月末処理

31日は税務署が混むので、30日に申告を済ませてきて、今日は税金の納付の為、銀行の口座残高確認と払い戻しの準備をしていたが、そこへ上司がやってきた。

上司は「税務署は行ったんか?控えは?」といいつつ、引き出しを漁り始めたので、わしは支払い準備作業を中断して、書類を取り出して渡した。すると上司は、その控えを「このファイルに綴じないといかん。ファイルはこの棚にある」とか解説しだした。

銀行は15時までしか開いてなくて、税金の他にも振込みしなくてはいけないものが色々あり、準備もしなくてはいけないのは上司も重々承知していると思うが、なぜ、数時間後以降に話せば済む事を、他の最重要優先事項を中断させてまですぐやりたがるのか理解に苦しむ。

もちろん、税金納付が遅れれば延滞加算が附加される事になるので、折角直接部門が稼ぎ出した利益をつまらない事で減らす訳にはいかないので、上司の冗長な解説を横目で見ながら、作業を続けた。

上司は仕事の優先順位が分からないようなので、こっちが邪魔をされたくない時はぞんざいな対応をしていれば、いずれはそういう時に来なくなるかな?

ステルス上司

会社の重要な書類の提出期限が迫っていて、それを作成しているのが上司で、遅々として進んでいないようなので、会社の人は「どうするんだろう」と前から心配していた。

今日、書類の督促があったが、上司は休みの日。会社の人は「休みになっているけど、さすがに出社するだろうね?」と言っていたが、定時になっても上司は姿を現さない。

もし、上司が書類を一切作成してないのであれば、代わりに誰かが作成して提出しないと、トンでもない事になる。会社の人が色々と上司の動静を調べると、朝、「本当は会社休みだが行って来る」と言って家を出たそうだ。

そして、早朝に会社に来て、すぐに出て行ってしまったというところまでは分かったが、会社からどこへ何をしに行ったのか、また書類の進捗について誰にも何も言っていないので全く不明、そして携帯電話も持っておらず、完全にステルス状態。

結局のところ、上司は書類を作成していたようで、提出先へ出向いていたようだ。しかし、会社の人が念の為にコピーしておいた白紙の書類を見ると、事情の知らないわしでも3日もあれば書けそうなもので、報告を受けて情報を持っている上司であれば、1日足らずで書ける代物だろう。

それが、なぜか作成に3週間も掛かっている。
上司は面倒臭い事を後回しにして、締め切りギリギリでないと動かないというのは、今までの行動から大体分かってはいたが、会社の命運を左右するような事態にまでこの調子なのは、先が思いやられるのう…。

報告が無意味な上司

経理の仕事をやるからにはキッチリやらねばならぬと思い、帰る前に金庫の金額をチェックして合えば、上司に「金庫が合いました」と報告して帰っていた。

しかし、その日の売り上げが確定するのが翌日昼頃なので、それが不確定要素となり、その日の締めを行う事ができず、いつも「計算すれば合います」と上司には報告していた。

上司はいつも「本当はキッチリ合っていないといけない」と、わしの報告に対して、何か茶々を入れるように言っていたが、「どうやったらキッチリあっているのか」などという事は一切言わないし、上司自ら確認するなどという事もしない。

そもそも不確定要素があって締められない以上、金額の正当性を検証するには「締まっていない金銭出納簿の合算が合っていればOK」という様な十分条件の規定を設けるなりするしかない。

わしは金銭出納簿の合算結果が合っているので、金額が合ったと上司に報告していたのだが、わしが経理をする前は、上司が経理をやっていて、金庫を合わすという事を一切やっていなかったようだ。

なので、わしが「金庫が合いました」と報告すると、今まで自分がキッチリしていなかったので「生意気だ」とでも思うのかもしれないが、いつも茶々を入れるように「キッチリ合ってないといけない」と言う。

結局、上司に報告したところで、上司は責任を負う気も無く、しょうもない茶々しか入れないので、わしは報告するのをやめてしまった。

上司がこんな感じなので、本当はよくないが、上司に何も言わず、勝手に色々やっている。

たとえば、ネットワークの契約でフレッツISDNという化石のようなものがあり、月々2800円も払っているので、116に電話して即日廃止にしてもらった。

注意しないといけないのが、怠惰により古い契約が放置されている場合は契約を解除して問題は無いが、古いシステムが残っていて、信頼性や特殊性の為に更新できず、生命線となっている場合、解約するとトンでもない事になる。

親会社のシステム担当の人と相談して、クレジットカードの与信などに使用していない様なので、解約したが、上司に相談していたら、自分の怠惰が明らかになるのと、面倒臭がって、おそらく決断しなかっただろう。

