野田総理大臣:「安倍さんのおっしゃっていることは極めて危険です。なぜなら、インフレで喜ぶのは誰かです。株を持っている人、土地を持っている人は良いですよ。一般の庶民には関係ありません。それは国民にとって大変、迷惑な話だと私は思います」
(後略)
引用元: 野田総理VS安倍総裁 金融政策や「国防軍」で応酬.
野田、経済が全く分かっていない事が判明。
一般庶民はデフレに苦しんでいるのだから、インフレにして貰わないと困るのに、インフレで喜ぶのは資産家だけとか言っちゃってる。
西田昌司自民党参議院議員が言っていたが、民主党の議員は、年収200万以下のワーキングプアの為にも物価が下がる方が良いなどと言っているそうだ。
物価が下がるという事は、売る人の収益が減り、人件費を抑制しなければ経営が成り立たなくなる。
そこで、給料を下げるが、給与所得者の購買能力の低下で物が買えなくなり、物が売れなくなる。
物が売れなくなると、物価を下げる…という悪循環がデフレスパイラル。
困った事に、物価が下落すると、それ以上の割合で所得が低下するというのが統計にもハッキリ出ている。前述の年収200万円以下のワーキングプアも、物価が下落した事によって生み出されたのだから、物価下落は更なるワーキングプアを生み出すだけで、百害あって一利無し。
では、金を腐る程持っている人がお金を使えばいいと考えるのが、維新やみんなの党とかの構造改革とかイノベーションとか言ってる輩。
金持ちは、時間が経てば更に安く物が買えるのだから、買わずに物価が下がるのを待つというのが合理的選択で、金に余裕のある人程、お金を使わない。
つまり、物価の下落を止めないと、根本的な解決にならない。
だから、インフレ誘導が必要なのだ。
これが危険だとか言ってる奴は、栄養失調で餓死寸前の奴に「うまいもの食べたらメタボになるから危険」と言ってるようなもので、ハッキリ言って頭がおかしい。
野田はじめ、民主党のヤツらだと、デフレ解消できなくて当たり前だわ。