甘利経済再生相は「天候要因が経済に与える影響、消費構造に与える影響というのはあまり断定的にはいえない」としながらも、「意外と天候要因は(実体経済に)かなり影響しているなという感じがする」との認識を示した。
ただ、民間議員からは天候要因が外れると成長軌道に帰る力が強くなるとの発言もあったという。
引用元: 今夏の天候不順、実体経済にかなり影響=甘利経済再生相 | ビジネスニュース | Reuters.
結局のところ、経済財政諮問会議とか、産業競争力会議とか、国民に信任を受けていない「民間議員」とやらが政治に影響力を行使している構図がありありと出てるな。
そもそも、天候不良で車が売れなくなるのか? 天候不良で住宅着工件数が激減するのか? あほらしうて泣けてくるわ。何でも「天気のせい」にしておけば、マヌケな国民は騙されると思ってるのかねえ。
明らかに増税による実質賃金の減少で「物が買えなくなった」という不況で、この失政を隠す為に「天気のせい」などと誰も信じない寝言を弄している訳だ。
大体、東北震災と同じ規模の景気の落ち込みが「想定内」というのもふざけている。
これによって、確実に経営破綻して自殺する経営者が出るだろうが、これが事前に分かっていて「想定内」というのであれば、死人が出る事が分かっていて、敢えて消費税増税をやったという事になる。
もはや国民を豊かにする責を負う政府に非ず、殺人者と同じだ。
国民を豊かにし、支那の侵略に備える富国強兵こそが安部政権のとるべき道だが、一体何をやっているのやら。