NITE=製品評価技術基盤機構は、新型コロナウイルスの消毒目的で利用が広がっている「次亜塩素酸水」について、現時点では有効性は確認されていないとする中間結果を公表しました。NITEでは噴霧での使用は安全性について科学的な根拠が示されていないなどとして控えるよう呼びかけています。
情報源: 「次亜塩素酸水」現時点では有効性は確認されず NITEが公表 | NHKニュース
これって、NITEのページ探しても掲載されているページが見つからないんだが、上の検索窓から「次亜塩素酸水」で検索すると次のページがあった。「次亜塩素酸水の販売実績、空間噴霧について ファクトシート(PDF)」
これによると、どうやら巷で売られている「次亜塩素酸水」のようなものを検証した結果らしく、塩素濃度を明記していないとか胡散臭いものを調べた結果のようだ。
次亜塩素酸水と銘打って売られているものには、いい加減なものが多いから注意すべしという趣旨で、「次亜塩素酸水は効果がない」と言いたい訳ではないようだ。
わしが使ってるのは「ジアテクターP」という商品。
自分で作るやつで、1回に小さじ1杯分の1,000ppmの濃度を300ml作っている。
ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムを水に溶かすものだが、これはプール消毒用なので、「手に噴霧するな」とか言われても「ハァ?プール入るなって言うのか?」って感じ。
まあ、アルコールに比べると扱いが素人には難しいのは確かで、有機物があると化学反応が進んで塩素が水になってしまうから、噴霧する場合は汚れを充分落としてからでないと効果が薄くなる。
それに作ってから時間経過で塩素濃度が低下していくので、作った次亜塩素酸水の消費期限は大体1ヶ月程度で使い切らないといけない。
アルコールの様に揮発しないので、噴霧し過ぎたら水でドボドボになるから、拭き取りが必要と、使い勝手が悪いのも確かだな。
それに、ハイターの様な劇物の次亜塩素酸ナトリウムと混同してしまいがちで、迂闊に人に薦められないというのもある。
これらの性質を良く理解した上で使うのなら、全く問題は無いと思うけどね。
まあ、NHKとしては、支那人が必死でアルコールの買い占めをやって、高値で転売してるから、格安で出回る次亜塩素酸水に駆逐されないように「次亜塩素酸水は効果が無い」ってミスリードしたいのかもしれんね 🙂