ヤクルト1000品薄

巷では、ヤクルト1000が人気で品薄らしい。

何やら、「睡眠の質を高めます」という効能がヒットの原因らしい。
Webページにアクセスすると、ヤクルトの宅配の新規受付停止中となる位に、品薄状態らしい。

ヤクルト密造業者であるわしに言わせると、「無ければ作ればいいじゃん」って感じだが、ヤクルトそのものはできなくても、ヨーグルトメーカーで乳酸菌の培養はできる。

わしの家はヤクルト密造の為に母が宅配を頼んでるが、前までヤクルト400だったのが、いつのまにか1000に変わってて、それを種菌にして培養して乳酸菌の量を増やしている。

どうせ種菌にするのだから、普通のヤクルトでいいのに、母は「より良いものができる」と信じて高い金を出しているようだ。非科学的だねえ。

ヤクルト1000については、拙ブログで以前記事を書いた。

ヤクルト1000

この時は、普通のヤクルトはシロタ株150億個だったが、今Webみたら200億個になってたので、原液濃度上げたみたい。

なんか、辛坊次郎ズームで、「ヤクルト1000は、普通のヤクルトと味は変わらない」って言ってたが、いつも飲んでる人は、普通のヤクルトよりミルキーになっているというのが分かるだろう。

限られた容量に、乳酸菌を詰め込もうと思ったら、原液濃度上げるしかないのだ。

じゃあ、ヨーグルトメーカーで培養したヤクルト原液なら最強じゃね?
1000億個どころか1兆個くらい摂ってそう。

ところが、ヤクルト1000を遥かに超える乳酸菌シロタ株を毎日摂取しても、「睡眠の質が上がった〜」という実感は無いから、プラセボ効果みたいなものだな。

それより、アレルギー治療で飲んでいるオロパタジンの副作用の眠気の方がよっぽどわしには効く。

という事で、「ヤクルト1000が欲しいけど、全然売ってない」という人は、ヨーグルトメーカーに普通のヤクルトで培養しよう。

ヤクルト密造するには、牛乳パック500mlから100mlを抜いて、150ml程度をマグカップに入れて、レンジでチンして、それにクリープ大さじ2杯、北海道てんさいオリゴ糖大さじ1杯を溶かし込んで、牛乳パックに戻す。

それにヤクルトを牛乳パックにブチ込んで、漏れないように開け口をしっかり持って、シェイク。

ヨーグルトメーカーで、37℃、18時間保温したら出来上がり。

クリープは、乳酸菌の餌になる乳糖を増量する為。
オリゴ糖は腸内ビフィズス菌を増やす為で、ヤクルトとは関係無いので、入れなくてもOK。

ヤクルトは、ヨーグルトと違って、サーモフィラス菌が入っていないから、雑菌の繁殖を防ぐ酸性度が低く、培養したヤクルトを種菌にすると食中毒の危険があるので、常に買ってきたヤクルトを種菌にしましょう。

試行錯誤の過程は、ヤクルト密造シリーズをご覧あれ。