赤外線カメラFOSCAM FI8905W

OpenRD Ultimateを監視カメラサーバにして、DC-NCR13Uという赤外線カメラを軒下に設置して屋外の監視をしている。

しかし、このカメラ、赤外線ランプをONにしても照射距離が2m程度で、肉眼で見える明るさよりも暗く、赤外線ライトも3m先には届かないので、ウチの環境では、夜間は真っ暗しか写らない。

で、赤外線カメラで探してみると、こういう映像があって、Foscam FI8905Wってのが遠距離まで赤外線を照射し、かつ、かなり広範囲を映せている。

FI8918Wってのもあるが、これもYoutubeの動画を見ると、赤外線の照射範囲は狭いがけっこう遠くまで照らしているし、街灯の明かりでも映っているから、内蔵ソフトウエアが結構頑張ってる感じ。

値段の安いサイトを探し回ると、FI8905が$95.58でShipping Freeなるところを見つけ、ポチってしまった。もちろん支那のサイトで、詐欺られてるかもしれないので、もしもの場合に犠牲者を増やさない為にURLは貼らない。

7,848円で防水の赤外線LEDが60個付いたネットワークWifiカメラですよ?Unbelievable!

単なるUSBカメラのDC-NCR13Uに比べると、実売の価格は倍程度しか変わらないので、FI8905Wのコストパフォーマンスは凄すぎる。

まあ、DC-NCR13Uは屋外用では無いので比べるのが間違ってるのかもしれんが、屋内用のFI8918Wだって値段はFI8905Wと大差無いし、モーターでカメラ動くし、ネットワークWifiだし、暗闇でもかなり遠くまで映るしコストパフォーマンスがかなり良いと思う。

しかし、円高もあるが、ここまで価格が安くなると国内産業は厳しいねえ…。

朝夕のニュースでは決して報道されない国会中継

これ見ると、福島で放射線量計の需要がうなぎ登りの理由も納得できる。

発災当初、政府の指示により、文科省は、驚くべき事に、まだ水素爆発を起こしていない段階で、原発が水素爆発を起こした場合のシミュレーションも含めた7枚の詳細なSPEEDIによる予想図を作成していた。

そして当時のニュースでは、各大学や研究機関に文科省から、拡散予想図を公表するなという通達が出たというのを見た事がある。

政府は正確な現地の情報が無いから SPEEDI は公開しなかったと言い訳しているが、法律では、発災時には現地の情報入手は困難である為、単位放射線量、または予め決められた予想値により影響予測図を作成し、それに基づいて災害対策を行うとなっている。

つまり、菅直人が「予想図が届いてるの知らなかったから、発表のしようがねーだろ」という、その場凌ぎの嘘は通用しない。法律に従って、「避難計画の為の予想図を出せ」と文科省に指示しなければいけないのだから。

その結果、無計画に避難命令を出し、避難民は原発の風下に逃げて大量に被爆する事になった。高木も海江田も問責決議していいよ。問責と言えば、柳田のクズがなぜか議長席に座ってやがるが…。

なぜ情報隠蔽したのかという点では、菅が怠けて責任から逃れる為に行動しているように見えるが、多数の旧社会党の残党の極左職員が民主党内に入り込んでいるから、そいつらがわざと日本の被害を大きくすべく菅を操っているようにも思えるなあ。

NAVI CLIPの電源ランプ消灯の謎

初期不良として送り返し、代替品を送って貰ったが再び電源ランプが点かないという現象がでていた NAVI CLIP(UMGPS/MF)。OpenRD Ultimateでgpsdを使っている限りは測位もでき、ntpdへの時刻情報供給は問題無くできていたので、まあいいかと思っていた。

NAVI CLIPには SiRF start III というチップが載っていて、SiRF-binary モードというのにすると、独自の拡張コマンドが使えるようになる。

gpsd はSiRFのチップには、NMEAモードからSiRF-binaryモードに切り替え、その際にNAVI CLIPの電源ランプが消えるようだ。

とは言え、I・O DATAに付属するソフトでは、SiRF-binary モードで動作する事は想定しておらず、「初期化」のボタンを押しても、単にコールドスタートするだけで、モード変更まではしてくれない。

そこで、GPS受信機用NMEAモニタというのを使わせていただいた。このソフトで「GPSコマンド/リポート」のプリセットにある「Binary to NMEA(4800bps) mode」を実行したら、電源ランプが点灯するようになった。ありがたや。

