岡田克也副総理は22日午後の記者会見で、国土強靱(きょうじん)化推進などを掲げた自民党の衆院選公約について「財源の裏付けは非常に重要だ。財政を立て直すプランではなくて、さらに財政赤字を拡大するプランになっているのではないか」と批判した。
公約に盛り込まれた「大胆な金融緩和」に関しても、「もたらすマイナスの側面を触れることなく、金融緩和さえすればいろいろなものがバラ色になってくると言っている」と懸念を示した。(2012/11/22-17:54)
引用元: 時事ドットコム:自民公約では赤字拡大=岡田副総理【12衆院選】.
はっきり言おう。赤字拡大大変結構!
GDP 500兆円に1,000兆円の借金は、GDP比2倍の借金であり、確かにGDP500兆円のままでは、2倍の借金を返済するのは大変であろう。
増してや、「無駄の削減」とか抜かす奴等は、公共事業を悪玉にして削減し、GDPをどんどん減少させているのである。これではいつまで経っても財政の健全化など不可能だろう。
つまり支出の削減では無く、収入の増加を目指す事が必要である。
財政出動の為の建設国債を発行し、これで1,500兆円の借金に拡大したとする。しかし、公共事業で景気は回復するので、GDPを1,000兆円にすれば、GDP比1.5倍の借金であり、相対的に借金額の割合は低下するのである。
藤井聡京都大学大学院教授も著作「救国のレジリエンス」において、この公共事業投資の試算で、GDPを900兆円にできると言われている。GDP 1,000兆円というのは無理な数字では無いのだ。
まあ、過去3年間、デフレと円高を放置し、時間を無駄にしていた奴等が何を言おうが説得力が全く無いな 🙂