こういう上司だと、情報も入らなくなるから損だねぇ。
しかし、わしの社会人生活は、反面教師にはいつも事欠かんなあ(笑)

ある書類

とある書類がわしのところに来たのだが、上司に聞いても一向にどうするべきなのか分からない。

上司の指示というのがこういう感じ。

「○○へFAXしなければいけない」

これだけ。

普通、FAX送信するには、仕事の段取りとして、相手の会社でも担当者が色々居るので、誰宛であるのかという事と、FAXの電話番号が最低必要だが、こちらが動く為の必要最低限の情報を得る為に、上司の次の言葉を待とうものなら、それは永久に得られる事は無い。

また、その書類をFAX送信した後にどうするのかという事も指示は一切無い。
恐らく、一々詰問すれば、答えていただけるのだろうが、その時のやり取りは次のような感じになると思う。

上司:「○○へFAXしなければいけない」
わし:「○○社のFAX番号は何番ですか?」
わし:「○○社の誰宛でどういう用件ですか?」

わし:「FAX送信後にこの書類はどうすれば良いですか?」
上司:「綴じなければいけない」
わし:「どこの棚にあるファイルへどの様に綴じるのですか?」

わしが聞かないと、そこで仕事が止まる。
「この書類は○×の時に△△さんから来て、○○社の□△さんへ△×の件という用件でFAX送信後、この棚のファイルへ綴じて」

と指示してくれれば、どういう時にどうすれば良いのかというのが分かるので、今後、同様の案件があっても、上司の手を煩わせる事も無いし、こちらも助かるのだが、一体、何を考えているのだろう…

ちなみに、やり取りの予想を書いているという事は、現状はもっと違う事になっているという事で、わしが色々詰問すると、上司は暫し考えた後、「○○社が言ってくるまで置いておこう」と、これまた呆れた事になっているのである。

こういう事をやってるから、書類が山程溜まって全然減らず、その内、書類が無くなって聞かれた時に家捜しするハメになるんだな。

給油と会話の効果

給油した。 243.3kmで62ℓ。満タン法で燃費は3.92km/ℓ。
前よりは少し良くなっているが、この分だと冬が思いやられる。

さて、今朝親と会話していて思った事。
まあ、詳しく書くのもバカバカしいので、こういうやりとりがあったと思いねえ。

わし:失敗をした。
親 :バカだなあ。
わし:失敗した状況にはこういう理由がある(が、何か良い方法は無いものか)
親 :屁理屈言うな!
わし:再発防止策とかの話をしたいから、状況を説明してるんだが?
親 :じゃあ、もう失敗はしないんだな!?
わし:…(だから、いい方法は無いかと聞いてんだよ)

わし:それより、そっちの失敗はどうにかならないのか?
親 :年寄りだからしょうがない。

なんか、思い出しながら書いてて、余りに不毛過ぎる会話で、我ながら、よくこんなのと会話してるなあと改めて感心した(笑) 

わしは、自分が失敗した事に対して、その失敗した状況を説明し、再発防止策などの助言をしてくれることを期待しているのだが、親はわしを罵倒しかしない。

そもそも失敗した事に対して、会話している以上、失敗した事がバカな事である事は当人が一番よく分かっている。それに対して蛇足にも「バカ」などと罵倒しかできないというのは、親としてというより人間として失格である。

会話する以上は、物事に対する新しい発見とか、知らない事を知る事ができたとか、何か得るものを期待しているのであって、わしが話をする場合は、相手に良い情報を与えたいと思いつつ話をしている。

会話して、教訓が得られないのであれば、するだけ無駄というものなのだが、普段、改善や教訓を得たいと考えているので、つい親に言ってしまう。そして、不毛な会話になって、「ああ、やっぱりこの人はダメだ」と再認識するのである。

そして、人には失敗の再発防止を強要するのに、親が自分の失敗した事に関して、改善する気は全く無いし、しょうがないのだから我慢しろという事らしい。

こういう自分にはとことん甘く、他人に厳しい人間というのは、わしとしては唾棄すべき人間である。他人であれば、韓国ウォッチャー式視点で、笑って済ませる事はできても、肉親である親にはやっぱりまともであって欲しいから、一生懸命話すが、本人にやる気が全く無い。

