Ubuntu 24.04LTSが読み込み専用で起動して困った話

昨年末頃に内蔵ハードディスクがお亡くなりになり、Ubuntuはバックアップから外付けUSB RAID1ハードディスクに復旧して、WindowsはUSBハードディスクにインストールできないので、放置していた。

日曜にふと思い立ち、内蔵ハードディスクにWindows10をインストールし、Windows11 をISOでダウンロードして、マウントし、setup.exe /product server で強制インストールした。

Windows11 を直接インストールをしようとすると、PCが要件に合っていないので、拒否されるが、Windows10環境で、コマンドで先のセットアップを実行すると、要件チェックされないのでインストールできるのだ。

EFIのブートディスクが2つという事になるが、Ubuntuのgrubの起動メニューで、チェインロードにより、UbuntuとWindowsを選択可能にして起動できるようにする。

/etc/default/grub を編集して、GRUB_DISABLE_OS_PROBER=false を有功にし、次のコマンドを実行。

# os-prober
# grub-update

grub menu に Windows bootloader が表示されるようになった。

で、Ubuntu にて Windows 11のHDDをマウントしようとしたら、マウントできない。

Webで調べると、Windows11で高速スタートアップが有功になっていて、ディスクにゴミがある状態な為、マウントできないとの事。

ユーティリティの「ディスク」を使って、/dev/sda3 の「マウントオプションを編集……」で、「ユーザーセッションデフォルト」をOFFにしてやるとよいらしい。

そうすると、マウントはできるようにはなったのだが、ファイルをコピーしようと思ったらできない 🙁

再起動して Windows11のコントロールパネルで、高速スタートアップを無効化し、いざ、Ubuntuを起動すると、Failed to start: gdm.service とか出て起動しない。

Ctrl+Alt+F3 で端末ログインして、mount を見てみると、ルートFSが読み込み専用になってる。

こういう場合は、ディスク異常とかが定番だが、fsck しても異常なし。
/etc/fstab を見ると、さっき指定した /dev/sda3 のマウント定義が追加されているのだが、ルートのドライブ指定が消えている 🙁

そりゃ、fstab で起動ディスクの設定消えとったら、起動ディスクが read-only でマウントされて、read-write で remount されないから、読み込み専用のままだよなあ。

# mount -o rw,remount / を実行して、/etc/fstab にルートのファイルシステムの定義を追加して復旧。

何で起動ディスクの設定が消えたのかさっぱりわからんけど、かなり初見殺しなOSですな 🙂

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