このモニタ、付属のソフトより多くの情報を出してくれて非常によくできている。素晴らしい。

\A0\A2\0\18\81\2\1\1\0\1\5\1\5\1\1\1\0\1\0\1\0\1\0\1\0\1\12\C0\1\6B\B0\B3 ;Binary to NMEA(4800bps) mode \B4800\

【OpenRD Ultimate】ircbot_console-1.3へアップデート

ircbot_console-1.3 が出ていたので、 OpenRD Ultimateの環境をアップデート。
前回、ある程度アップデートし易いように構築してあるので、やる事は展開して、シンボリックリンクを貼り替えるだけ。

noizumi@silverfox:~$ su –
noizumi@silverfox:~# su – irc
$ wget http://ircbot-console.googlecode.com/files/ircbot_console-1.3.zip
$ mkdir  ircbot_console-1.3
$ unzip ircbot_console-1.3.zip -d ircbot_console-1.3
$ ln -sf ircbot_console-1.3 ircbot_console
$ exit
noizumi@silverfox:~# ps auxw|grep ircbot|grep -v grep
irc      30377  1.2  3.9 665592 20364 pts/0    Sl   21:38   0:11 java -classpath .:./lib_jetty/jetty-6.1.21.jar:./lib_jetty/jetty-util-6.1.21.jar:./lib_jetty/servlet-api-2.5-20081211.jar JettyRun ircbot.war
noizumi@silverfox:~# kill -TERM 30377
noizumi@silverfox:~# sh /etc/rc.local

でバージョンアップ完了。

PRN 129

NAVI CLIPの代替品が送られてきて、NTPサーバで運用中。
結局、またOpenRD Ultimateに繋いだら電源ランプが点かなくなった(汗
まあ、測位に問題は無いし、こういうものなんだろう 🙂

noizumi@silverfox:~$ /usr/sbin/ntpdate -q ntp.nict.go.jp
server 133.243.238.244, stratum 1, offset -0.002715, delay 0.04657
server 133.243.238.163, stratum 1, offset -0.003569, delay 0.05042
server 133.243.238.164, stratum 1, offset -0.003205, delay 0.04890
server 133.243.238.243, stratum 1, offset -0.002712, delay 0.04622
8 Jun 19:55:23 ntpdate[22967]: adjust time server 133.243.238.243 offset -0.002712 sec

外のNTPと比較すると、2.7ミリ秒進んでる位。
今の/etc/ntp.conf の設定は次の通りだが、

server 127.127.28.0 minpoll 4 maxpoll 4
fudge 127.127.28.0 time1 0.034318 refid GPS

理論的には、2.7ミリ秒すすんでいるので、誤差修正の値を0.034318-0.0027=0.031618とすれば、ピッタリ合いそうなのだが、実際にはそれでも誤差が無くならない。

元々この誤差修正値は、0.066位から始めたのだが、日本標準時のサーバにも誤差があるだろうし、こちらのGPS測位にも誤差があるだろうし、ピッタリ理論通りにはいかないのだろう。

gpsd は -Gオプションを付けると、localhostのみでなく、他からも参照可能で、dell studio1558からxgps 192.168.11.254 とやって参照してみた。

気になったのが、時折現れるPRN 129の□のやつ。
何か特別なやつだろうと思って、検索してみたら、MTSAT-1Rだった。

普通のGPSで補足できるとは知らなかった。MTSAT-2 はPRN 137だそうだが、未だに見た事が無いな。

MTSATはひまわり6号、ひまわり7号でもあるから、高度が米国製GPS衛星より高いだろうし、その分、電波を受信するのは感度が良いGPS受信機でないといけないのだろうなあ。

青山繁晴氏を逮捕しろと言ったマジキチ政権

…水素爆発で飛んできた瓦礫がそのまま放置されているんです。そこに付着している放射線
物質の線量はとても高いのです。その瓦礫の処理を最初にやらなければいけないのに、それ
を怠ったまま作業をさせるから大きなホースを敷設したりっていう作業が出来ないんですよ。
ロボットでは出来ませんからね。作業員が「青山さん、これって順番が違うよね。瓦礫の処理を
して欲しい」と言っていたが、これが彼らが伝えたかったことだと思います。

何故処理しないかというと、瓦礫処理の為には構内に立て坑を掘ってそこに瓦礫をどんどん
落としていくしかないんです。ところが、構内と言えども福島県内ですから佐藤知事と官邸が
話し合って知事のOKが出てからやらなければならないんですが、菅政権はそれをやらずに
サボったままなんです。あの瓦礫が残っている限りはみんなが周りでいろいろ努力しても本当の
作業というのはなかなか出来ないから汚染水の処理もなかなか進まない。