パトラッシュ、ぼくもうつかれたよ…

20日払い

上司が休むから、一人で頑張らなければいけないと思っていたが、朝出社してみると、上司がいたので助かった。

親会社の人に相談しようと思っていたおかしな伝票は、ウチの会社で払うもので良いとの事で、とりあえず、一安心。

支払いの為に銀行へ行く時に、わしはキャッシュカードを忘れたり、色々とどんくさいミスをやらかしてしまい、上司の事を言ってられません。

金銭出納帳も支払いと入金間違えたり、桁間違えて修正したり、訂正だらけで大層汚くなっていて、もっと緊張感を持ってやらんといかんと反省する事しきりである。

しかし、このミスは大抵17時近くになると頻発して、疲労というものがミスを誘発するというのがよく分かる。慣れない事をやっているから、余計に疲労が蓄積しやすいのかもしれないが、昔の会社の部長が言ってた「拙速は巧遅に勝る」というのは経理の仕事には愚の骨頂だから、落ち着いて、焦らずやる事にしよう。

さらに暇すぎ…

明日は20日払いがあるので、支払い一覧を作成しつつ、支払った後の資金繰りも考慮して、延ばせるものは延ばそうかと思案していると、上司がやってきた。

何やら、「6月分の伝票を仕分けして綴じないといけない」とか言っている。
そんな後でもできるどうでもいい事よりも、明日、上司は夜勤明けで休むのだから、今日しかできない明日の支払いについてのチェックをやって欲しいのだが…

で、わしの机を占拠して、伝票の塊を広げ始めた。
つまり、わしに仕分けしろという事だとこの時は理解していた。

しかし、上司はわしの机を占拠して、6月1日の伝票の束から仕分け作業を開始し、「この伝票はこれ」「この伝票はこれ」とか言いつつ、一向にわしに作業を代わろうとしない。

結局、わしが作業をやるとすると、欲しい情報は、「全部で何通りの仕分け先があるのか?」という事なのだが、6月2日、6月3日…とひたすら上司自ら仕分け作業をすすめていく。

整理に難がある上司なので、他人に仕事の内容を整理して要領やポイントを説明する事ができず、「自分のやってる事を見て理解しろ」という事なのかもしれないが、延々と冗長な作業を見せられる方はたまったものではない。

そして、経理ソフトの出力した振替伝票と領収書の内容をチェックしつつ、時折、「これはこういう経理処理をする」などという枝葉末節のどうでもいい解説をし始めるのだが、わしに伝票の振り分けをさせたいのじゃないのか?

経理について教えたいというのであれば、勘定項目の仕分けに困った時でないと教育効果は低い。たとえば、株式の受け取り配当についてご高説賜ったりするのだが、「これは今年はもう済んでて、1年後に発生したらこういう処理をする」とかいう感じなのだが、わしの頭の中には「時間の無駄」というでっかい文字がぐるぐる回っていた。

自己の株式取引は源泉分離課税にしていたので、別に受け取り配当が発生したところで、一向に困らないのだが、興味無さそうに聞いていたので、上司は「わからんか…」とか言うので、わしは堪りかねて、本来の目的である伝票の仕分けについて、「全部でどういう種類の仕分けをするのですか?」と 問うと、ようやく説明して貰えた。

で、代わって貰えるのかと思いきや、上司はわしの机を占拠したまま、ひたすら仕分け作業を継続し、時折、自分の説明したい経理処理について、ご高説を賜れるという事で、どうやら、わしに経理について教えたいようだ。

その間、わしは上司の横に座り、「ぼーっ」としてるだけ。上司の解説する話にしても、特に目新しいものではなく、知ってる事だったり、経理ソフトで過去の処理事例検索すると出て来るものだったりする。

もっとも、上司もよく分かってない事があって、そういう時は、過去に綴じた伝票から探してきて、解説してくれたりしたのだが、折角パソコンが目の前に鎮座しておられるのだから、経理ソフトで検索すれば速いのに、デジタル化から取り残され、紙と筆記具と電卓の人なんだなあと思想してたりした。

途中、固定資産の売却について「これは○○に売って差益が出たから固定資産売却益を計上する訳」といきなり解説し始めた。そして、「請求書を作らないといけない」と言い出したのだが、「何の請求書ですか?」と問うても答えず、「さっき言った2つの固定資産の請求書」とか言ってて、ワケワカラン状態。

これは、ウチの母親がよく発症する「頭の中で考えた事を言った事にしてしまう症候群」とわしが呼んでいるものか?

