ソーラーパネルの発電能力検証

数年前にコンビニで買った TOPLAND の携帯電話充電器が、ソーラーパネル4.5WでドコモのFOMA補助充電アダプタ03に充電できない謎を検証してみた。

仮説として、ソーラーパネルの電圧は18V位なので、変換した結果が5Vをオーバーしていて充電できないのではないかと思っていた。

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TOPLANDの充電器に100VAC、12VDCに繋いでそれぞれUSBに接続する電圧電流のチェッカーで確認したところ、5.07Vが安定して出力された。

ソーラーパネルを12VDCで接続し、計測してみたところ、5.07Vで、電圧がオーバーしている事は無かった。

ところが、FOMA補助充電アダプタ03を接続してみたところ、電圧が3.6Vまで落ちた。

つまり、太陽電池というのはパワーが弱く、負荷を掛けると電圧が大幅に落ちるので、リチウムイオン電池を充電可能な3.7V以上の電圧が出ていなかったという事だった。

しかし、支那製の12V5V変換コンバータはFOMA補助充電アダプタ03へ充電が可能で、これも調べてみると、出力電圧が5.25Vで、電圧降下しても3.7V以上を出している為だった。

TOPLANDの充電器は律儀に正確な5Vを出力している為に、パワーの弱い太陽電池出力の電圧降下で充電可能電圧を下回ってしまい充電できず、出力がいい加減な支那製が5Vを0.25V上回る電圧を出力していたので充電が可能だったという事だな。

まあ、古いタイプの充電器なので、今のTOPLANDの充電器は電圧高めにしてるかもしれないが、小出力太陽電池での電圧降下を考慮するなら、出力電圧高めの支那製のコンバータが良いという事になるな。

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今まで、車載携帯電話充電用にシガーソケットチャージャをソーラーパネルのワニ口クリップで繋いでいたが、振動により外れたりするので、ちゃんとしたレギュレータを購入した。

安物のシガーソケットチャージャだと、PWM方式でオーバーした電圧が捨てられるけど、今回買ったのはインダクタ付きなのでMMTP方式と同じ。

変換効率が96%だそうなので、10W多結晶ソーラーパネルの発電した電気を効率良く充電してくれるだろう。