(何故、官邸はそのGOサインを出せないんですか?の津田氏の質問に)
僕なりに聞いてみたんですが、官邸側は「いや、青山さん、知事も厳しい姿勢だし交渉するの
も大変だから、まずやらなければいけないことを…」と言うから、私は「あなた、それが違って
いるじゃないか、順番が。何であなたがそんな事も分からないのか。それはあなたが現場に
行かないからですよ。さっさと行けよ!」と、何度も言いました。

余談ですが、さっさと行けよと言われた官邸側は何をしようとしたかと言うと、僕を逮捕しようと
したんです。

「政権側から『青山繁晴を逮捕しろ』乃至は『…逮捕してくれ』と言われた」と、捜査当局から
僕に電話があったんです。それで、「逮捕するんですか?」と聞くと、彼は「いや、逮捕なんて
絶対にしません。違法性が全くない上に国民に知られるべき情報が知られてないから(原発の)
中に入らなきゃいけないんで、逮捕なんて勿論しません。私は私の責任で青山さんにこのことを
知らせました」と。

日本というのは警察だろうと何処だろうと必ず、少数ではあるけれど意外とその場所に良心的
な人がいて伝えてくれるんですよ。
その一方で、現場に行くべき人間が行ってなくて、現場に入ってその映像を流して吉田所長の
話を流したら、その後に、できるだけ放送させないように逮捕までやろうとしたというのが、この
菅政権なんです。

【OpenRD Ultimate】IRC bot導入

OpenRDは24時間稼働で、IRCdを動かしているが、普段使っているDell Studio 1558は夏場の灼熱地獄に耐えられないだろうから、昼間は電源を切っている。

その間、IRCは動いているが、見れないので、botを導入した。
ちょいと検索をかけたらIRCbot Consoleといういいのがあった。

JREが必要なので、OpenRDに環境を整える。
Xは動かしていないので、JREの headless を入れる

noizumi@silverfox:~/ircbot_console-1.2$ sudo aptitude install default-jre-headless
The following NEW packages will be installed:
ca-certificates-java{a} default-jre-headless icedtea-6-jre-cacao{a}
java-common{a} liblcms1{a} libnspr4-0d{a} libnss3-1d{a}
openjdk-6-jre-headless{a} openjdk-6-jre-lib{a} tzdata-java{a}
0 packages upgraded, 10 newly installed, 0 to remove and 0 not upgraded.
Need to get 31.8 MB of archives. After unpacking 86.0 MB will be used.
Do you want to continue? [Y/n/?]

で、IRCは irc のユーザで動作しているので、IRCbot Consoleも同じirc権限で動作させる。

ホームディレクトリの .ircbot にログとか保存するので、ホームディレクトリを /home/irc へ変更する。これは起動時の環境変数でも指定できるが、後々データ移行をする場合、/home 以下にあった方が都合がよい。

noizumi@silverfox:/home$ sudo mkdir irc
noizumi@silverfox:/home$ sudo chown irc.irc irc

ホームディレクトリ変更に、ngircd が irc のユーザで動作していると、irc ユーザがログインしているので変更できないと拒否されるので、変更するには、一旦IRCdを止める。

noizumi@silverfox:/home$ sudo service ngircd stop
Stopping Next generation IRC daemon: ngircd.
noizumi@silverfox:/home$ sudo /usr/sbin/usermod -d /home/irc irc

irc 権限で、 irc のホームディレクトリへ IRCbot console を配置する。

noizumi@silverfox: /home$ su –
noizumi@silverfox:~# cd /home/irc
noizumi@silverfox:~# su irc
$ mkdir /home/irc/ircbot_console-1.2
$ unzip ircbot_console-1.2.zip -d /home/irc/ircbot_console-1.2
$ ln -s ircbot_console-1.2 ircbot_console

で、起動するには手っ取り早く /etc/rc.local に

cd /home/irc/ircbot_console && su -c “./startup.sh >/dev/null 2>&1 &” irc

と書いて、起動時に irc のユーザ権限で IRCbot console を動かす。

即座に動かすには、とりあえず、root権限で
sh /etc/rc.local

と実行して、8080 ポートへブラウザでアクセスすると、設定画面を見る事ができる。IRCbot console 自体にアクセス制御が無いので、外からアクセスさせない為には ipchains などで8080 ポートへのアクセスを制限しないといけないので、そこは注意が必要。