整理すると

「(不要の固定資産を売却した。)」
「(売ったのは○○と××の2つ)」
「(その為、売った相手にたいして)請求書をつくらないといけない。」
「さっき言った○○と××」

こういう事らしい。 

母親を相手にしていて経験があるが、相手の頭の中の事を前後の事象から推測して、再構築する作業というのは非常に疲れる。ちゃんと説明しない癖に、なぜか説明したつもりになって、こっちが質問すると不愉快になってスネるから非常に困ったものである。

請求書の雛形が別のパソコンに入っていて、上司はそれを開きつつ、2つ分にして金額を倍にしろと言う。「日付は?」と問うと27日に渡すので27日までならいつでもいいと言う。

そしてそのパソコンはキーボードの上に不要物が山程置かれていたので、キーボードが反応せず、上司は仕方なしに「後でやっといて」と言ったが、わしは即座にネットワーク経由で自分の机のマシンにコピーしてさっさと作成した。

作成日はtoday()関数を放り込み、印字して渡そうとすると、「まだ廃止手続きしてないから今日はダメ」って…「二度手間」「場当たり」という言葉がわしの頭の中をぐるぐる回った。

大体、上司の行動パターンは直前になってバタバタと慌てて行動し、起こった問題に場当たりで対応するという感じだが、事前に計画して準備するという事をしない。書類でも何でも後回しにして、置く場所にも無頓着なので、どこにいったのか分からなくなる事もしばしば。

結局、2時間かけて6月1日から6月30日までの伝票を、上司はわしの机を占拠して仕分けしたが、その間、わしはぼーっとしっ放し。明日の支払いのチェックをやりたいが上司がわしの机を占拠しているせいで、何もできない。こんな事なら、何で上司の自分の机でやらないんだろう…

そして、厚紙をカッターで切り出し、綴じるファイルの作成を始めたが、厚紙を挟んだ書類と共にドリルで穴開けし、たこ糸で縛るというファイリングで、伝票のサイズがA4などの標準的なものではないから、そうしてるのかな?と思って、「大きさに規定はあるのですか?」と問うと、「無い」の一言。

こういう図画工作に30分もかけて6つ綴じていたが、時給換算と時間の有効利用を考えたら、既製品のA4のファイル買った方がいいんじゃねーの?って感じ。

わしが実作業やるようになったら、こういう前例踏襲主義の無意味な非効率は全て排除しようと心に決めた。

しかし、結局、この上司のおかげで3時間仕事にならず、ひたすらぼーっとしてるだけだったが、間接部門のわしの工数を無駄にして、管理職なのにコスト意識ってのはあるのかねぇ…。

で、夜勤明けだった上司は、仕分けが済むと「帰るわ」と言って帰ってしまったが、わしとしては今日の仕事と明日の支払いの伝票チェックを退社時間までの残り2時間で済ましてしまわないといけないので、3時間も無駄にされたのにはちょっとムカついた。

そして、伝票チェックしたら変なのが1つ出てきて、上司が帰ってしまったのでどうしようもないorz

とりあえず、とても頼りになる親会社の経理担当に聞くとしよう。 親会社の人に聞くのは、「身内の恥」を喧伝するようで嫌なのだが、上司の嫌がらせの様な3時間の時間の浪費の結果なのだから、身から出た錆だな。

暇すぎ…

世間では盆休みだろうけど、新入社員のわしにとっては盆は8/15しかない。
今日はやる事が無くて暇だったが、ちょいと頭の痛いエピソードがあった。

何やら減価償却をやらないといけないと上司が宣われ、エクセル開いてDB関数使ってるとか言ってたけど、わしもよく知らないので、解説をしていただけるのかなと思ったら、「使ってる」の一言だけで、Excelで減価償却について償却残とか解説し始めた。

わしは人買いに使われてた時代に、RX-7を事業用として減価償却してたので、減価償却については知ってるが、企業で特権的に使える定率法とかよく知らない。

減価償却の解説で、Excelでうまく説明できないから、何やら帳簿を取り出して電卓を叩いて、数字がこの帳簿と合っているというのをわしに見せてくれるのだが、数字合わせが目的じゃなくて、減価償却をする事が目的だから、必要なデータをくれればいいのに…とか思いつつ話を聞いていた。

わしとしては減価償却するものと取得原価と残存価額とか基礎となるデータを貰えれば、後は適当に調べてやるつもりなのだが、待てど暮らせどデータは貰えず、話を聞いて20分、上司宣わく、「後でやろう」

( ゜Д ゜)ハァ?
そういう事は説明して、すぐやらないと意味無いでしょう。
20分全く無駄に過ごしてしまったわい。

後で、DB関数のヘルプを見てみると、減価償却関数のようだ。
これがあったら、かなり楽できそうだな。上司が解説できなかったのは、多分、以前誰かがExcelで作ったからだろう。

