Rythmbox 0.12.8

Ubuntu に入っている Rythmbox 0.12.8 を使ってみた。

以前、F905i に音楽データを転送する為、CDから落とした Windows Media Player のファイル群があったので、それを「ミュージック」のディレクトリへ放り込んだ。

Rythmbox を起動してみると、アルバムとかアーティストが分類されて出てきた。

ジャケットの絵が表示されているので、データ構造はWindows Media Player互換みたいだが、プレイリストは読み込めなかった。

Rythmboxはネットラジオが聞けるので、このページからJ-POP(主にアニメ)のラジオ局を新しく登録してみた。

登録の仕方は、リンクを辿って、ネットラジオのページまで行って、”Listen”とか”Tune in”をクリックして開いたページでstreamが選べるので、それをブラウザの右クリックで、URLをコピーする。

Rythmboxで「新しいインターネット・ラジオ局(R)…」で出てくるダイアログの「インターネット・ラジオ局の URL:」にURLをペースト。

Japan A Radioならこんな感じ。
追加すると、URLがタイトルになっている項目が新しく出来上がる。タイトルを変更するには、その項目を右クリックして、プロパティでタイトルを編集できる。

ジャンルは勝手に入るので、ネットラジオ局からデータを取ってるようだ。
Rythmboxでは曲名も出るので、ブラウザを開かなくても曲名が分かる。

しかし、聞いてても殆ど知らない曲ばかりだが、作業用BGMとしては最適だ。

Ubuntu 10.04でffmpegコンパイル

ffmpegで動画変換をやろうと思ったが、Ubuntu は、ライセンスに厳密なので、Non-free なものは公式には含まれない。

そう言えば、motion でmpegムービーを記録しようとして、できなかった時に

libavcodec-unstripped-52
libavformat-extra-52
libavformat-unstripped-52
libavutil-unstripped-49
libswscale-extra-0
libswscale-unstripped-0

を入れたらできるようになったが、ffmpegで、3GPをmpegに変換するのができない。

そこで、ffmpegをコンパイルしてみた。

◆Caution◆◆Caution◆◆Caution◆◆Caution◆◆Caution◆◆Caution◆◆Caution◆
ここで行う事は、Ubuntuの提供するパッケージ管理機能に重大な影響を与えます。
自分でセキュリティホールの対処、バージョン管理ができない場合は、クラックされたりする危険があります。また、ここに書かれた事を実施した結果、PCが再起不能に陥ったとしても、わしは一切の責任を負いません。
◆Caution◆◆Caution◆◆Caution◆◆Caution◆◆Caution◆◆Caution◆◆Caution◆

まず、ffmpeg野良ビルドする為に、開発系パッケージが必要なので、できるだけSynaptic パッケージ・マネージャで入れられるものを入れる。

libdirac-decoder0
libdirac-dev
libfaac-dev
libgsm1-dev
libmp3lame-dev
libopencore-amrnb-dev
libopencore-amrwb-dev
libspeex-dev
libtheora-dev
libxvidcore-dev
libdc1394-22-dev
libraw1394-dev

libvpxはパッケージに無いので、
http://code.google.com/p/webm/downloads/list から
libvpx-0.9.1.tar.bz2 を取得。

tar xvjf libvpx-0.9.1.tar.bz2
cd libvpx-0.9.1
./configure
make
sudo make install

libnutもパッケージに無く、x264はバージョンが古いと言われるので、

svn co svn://svn.mplayerhq.hu/nut/src/trunk libnut
cd libnut&&make
sudo make install

git clone git://git.videolan.org/x264.git
cd x264/
./configure
make
sudo make install

で、やっとffmpeg で configure ができる。ffmpegのコンパイルの参考サイト(後述)では、patchを当てているけど、マンドクセので当てない 🙂

svn checkout svn://svn.ffmpeg.org/ffmpeg/trunk ffmpeg
cd ffmpeg
./configure –enable-gpl –enable-nonfree –enable-pthreads –disable-debug –disable-ffserver –disable-ffplay –enable-libdirac –enable-libschroedinger –enable-libdc1394 –enable-libfaac –enable-libgsm –enable-libmp3lame –enable-libtheora –enable-libvorbis –enable-libx264 –enable-libxvid –enable-zlib –enable-bzlib –enable-libopenjpeg –enable-libopencore-amrnb –enable-libopencore-amrwb –enable-version3 –enable-libnut –enable-libspeex –enable-libvpx –enable-avfilter –enable-avfilter-lavf
make
sudo make install

ffmpeg は –prefix 指定しないと、 /usr/local/bin にインストールされるが、

noizumi@purplecat:~$ echo $PATH
/home/noizumi/bin:/usr/local/sbin:/usr/local/bin:/usr/sbin:/usr/bin:/sbin:/bin:/usr/games