NAVI CLIP壊れた

ふと気づくと電源ランプが付かなくなってるし。

測位は問題無いけど電源ランプ付かなくなってるってのは品質に疑問があるので、返品交換手続きに入った。

gps ntpdはしばしお預け。

【OpenRD Ultimate】GPS ntpd 構築

OpenRD には Debian squeezeが入れてあるが、 kernel のバージョンは、2.6.32で Ubuntu 11.04 とは結構違う。

カーネル関係のビルドには、 kernel-package を入れるといいらしいので入れる。

noizumi@silverfox:~/src$ sudo aptitude install kernel-package

だが、 /lib/modules/2.6.32-5-kirkwood/build が無い!?
で、検索すると、module-assistant を入れるといいらしい。

noizumi@silverfox:/usr/src$ sudo aptitude install module-assistant

noizumi@silverfox:~$ sudo m-a prepare

で、環境が整ったので、モジュール pl2303 のビルドだが、Ubuntu の2.6.38のカーネルのpl2303.c ではエラーが出てコンパイルが通らないので

noizumi@silverfox:/usr/src$ sudo aptitude install linux-source-2.6.32

と、ソースを取ってきてごりごりやった。

展開して、make して、/lib/modules/uname -r/kernel/drivers/usb/serial のディレクトリへできあがった pl2303.ko をぶっこむべし。

そして、sudo depmod -a やってNAVI CLIP を挿す。

Jun  4 18:03:09 silverfox kernel: [750754.894719] usb 1-1.2: new full speed USB device using orion-ehci and address 7
Jun  4 18:03:09 silverfox kernel: [750755.026187] usb 1-1.2: New USB device found, idVendor=04bb, idProduct=0941
Jun  4 18:03:09 silverfox kernel: [750755.033632] usb 1-1.2: New USB device strings: Mfr=1, Product=2, SerialNumber=3
Jun  4 18:03:09 silverfox kernel: [750755.041185] usb 1-1.2: Product: USB-Serial Controller D
Jun  4 18:03:09 silverfox kernel: [750755.046590] usb 1-1.2: Manufacturer: Prolific Technology Inc.
Jun  4 18:03:09 silverfox kernel: [750755.052621] usb 1-1.2: SerialNumber: 10001CF9
Jun  4 18:03:09 silverfox kernel: [750755.126176] usb 1-1.2: configuration #1 chosen from 1 choice
Jun  4 18:03:09 silverfox kernel: [750755.255818] usbcore: registered new interface driver usbserial
Jun  4 18:03:09 silverfox kernel: [750755.274675] USB Serial support registered for generic
Jun  4 18:03:09 silverfox kernel: [750755.284900] usbcore: registered new interface driver usbserial_generic
Jun  4 18:03:09 silverfox kernel: [750755.291734] usbserial: USB Serial Driver core
Jun  4 18:03:09 silverfox kernel: [750755.364524] USB Serial support registered for pl2303
Jun  4 18:03:09 silverfox kernel: [750755.374831] pl2303 1-1.2:1.0: pl2303 converter detected
Jun  4 18:03:09 silverfox kernel: [750755.406372] usb 1-1.2: pl2303 converter now attached to ttyUSB0
Jun  4 18:03:09 silverfox kernel: [750755.412576] usbcore: registered new interface driver pl2303
Jun  4 18:03:09 silverfox kernel: [750755.418358] pl2303: Prolific PL2303 USB to serial adaptor driver

無事認識。gpsd と gpsd-clients をぶっこむ。

noizumi@silverfox:~$ sudo aptitude install gpsd gpsd-clients

noizumi@silverfox:~$ sudo dpkg-reconfigure gpsd
で、デバイスを /dev/ttyUSB0 に、オプションに -n を指定。

noizumi@silverfox:~$ sudo service gpsd restart
で、gpsd 再起動。

X は入れてないので、動作試験に xgps は使えぬ。gpsmon で見てみる。

測位できてるっぽい。

そして、ntpd は既に稼働しているので、ここを参考に、 /etc/ntp.conf に

を設定。

oizumi@silverfox:~$ ntpq -p
remote           refid      st t when poll reach   delay   offset  jitter
==============================================================================
*SHM(0)          .GPS.            0 l   11   16  337    0.000   13.960   7.495

後は暫く動かして、誤差を出させて、time1 の後の数字をいじるとする。
あ、正確に測るには0.420 じゃなくて0 にしておかないといけないな (^^;