず、AtermMR03LNはクレードルに挿す時、ブリッジではなくルータモードにし、LTEをon。
有線接続状況は変わらないが、ブリッジの時は、有線LANのブリッジで、ルータモードにすると、別のネットワークセグメントのゲートウェイとなる。後は経路設定をやってやるだけ。
懸念される事は、同一ネットワーク線に二つのルータを動かすので、DHCPリース期限が切れたマシンがAtermMR03LNからIPアドレスの払い出しを受けてしまう可能性がある点かな。
まあ、AtermMR03LNのルータモードは一時的にしかやらないので、よしとする 🙂
Ubuntu のネットワークの「接続情報を編集する…」
画像は既に追加しちゃってるけど、新たに追加して
上の段は有線のLANで、全ての通信をBIC SIMでやると、すぐに容量が無くなるので、radikoの通信だけBIC SIMを使うという事で、2つのnetworkを定義している。
注意点は方式がDHCPのままだと、どっちのルータのアドレスを貰うか分からないので、手動にしないといけない。
わしの環境だと、ルータからMACアドレス指定で特定のIPアドレスを固定払い出しにしているので、手動にしても矛盾は無いようにしている。
network alias 指定どうやるんだろ?って思ってたが、
「ifconfig eth0:?」は古い!CentOS/RHELでのIPエイリアスの設定方法 – 旅モバ.
実は既に古い技術らしく、今は ip addr add で追加するらしい。
noizumi@greyhound:~$ ip addr show
(中略)
2: eth0: <BROADCAST,MULTICAST,UP,LOWER_UP> mtu 1500 qdisc pfifo_fast state UP group default qlen 1000
link/ether [MACアドレス] brd ff:ff:ff:ff:ff:ff
inet 192.168.11.2/24 brd 192.168.11.255 scope global eth0
valid_lft forever preferred_lft forever
inet 192.168.179.200/24 brd 192.168.179.255 scope global eth0
valid_lft forever preferred_lft forever
inet6 [IPV6アドレス]/64 scope link
valid_lft forever preferred_lft forever
GUIの設定で、192.168.179.200/24 のlinkが設定されとるね。
で、設定のキモがこれで、radiko.jp のIPアドレス調べると、
noizumi@greyhound:~$ nslookup radiko.jp
Server: 127.0.1.1
Address: 127.0.1.1#53
Non-authoritative answer:
Name: radiko.jp
Address: 203.211.199.120
となっているので、203.211.199.0/24 のネットワークはAtermMR03LN経由で送受信するルーティングを設定する。
多分、203.211.199.120/32 で設定してもOKだろうけど、一応/24で設定。IPアドレス変更があった場合は、ここの設定を直さないといけない。
作成した「radiko AtermMR03接続」(LNが抜けとったorz)を選択すると、設定したネットワークになる。ブラウザでradikoにアクセスすると、
東京判定。
ただ、BIC SIMで繋ぐと東京判定されない時もあるので、確実性はイマイチ。
これでニッポン放送の辛坊治郎の「ズーム そこまで言うか」とか、文化放送の「碧と彩奈のラ・プチミレディオ」も聴けるな(ぉぃ
【皇紀2675年4月12日10:07追加】
一旦、Webブラウザでradiko東京のページを表示した後は、ネットワーク設定を元に戻しても通信可能なのが分かった。
一番通信容量を食うストリーム部分も固定回線でいけるから、BIC SIMの容量喰わなくて済むな。
【/皇紀2675年4月12日10:07追加】