と、/usr/local の方が優先されるので、Ubuntuのパッケージと同居は可能。
ちなみに、パッケージのffmpegを削除しようとしたら、zoneminderが道連れにされるので、削除してない。

で、動画変換をやってみると、
ffmpeg -y -i MOL003.3GP -acodec libmp3lame test.mpg

[mpeg1video @ 0xa317670] MPEG1/2 does not support 15/1 fps

15fpsはmpegに変換できないのか。
エラーが赤表示で分かりやすい。

一応、パッケージのffmpegでも同じパラメータでやってみると、
/usr/bin/ffmpeg -y -i MOL003.3GP -acodec libmp3lame test.mpg

[mpeg1video @ 0x8186150]MPEG1/2 does not support 15/1 fps

結果は同じ。
うーむ…。凝ったエンコードしないなら、ffmpegコンパイルしなくても、libavcodec-unstripped-52入れた程度で良さそう。

参考にしたぺいづ
http://ubuntu.futene.net/build/ffmpeg.htm

http://d.hatena.ne.jp/amachang/20080624/1214315801

mpeg1/2 decoder

Wineで大戦略パーフェクト3.0のオープニングムービーが再生されないので、GPL MPEG-1/2 DirectShow Decoder FilterをWineにぶっこんでみた。

動画再生プログラムで、オープニングのムービーを開くと、再生されるようになったので、WineでのMPEG1再生は問題無いはずなのだが、大戦略パーフェクト3.0を起動すると、オープニングムービーが再生されず、まだDirectX絡みでうまくいってないようだ。

デスクトップはConkyを入れて、こんな感じ

Conkyを見ると、Core i7 740QMは独立してCPUクロックを可変させているようだ。擬似8コアなのに(笑)

ターボブーストは観測できていないが、多分効いているだろう。

Wine 1.2と戯れる

Wineと戯れる。

とりあえず、Ubuntu 10.04で大戦略パーフェクト3.0が動くようになった。

しかし、オープニングムービーはエラー出てダメだとか、リアルファイトがほとんど表示されないとかある。

まあ、遊べない事はない。

後で何設定したか追記しよう。

【2010/6/16 追記:ここから】
大戦略パーフェクト3.0のCDを入れて、デスクトップに表示されるCDを開いてマウント。
$wine /media/DSP3/AutoRun.exe

でインストーラが起動するけど、そこでDirectXのセットアップでインストール。エラー出まくりで、Wineの方にはDLLの設定ができていないので、ツールで設定する。

$wget http://www.kegel.com/wine/winetricks
$sh winetricks

d3dx9、d3dx10、d3dxof、dinput8、directmusic、directplay、quartz にチェックを入れて[OK]を押す。
※directx9などにチェックを入れてはいけない

Wine設定のライブラリタブで、設定が追加されているか確認する。

で、もう一度
$wine /media/DSP3/AutoRun.exe

を実行して、大戦略パーフェクト3.0をインストールで完了。

【2010/6/16 追記:ここまで】

compiz fusion

新しく買ったDELL studio 1558のグラフィックボードはMobility RADEON HD 5470なので、compiz fusionのデスクトップキューブを使ってみた。

Ubuntu 10.04LTSだと、ctrl+alt+button1 でデスクトップをぐるぐる回せる。

スカイドームに画像指定しておくと、回転するキューブの背景がその画像になる。

わしのは、RX-7をスカイドームに指定してみたが、回転中のデスクトップの透明度を上げていないので、スカイドームの画像が透けて見えてないな。

驚くべき事に、回転中もブラウザで再生している動画など、すべて動いて見える。

グラフィック処理をGPUに任せると、ここまでできるのかと驚かされた。

Playstationの開発話でCPU+GPUで、GPUの部分に力を入れたって聞いたけど、納得だなあ。

DELL studio 1558にUbuntu 10.04LTSを入れた

Ubuntu 9.04の入ったUSBのディスクをStudio 1558に繋いだ時は画面出しに苦労したが、Ubuntu 10.04 LTSのCDからのインストールは、画面表示が出ないなんて事は無く、あっさりインストールできた。

しかし、Windows 7を起動した後、再起動すると、

no module name found Aborted Press any key to exit

などと表示されて起動不能に。

一応、嫌な予感がしてたので、
dd if=/dev/sda of=mbr.img bs=512 count=1

などとやって、Master Boot Recordのバックアップは取っておいたので、USB起動のUbuntuでMBRを復旧した。

再度インストールするも、やはり、Windows 7を起動すると、起動不能になる。
Google先生にご教示を願ったところ、全く同じ症状が…

ディスクのsignatureをGRUB2が破壊しているので、Windows 7が直してるけど、それでGRUB2が破壊されるので起動不能になるのか。

解決策は、前のバージョンのGRUBを入れてMBRに書くのがいいみたいだが、めんどくせえなあ…。

選択起動式にする場合は、GRUB2をMBRに入れずに、USBメモリとかに入れて、それでUbuntu起動した方がいいかもしれんね。わしの場合は、当面、USB外付けディスクのGRUBで起動するか。

https://forums.ubuntulinux.jp/viewtopic.php?id=8001

Dell studio 1558+Ubuntu 9.04でDVD再生いけた

DELLのサイトでは、Panasonic BD-RE UJ235Aのアップデートは無かった。

Windows 7のメディアセンターでDVDを再生してから、Ubuntu 9.04のVLCで再生してみると…

Windows 環境で一旦再生しないとLinux環境で再生できないってどんな地雷や?

