ddclientの罠

ログを見てたら、ddclient がプライベートアドレスを登録しにいってやがるので、なんで!?

と思ったが、会社からVPN接続カマしてる時間と一致してるので、ピンと来て、/etc/ppp/ip-up.d/を見たらddclientってのが居やがりました。

まあ、ダイヤルアップしてる人なら、ppp接続時にIPアドレスが付与されるので、それをダイナミックDNSに登録してくれるってのは有難い機能だわな。

しかし、わしの場合は、PPTPでpppdが起動しているので、余計なお世話だ。これをさせないようにするには、 /etc/default/ddclient の中の

run_ipup=”false”

で止まる。

PPTP設定

Windows のVPNでppp(Point to Point Protocol)を使ったPPTP接続ってのがあるので、家のLet’s note CF-W2に入ってるUbuntu 9.04に設定する。

ここを参考にさせていただいたが、設定は簡単過ぎるので書く事が余り無い。

ubuntuがクライアントになってるけど、会社の10.10じゃ家のマシンに接続できなかった。Windows7ならあっさり繋がる。

ただ、Windows側の設定で、PPTP接続を default route にすると、パケットが全部VPN経由で出て行く事になって、会社なんかでLANに接続できなくなるから、その辺りの設定をうまくニギらないといけない。

samba-serverを入れて、wins serverにして、/etc/ppp/pptpd-options に
ms-wins 192.168.11.5

なんて書いてやると、家のマシンがwindowsから見えるようになる。
会社に居ながら家のネットワーク網が使えるってのは便利。

Windows7 SP1 更新

Windowsという名前の「再起動OS」で、SP1という名前のバグパッチが出ているので、手動で選択して更新を実行するも、エラーコード80004005とやらで失敗する。

14回も失敗を繰り返すのはどんだけアホやねんという気もするが、更新→失敗→再実行→失敗…という腐れOS提供メイカーの提示する指示に従うと、延々と時間を浪費するプロセスへ永久ループを余儀なくされる。

このまま無意味なルーチンワークをしていても仕方がないので、ヘルプに出ている”WindowsUpdate_80004005 WindowsUpdate_dt000″ のキーワードで検索してみると、色々出るが、ピッタリの事例は無いようだ。

フォーラムでWindows7の関連トピックを検索してみて

1) Microsoft ダウンロードセンターから手動でDownload/Installしてみてはどうでしょうか。
【 Windows 7 および Windows Server 2008 R2 Service Pack 1 (KB976932) 】

http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=c3202ce6-4056-4059-8a1b-3a9b77cdfdda&displayLang=ja

というのがあったので、見に行ってみると、マイクロソフト的には「ファイルをダウンロードせずにWindowsUpdateでやりやがれ」というポリシーのようで、

Windows 7 の Service Pack のインストールに関する問題のトラブルシューティングを参照してください。

と書いてあるので、見に行くと、

この問題を解決するには、まずシステム更新準備ツールをダウンロードし、実行します。システム更新準備ツールは、Windows の更新プログラムや Service Pack のインストールを妨げる可能性のある問題を修正するために利用できます。このツールのダウンロードおよび実行に関する説明については、「システム更新準備ツールとは」を参照してください。

