ただ、李教授は「所得主導成長は危機の本質ではない」と強調した。「失業率が何%上がったとか、二極化がさらに進んだというのも大きな問題だが、危機の本質ではない。造船業・鉄鋼業・自動車産業までが厳しくなっている状況で、半導体や携帯電話など他の産業基盤が揺れ、インドと中国新興国が追撃する状況が危機の本質」とし「こうした韓国経済の根本的な脆弱性が我々が迎えている危機の本質」という見方を示した。
李教授は「最低賃金の急激な引き上げがすべての問題の根源であれば、最低賃金を現政権発足前のレベルに戻せば韓国経済はすぐに危機から抜け出せるのか」とし「政府がそのような措置を取ったとしても、自営業者の負担が少し軽くなるだけで、我々が直面している危機の本質的な側面では特に改善を期待できない」と指摘した。
李教授は「いま我々に最も必要なことは落ち着いて危機の本質を分析し、効果的な対応策を見つけ出そうという姿勢であり、『国の経済が近く崩壊する』というような煽動的な発言は全く役に立たない」とし「我々が抱えている問題の解決は、一つの政権の任期中に終えることができない、長期間の努力を必要とする。構造調整や規制撤廃のような当面な課題だけでなく、研究開発環境の改善、教育改革を含む全面的な革新の努力が必要だ」と主張した。
情報源: ソウル大教授「所得主導成長、韓国経済危機の本質でない」 | Joongang Ilbo | 中央日報
「沈みかかってる船の底に穴を開けたけど、元々沈みかかってるのだから、穴開けた奴だけが悪い訳じゃない」という事ですかね 🙂
まあ、そもそもの原因は、南鮮企業が他社を排除して独占的地位を得る為に、赤字を垂れ流してまで安売りする習性がDNAに刻まれてしまっている事だな。
日本でもMKタクシーや孫正義が安売りに血眼になっているが、他社を排除して独占的地位を得る為にやっているのだろう。さすがに日本では不当廉売は許されないので、南鮮の様にはなっていないが。
南鮮政府モドキが支援しても、喉元過ぎれば熱さを忘れてまた安売りをやらかすので、死ななきゃ治らないと思うよ?
で、所得主導成長(笑)についてだけど、元々は腐れ左巻きの文在寅が「企業は人民から不当に搾取して金を貯めこんでるから、給料で吐き出させてしまえ」という発想で、企業は悪だから懲らしめれば愚民ウケするからやりだした事だな。
労働経済学的に考えると、労働者は労働力という商品を売る訳だが、これを政府が高い値段でしか売ってはいけませんと制限をかけた。
買う側の企業は消費者の立場となる訳で、持っているお金は一定で、商品の値段が上がったら、買う量を減らすしかない。これが若年失業者の増大という形で現れている。
企業は収益が上がっていないので、支払う人件費は一定、しかし、労働力の単価が上がって量は確保できなくなる。減らされた人は収入が無くなり物が買えなくなる。
そして企業の物が買われなくなり、収益が減り、人件費を減らさなくてはならなくなる。
デフレの構造と似ていて、絵に描いた様な悪循環だな 🙂
日本の失われた20年と言われてた時も、老人の金を吐き出させようと下衆な考えが見苦しく跋扈していたが、普通に公共事業で金が若者に渡るようにすれば良かったんだよ。
で、南朝鮮は家計負債がGDPの額を超えるほどあり、老人も借金だらけで金が無い。政府にも金が無い。どうやったら立て直せるか?
まあ、無理だな。アキラメロン