ここ二週間ほどRTX-1200同士で接続するVPNでのファイル転送が遅い問題と格闘していた。おかげで、結構YAMAHAのルータに詳しくなった 🙂
FTPで
本社→東京 30Mbps
本社←東京 300kbps
という感じで、片道だけ遅いという状況。
結局、東京のRTX-1200のPPインターフェースのMTUを1454→1400とてきとーに下げたら、遅いのが直った。
これによると、L2TPヘッダが付くので、MTUは1454で良いようで、インターネットの通信では特に遅い現象は発生していないので、問題は無いようだ。
しかし、VPNの時だけ著しい速度低下が発生し、尚且つ、MTUの値を下げれば改善するという事は、これはVPNのパケット送信時にdata fragmentが発生しているのではないかと予想される。
MTU1454byteって指定してるんだから、それに収まるようにやってくれているものとばっかり思ってたな。
問題は最適なMTUの値だが、1454byteで糞詰まり現象があったという事例が殆ど無いので、何が最適値なのかさっぱり分からない。
「パスMTUディスカバリ・ブラックホール問題」とは:ITpro
なんて、相当古い話だし、VPNの話とはいえ、今更、こんなのに悩まされるとは思ってもみなかった。