とあるので、システム更新準備ツールを落としてインストールした。

それでWindowsUpdateでSP1を選択して更新すると…やっと成功。

マイクロソフトはオンラインヘルプを用意してるが、そこに「システム更新準備ツールを使えば?」と表示するだけで、こんな冗長なWebの旅をしなくても済むんだがねえ…

ddclient

Dynamic DNSサービスを利用していて、知らない内にIPアドレスが変わってる事がよくある。

友人がIRCに来たりするのだが、「来ねえな…」と思ってると、IPアドレスが変わってたという具合。

調べると、IPアドレスを定期的に調べて、Dynamic DNSのサービスに自動登録してくれるツールがあるようで、 ddclient ってのがあった。

Ubuntu 10.04にあるのかな?と Synaptic パッケージマネージャで調べてみると、あったので早速イソストール。

入れる時に色々聞かれるので、素直に答えると設定完了で、daemonモードで常駐して、定期的にDynamic DNSサービスのサイトに接続に行くようだ。

しかし、/etc/ddclient.confに生パスワード書かれているのがちょっといただけないな。

Radiko

ようやく滋賀もRadikoのサービスエリアになったようだ。

聞けるのが、 ABCラジオ、 MBSラジオ、 ラジオ大阪、 FM COCOLO、 エフエム802、 エフエム大阪の6局。

サービス開始時は、滋賀は含まれていなかったので、「滅びろカス!」と思っていたが、PC等ノイズ源が多い現代には、インターネットラジオは有難い。

日本の放送局は放送エリアがあり、域外送信を厳禁にしているので、サイマル放送と言えど、その規制でわざわざIPアドレスから地域を判定して、サービスエリア外からのアクセスができないようになっている。

実にバカげた規制のせいで15年前からインターネット放送が全く進歩していない。海外短波放送の日本語放送なんて、既に10年前には整備が終わっている。

フェーディングと雑音まみれで遠距離受信というのはロマンがあるが、近距離で内容を楽しむ放送で、何でそんな艱難辛苦を玉にするみたいな事をしなくてはいけないのか。

もはや電波で送信する放送局というのは、メインストリームに戻る事は不可能だろう。

【Ubuntu 10.04】xvba-video更新

2010年8月5日にxvba-video_0.7.3-1_i386.debが出てたのでアップデート。

そしてテスト
noizumi@purplecat:~/ビデオ$ mplayer -vo vaapi -va vaapi -ao pulse -fs -lavdopts threads=8 big_buck_bunny_1080p_h264.mov

xvba_video: error: FGLRX driver version 8.73.2 (Catalyst 10.5) or later is required

うーむ、どうやらUbuntu 10.04のプロプラエタリドライバではダメなようだ。

という事で、こちらを参考にUbuntu X Team’s PPAのリポジトリ追加
sudo add-apt-repository ppa:ubuntu-x-swat/x-updates

アップデートマネージャで更新して再起動すると、Catalyst 10.7になってた 😀

動画のテストをしてみると、xvba-videoは問題無く動くようになり、動作的には余り変わらない感じだが、気のせいか発色が良くなった気がする。

しかし、また gstreamer-vaapi でモザイク表示に orz

しょうがないから、またゴリゴリやる。
【libvpxビルド】
cd src
cd libvpx
git pull
make clean
./configure
make -j8
sudo make install
cd ..

【libnutビルド】
svn co svn://svn.mplayerhq.hu/nut/src/trunk libnut
cd libnut
make distclean
make -j8
sudo make install
cd ..

【libx264ビルド】
cd x264
git pull
make distclean
./configure
make -j8
sudo make install
cd ..

【ffmpegビルド】
configureで「--enable-avfilter-lavf」のオプション付けたらエラーになったが、このオプションは無くなったようだ。
svn co svn://svn.ffmpeg.org/ffmpeg/trunk ffmpeg
cd ffmpeg
make distclean
./configure --enable-gpl --enable-nonfree --enable-pthreads --disable-debug --disable-ffserver --disable-ffplay --enable-libdirac --enable-libschroedinger --enable-libdc1394 --enable-libfaac --enable-libgsm --enable-libmp3lame --enable-libtheora --enable-libvorbis --enable-libx264 --enable-libxvid --enable-zlib --enable-bzlib --enable-libopenjpeg --enable-libopencore-amrnb --enable-libopencore-amrwb --enable-version3 --enable-libnut --enable-libspeex --enable-libvpx --enable-avfilter --enable-vaapi
make -j8
sudo make install
cd ..

【gstreamer-vaapiビルド】
cd gstreamer-vaapi-0.2.4
make distclean
./configure
make -j8
sudo make install
cd ..