その後、「従業員の平均年齢と平均勤続年数を出せたらやっておいて」という話があって、Excelのデータを渡してもらった。

平均は全部足して足した件数で割れば出るが、ちょいとスマートにやろうと思えば、

=SUM(範囲)/COUNT(範囲)

ってとこだろうか?しかし、以前見たヘルプで、AVERAGE関数ってのがあったから、これが平均を求めるのに使えるんじゃないかなという予感がした。

ヘルプを見ると、

=AVERAGE(範囲) = =SUM(範囲)/COUNT(範囲)

なんて書いてあって、Excelは行挿入や行削除で範囲がズレる事が計算ミスの原因となり易いので、範囲指定は少なければ少ない程良く、更に件数カウントも自動でやってくれるのは便利だ。

それで、元の表は

=SUM()で出した合計への参照/件数(固定値)

という非常に泥臭い方法で計算されていた。件数の増減で一々固定値を書き換えねばならず、 計算ミスを誘発する作りになっていたので、全部AVERAGEに置き換えた。

そして、ちょいと見栄えを良くすべく、罫線で表を作っていると、上司宣わく、

「そんなの暇な時でいいよ」

  ワケ     ワカ       ラン
  ∧_∧   ∧_∧    ∧_∧
 ( ・∀・)  ( ・∀・)   ( ・∀・)
⊂ ⊂  )  ( U  つ  ⊂__へ つ
< < <    ) ) )     (_)|  (_(_)  (__)_)    彡(__)

クビにしてください

わしの会社は結構年配の人が新入社員として入ってきたりするのだが、詳しくは書けないけど、その入ったばかりの人がトンでもないミスをやらかして、「クビにしてください」とか言ってた。

とりあえず、そのミスでは解雇はされなかったけど、自分の反省の意を示す為か「今度やったらクビにしてください」とか言ってて、上司(わしの直接の上司とは違い、至極まともな人)は「そういう問題や無いやろ…」と閉口してしまった。

本来なら、まず反省と謝罪の意を示すのが妥当だと思うのだが、解雇するかどうかは人事権を持つ会社の人間が決める事であって、いくら自分の事とは言え、人事権の無い人間が「クビにしてください」って言うのは、おかしいと思う。

しかし、最近、仕事上では全然腹が立たなくなった。
多分、長い間、韓国ウォッチしてたせいだろうけど(笑)、人ってのは、物事に期待する「あるべき姿」ってのを思い浮かべ、それよりも劣った現状に落胆して立腹するものだ。

韓国人が日本人と同じ精神性であると考えると、実態を見れば「(日本人に比べて)何て非常識なヤツらなんだろう」と最初は腹が立ち、知れば知る程嫌になる。

しかし、たとえば、 犬が電柱に小便をかけるのを見て、人間と同じ様にトイレを使わない事に怒る人がいるだろうか?「犬はそういうものだ」という事を理解しているから、腹を立てる人はまずいないだろう。

外国人にしても同じで、日本人とは違って、街中でタンを吐いたり、ゴミを捨てたりするのが当たり前の習慣なのだから、こういう事に腹を立てるだけ無駄と言うもの。

そういう日本人との道徳の違いというのを理解し、街がタンやゴミで汚れたり、一家惨殺の凶悪殺人事件が起こるのを許容するという姿勢を持つ事が国際理解だと思うのだが、「外国人を受け入れろ」と言っている人達は、そういう覚悟の上で言っているのかねえ…。

話は逸れたが、つまり、最初から何も期待せず、あるがままの姿を受け入れれば、腹は立たなくなる。

わしは経理の素人なので、事前に2〜3ヶ月前に未払い計上したものを実際に支払った後で精算するというのを今日知った。もちろん、上司に教えてもらったのではなく、自分で経理ソフトの過去の処理を調べていたら、そうなっていたから、そういうものだと理解した(笑)。

支払いをした時の経理ソフト処理について、「2〜3ヶ月前に未払い計上してあるので、それの貸方に書いてあるものを、今回は借方へ入力すれば良い」と上司が言ってくれれば楽なのだが、「税金は支払いが遅れると延滞金が掛かる」とか、全体の流れとは関係の無いどうでもいいマクロ的な枝葉しか言わない。

たとえるなら、東京から車で目的地へ行くのに「東名東京ICから乗る」と指示し、「途中のオービスで捕まると罰金とられる」というどうでもいい説明はあれど、目的地について一切言わないようなもの。  

まあ、他人を動かすにあたり、ちゃんとした指示ができるなら、最初からやっているだろうから、そういうものだと思っているので腹は立たない(笑)