バッテリーエクステンダーII

ストリングラジオライト ストリンガーに使う単3電池の為に、eneloopを12本購入したのだが、普段の使い方だと殆ど電池を消費しないので、有効活用できないものかと考えていた。

今、困っているのが電子タバコの電池で、今年の1月頃にBestEcigで購入したBE112の電池が6本あるが、充電器が1つしか無く、しかも、最近買った充電器と電圧が違うので、 最近の充電器では充電してもすぐ電池が無くなる。

新たに最近の電池を買って、最近買った充電器の活用をと考えてもみたが、電子タバコのバッテリは1本$8なので、充電で回そうとすると、5本〜10本は買わないといけないから結構な出費になる。

それだけのコストをかけるより、今、遊んでいる資産の有効活用をできないものか?

という事で購入したのが、バッテリーエクステンダーII

ruyandirect.comのUSB pass throughのマニュアルスイッチでeneloopを電子タバコの電池にしてしまおうと考えた。スペックで期待しているのが昇圧回路。

ストリングラジオライト ストリンガーもUSB5V出力があり、事前にテストしてみたら、アルカリ単3乾電池×4で辛うじて動作するのは確認できているが、eneloopでは、ショボい蒸気しか出なかった。

出力電圧を計測すると、アルカリ単3×4で6V、eneloop単3×4で5Vだった。
eneloopなどの充電式電池は、普通の単3とは違い、1.2V/1本なので、電圧が低くなるのは止むを得ない。

一応、USB pass throughのAtomizerへの出力電圧も計測してみたが、5Vを3.8V〜3.9Vと降圧しているようだ。

以前、壊れたBE112のUSB pass throughと電池をバラして見比べてみると、両方共同じ基盤を使っているようで、電源入力の線も変わらないように見える。

一方は、電池の3.7〜4.2V付近の電圧入力で、もう一方は、5V付近の電圧入力となるのだが、一定の電圧以上になったら降圧するようになっているのだろうか?

試しに、5Vを直で出力するように改造したUSB pass throughでAtomizerを駆動してみたが、イマイチ蒸気の出がよろしくない。更に吸っているとすごくイガイガした煙が出てきたので、リキッドが回ってないようだ。

ちゃんと作動させるには、カートリッジからAtomizerへリキッドが充分浸透する速度で加熱されねばならず、その適正電圧が3.8V付近という事だろう。

バッテリエクステンダーIIで、4.8Vを5.6Vに昇圧し、USB pass throughで5Vを3.8V付近へ減圧しているのは、凄く無駄な気がするが、4.2Vを超える電圧での安定動作を考えると、今の所、Atomizerを常にリキッド浸し状態にするしかないので、しょうがないか。

バッテリーエクステンダーIIにruyandirect.comのUSB pass throughを接続してみたが、蒸気は若干弱いものの、一応、ちゃんと作動する。5.6Vへの昇圧が効いているようだ。

アルカリ単3電池だと、ほぼAC/USB出力の蒸気量と変わらない。

eneloopは1.2V 1900mAh(×4で4.8V1900mAh)、電子タバコの電池は3.7V 280mAhで、単純に仕事量の比較では、eneloop4本は、電子タバコの電池約6.8本分なので、これだけで1日以上持ちそうだ。

他のUSB pass throughを試してみたが、BestEcigで最近買った物は最初は作動するが、すぐに煙が弱くなるので、気流スイッチが入っていると、余計に電気を食うのかな?

バッテリーエクステンダーIIで使える電子タバコUSB pass throughは機種を選ぶので注意が必要だ。

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