…なおらん orz
まあ、前回直した時も、具体的にどこが原因だったのかが分からず仕舞いだったから、こういう事もあるだろうとは思っていた。

仕方がないので、gstreamer-vaapiはアンインストールした。

【Ubuntu 10.04】samba設定

いじったところだけ。
/etc/samba/smbd.conf の次の部分のコメントアウト部分を有効化。

[global]
security = user
[homes]
comment = Home Directories
browseable = no

samba のリスタート
$ sudo restart smbd

アカウントの追加
$ sudo pdbedit -a noizumi

これで自分のホームディレクトリにアクセス可能になる。

【Ubuntu 10.04】Ardour

字幕付きビデオを

mencoder MOL003.3GP -oac mp3lame -ovc lavc -sub ../字幕.srt -utf8 -slang ja -subfont-outline 6 -o 解説ビデオ.avi

などとやって作成したが、サウンドに余計な音が入っているので消したいから、音楽編集ツールをUbuntu 10.04に入れた時の設定メモ(長い(^^;)

ArdourはUbuntu ソフトウエアセンターからさっくりインストール。
それに付随して、jackdというのがインストールされ、Ardour起動時にこのjackdが起動できないとのエラーメッセージが出た。

端末で、jackdを起動させてみると、/etc/security/limits.conf に次の行を設定しろと言われたので設定

再ログインして、再びArdourを起動するも、やはりjackdが起動できないとエラーメッセージ。

再び端末で、jackdと叩くと、

を実行しろというので実行。
再ログインして、やっとArdourを動かす事ができた。

ArdourはWAVが編集できるソフトのようなので、ffmpeg でビデオの音声を抜きだし、編集後合成すれば良いだろう。

しかし、Ardourの使い方がようわからん…

【Ubuntu 10.04】Phoronix Test SuiteとPHP-GTK2

Phoronix Test Suiteというベンチマークソフトを入れた。

Ubuntu のパッケージ phoronix-test-suite_2.6.1_all.deb があったのでそれを入れたら、アプリケーションメニューのシステムツールにアイコンが現れたので、それを実行してみると、「PHP-GTKが無いからGUIは動かせねえよ(超意訳)」とブラウザに表示された。

CUIでも充分動くが、PHP-GTKを入れておくと、後々、色々使えそうだから入れる事にした。色々、試行錯誤とかあったが、それらは省いて以下まとめ。

こちらにまとめがあったので、これを元にする。

まず、関連パッケージのインストール
~$ sudo apt-get install libgtksourceview2.0-dev libsexy-dev xulrunner-dev libqscintilla2-dev libgtkhtml3.14-dev libgtkspell-dev

なんかよく分からんが、pecl-cairoのインストール
~$ cd src
~/src$ svn co http://svn.php.net/repository/pecl/cairo/trunk pecl-cairo
リビジョン 301419 をチェックアウトしました。
~/src$ cd pecl-cairo
~/src/pecl-cairo$ phpize
~/src/pecl-cairo$ ./configure
~/src/pecl-cairo$ make
~/src/pecl-cairo$ sudo make install
Installing shared extensions:     /usr/lib/php5/20090626+lfs/
Installing header files:          /usr/include/php5/

PHP-GTK2のインストール
~/src$ cd php-gtk
~/src/php-gtk$ cat /usr/share/aclocal/ltoptions.m4 /usr/share/aclocal /ltversion.m4 /usr/share/aclocal/ltsugar.m4 /usr/share/aclocal/lt~obsolete.m4 >> aclocal.m4
~/src/php-gtk$ ./buildconf
~/src/php-gtk$ ./configure
~/src/php-gtk$ make
~/src/php-gtk$ sudo make install
Installing shared extensions:     /usr/lib/php5/20090626+lfs/

参考のページの手順を一部変更して設定
~/src/php-gtk$ sudo su -
~# rm /etc/php5/cli/conf.d
~# mkdir /etc/php5/cli/conf.d
~# cd /etc/php5/cli/conf.d
/etc/php5/cli/conf.d# for i in /etc/php5/conf.d/*; do ln -s $i ;done

/etc/php5/cli/conf.d# echo "extension=/usr/lib/php5/20090626+lfs/php_gtk2.so" > /etc/php5/cli/conf.d/php_gtk2.ini
/etc/php5/cli/conf.d# echo "extension=/usr/lib/php5/20090626+lfs/cairo.so" > /etc/php5/cli/conf.d/cairo.ini
/etc/php5/cli/conf.d# exit

入ったかテスト
~/src/php-gtk$ php -m |grep php-gtk
php-gtk

無事GUI起動成功。