車メーカーも余りにもしょうもない車を作り過ぎて、売れない車を何とか騙して売ろうと必死だが、ライトトラックに「かっこいい」とか「いい車」とか「強い」とか言ってしまうのはいかがなものか。
百歩譲って「いい車」はまあいいとして、「かっこいい」に違和感を覚えるのは、まず第一に、ライトトラックに何を求めているのか?という事だ。
貨物としての機能美を追及しているなら、「かっこいい」もアリだろうが、車の見た目のデザインなどというもので軽佻浮薄に「かっこいい」なんて言ってのけるのは、「お前、正気か?」と言わざるを得ない。
自分では何も考えず、基準を他人に決めて貰わなければ何も判断できない人間になら、「かっこいい」と宣伝する事で、信じ込ませる事ができるかもしれないが、客をバカにするにも程がある。
次に「強い」だが、「その『高級車は』強い」って客は何を期待していると思ってるんだ?
周りの車が高級車にビビッて道を開けてくれるとかそういう類?
それなら、マイバッハかロールスロイスって路線だが、一番高いのでもたったの\4,689,000で、高級車と言ってのける厚顔無恥さには閉口する。
「強い」というなら、10m落下させても壊れないとか、ダンプと正面衝突しても、客室防護は完璧とか、装甲板がついてますとか、防弾ガラス標準装備ですとか、そういうのなら許せるが、何が強いのかさっぱり分からん。
それでも、防御面での強さであり、攻撃面での強さを言うのであれば、もはや兵器でしか有り得ない。
わしのイメージでは、
だな:-)