DELL Studio 1558 のUbuntu 9.04で音が出た

こちらを参考に、

/etc/modprobe.d/alsa-base に
options snd-hda-intel model=dell-m6

を追加して、再起動したら、最初は分からなかったがBeep音が出たので、PCMとマスターの音量調整が出るようになった。しかし、PCMの音量を大きくしようとすると、相対的にBeepがとてつもなくデカくなる。つまり、参考にしたページにも書いてあるけど、PCMの音量が小さい。

前のLet’s Note CF-W2はPC speakerの設定があったが、studio 1558には無い。うーむ…
とりあえず、音が出たのでよしとする。

あとは、DVDが再生できない件だな。
Let’s note CF-W3では再生できていたのに、USBディスクを繋ぎ替えただけの studio 1558では再生できないつーのは、多分、ドライブのせいだと思うが、Panasonic BD-RE UJ235Aってモデルは地雷なんだろうか?

とりあえず、昨晩からかかってWindows 7のディスク領域を縮めたので、ディスクの後ろの領域を使われて、Linuxインストール領域が確保できなくなる事は無くなったので、BIOS、ドライバ、ファームウエアのアップデートをやってみるかな。

まだ暫くstudio 1558でのLinux本格稼働までは時間がかかりそうだ。

ZoneMinder

最近、ZoneMinder と戯れている。

Ubuntu 10.04 LTS を、Let’s note CF-W2で使用すると、Xが不安定で、DVDやビデオ再生でXがブチ落ちてハングアップしてしまうので、Ubuntu 9.04にZoneMinderを入れたが、リポジトリのパッケージは古いので、本家のUbuntu 9.04用パッケージを入れた。

入れ方は結構Webにあるが、
sudo ln -sf /etc/zm/apache.conf /etc/apache/conf.d/zoneminder.conf
sudo adduser www-data video

と設定して、再起動した方がいいみたい。
わしは、/etc/group を直接編集したから、再起動が必要だったのかよく分からないが、www-data の権限で、/dev/video0 が読めれば大丈夫。

で、ZoneMinderの設定でのハマりがあって、最初からあるモニターに設定をすると、動体検知でのalarm 状態から待機に戻らなくて、延々と画像を記録し続けるというのがある。

最初からあるモニターをさっくり削除して、”Add new monitor”で新しくモニターを作り直すとエンドレスアラーム状態の不具合から解放される。

わしが使っているカメラは、UVCカメラで、Device FormatがPAL、Device PalletがYUVVでZoneMinderで画像が取れる。この方式が違っていても画像が出ないので注意が必要。

既定のゾーンの設定で、Modect(Motion detect)でカメラに自宅前を見張らせておいたら、わしの帰宅を捉えた図(笑)

赤外線カメラなので、木々の葉の赤外線反射で白っぽくなる。

画面の中央やや左に光ファイバーケーブルがあり、こいつが風で結構揺れるのだが、それには反応しないので、よくできた動体検知だ。

Ubuntu 10.04 LTSにupgrade

家のマシンで、COREGAのCG- HDC2EU3100にUbunt 9.10 Desktopを新規にインストールして、使っていたが、UVC Webカメラをxawtvで表示させると、Ubuntu 9.04なら表示できるのに、9.10 は表示できない。

そこで、「10.04 LTSにアップグレードできます」というボタンをポチった。

30分程で upgrade は完了したが、途中、「NetworkManagerのリソースがありません」というダイアログが出たり、IPA モナーフォントを使っていたせいか、 upgrade の詳細の画面が豆腐だらけで読めなくなった。

で、zoneminderで何か警告が出て、 y という文字と、 continueって文字があったので、y↲とやったら取り敢えず、継続し、upgradeできた。

さて、再起動をしてみると…

X が表示されねーよ orz
検索すると、どうやら、Intel 855GMチップセットはハマりらしい。
このページ

echo options i915 modeset=1 | sudo tee /etc/modprobe.d/i915-kms.conf
sudo update-initramfs -u

で、やっと X で画面が見えるようになった。

xawtv を起動したが、やはり、grubdisplay で映像が見えない。9.04で -hwscan で表示されていた port の部分が無いから、Intel chipset絡みかねえ。

9.04から乗り換えられんな。