【台湾】国賓大飯店→桃園国際空港

今日は帰国の日。朝10時にJTBのでっかいバスが迎えに来た。
他のホテルのツアー客も乗せられているようだが、国賓大飯店が一番最後なのか、わしらが乗った後は、どこのホテルにも寄らなかった。

これで帰国かと思いきや、土産物屋へ…。
日程表には載ってないんすけど…。

まあ、これで残った900元が消費できるかもしれん。
買うとしたらパイナップルケーキだが、380元で中途半端やなあ。

タバコのカートン買いでもするかと、店員に問うてみると、置いてないとの事。
見回すと、酒、タバコ、香水なんかは置いてなかった。

DFSの免税品のタバコなんかは、買っても空港の出国審査終わってからでないと渡して貰えないので、こういう市井にある土産物屋では面倒だから扱ってないのだろう。

で、買うものも特に無えなあと喫煙所でタバコを吹かし、友人の所へ行くと「900元貸してくれ」と宣うた。土産物の茶を買うのに丁度900元だそうだ。

900元渡して、残り11元(約37円)!これでは何も買えないが、台湾元を一掃できたのでよしとする。

【台湾】龍鮑翅魚翅専売店

晩飯は余った台湾元を消費する為に豪勢に龍鮑翅魚翅専売店というフカヒレを食わせてくれる所へ行った。
松江路にあるので、国賓大飯店から歩いていける距離。

友人は1,500元位、わしは3,000元位残っていたが、店では2,890元のA1コースというヤツを頼む予定で、先に友人は半額の1,445元をわしに渡した。
友人の残りは数十元。

飲食店ではサービス料10%かかる事があるので、それを考慮すると、1589.5元だから、数十元足らない事になるが…。

A1コースは、フカヒレ大盛(約280g)+オーストラリアアワビ(約83g)+オーストラリアロブスター(約300g)+杏仁雪蛤(台湾風デザート・約80g)

あと、ツバメの巣のデザートが980元で、これを頼むともう一人分はタダになるというので頼んだ。

わしはツバメの巣というのが料理だと思っていて、店員に「冷たいのがいいか?暖かいのがいいか?」と問われ、「暖かいのを…」と言ったら、店員が「暖かいのは不味い。冷たい方がうまい」と言うので、冷たい方にした。なら、最初から問うな!

全体的に味付けが甘いのが難点だが、鮑、ロブスターはうまかったな。
わしは、食感だけを楽しむ食材は余り好きでは無く、フカヒレもツバメの巣もなんかイマイチだった。自分一人だったら、まず頼まないメニューだな。

で、勘定は3,870元とサービス料387元の4,257元(約14,729円)。
友人は、関空で交換したレートで日本円で借りとの事と相成った。

しかし、関空では9,000元を31,140円で交換したが、4日間でも無茶な使い方をしなければ、金が余りまくる。ツアーで日本円で金取られてるから、余計に金を使わなかった。

わしの残金は900元程だが、明日の帰国を前に使い道に困るぞよ。

【台湾】故宮博物院

なぜ、タイトルが故宮博物院なのか。
ヒント:月曜日

鼎泰豊から、タクシーに乗って、友人のガイドブックに載っていた原住民の物産館みたいなところへ行ったのであるが、シャッターが閉まっていた。

タクシーの運ちゃんが「コキュウ?コキュウ?」と言ったので、行き先が決まったのである。

月曜だから、博物館等、公的な建物は軒並み休館とかで、元々行き先の候補が限りなくゼロに近い。故宮博物院は月曜もやっている。

友人などは朝に「どこ行くねん?」と、わしが台北101以外に行き先を決めない事に対して、不満を持っていたようだが、元々候補が存在しないのだから、決められないからと言って非難される謂れは無いと思うな。

よっぽど、「じゃあ、それぞれ単独行動で行こう」等と言いそうになったが、大人気ないので、やめておいた。

梅吉と言うのは、前回、故宮博物院に居た白タクで、名刺に小林梅吉などと日本名が書いてあった。目的地まで幾らかで送るといいつつ、途中でお茶の店に寄り、茶を売りつけるというおやじの事。

それ以来、日本語を話すあやしいおやじは全てコードネーム「梅吉」と呼ぶ事になっている。

また、本家梅吉と区別する為、梅次郎、梅三、梅四郎と呼ぶ。
ちなみに、梅次郎は高雄のガイド、梅三は運転手。

入り口に先に入った友人が、梅四郎に「これから帰るの?」と話しかけられていた。梅吉とは別人だが、間違いなく白タクで茶を売りつける気だな。まだいやがるのか。

中に入ると観光客で一杯。
他が開いてないから、必然的に集まる場所が限られてくる。
5年前は半分改装していたが、その時と比べると日本語案内が充実してきていた。

しかし、ここは時間を潰すには最適だ。
閉館の17時まで4時間ちょっと居たが、まだ完全に見切れていない。
ツアーの夫妻などは、ここを1時間位で回れとか言われて急いで回ったんだろうな。絶対、欲求不満になるぞ。

で、友人が土産物を買いたいと言うので、故宮博物院のガードマンにタクシー呼んでもらって、DFSへ行った。

なんか、放棄したツアーに似てきたな…。
DFSは国賓大飯店の南1km弱のところにあるので、そのまま徒歩で北上して、ホテルに帰るのだが、その途中のファミリーマートで木瓜牛乳を買ってる途中、梅子が現れた。

「お茶いらない?」「女の子どう?」とか明らかにAmbassadorに宿泊する日本人客をターゲットにしてやがるな。コンビニにまで現れるとは恐るべし。

【台湾】鼎泰豊

昼飯は台北101からタクシー拾って鼎泰豊

ここの台中店に、高雄の紅陶上海湯包の料理人達が元居たという事で、かなりステイタスのある店らしい。

・鼎泰豊の人だかり

すげー人だかり。受付のおねいちゃんは日本語が通じるから日本人でも安心。
事前にメニューで頼む品を選んで渡し、順番が来たら、受付番号が電光掲示板に表示される。

わしが興味があるのは、紅陶上海湯包よりも美味いかどうかだ。
なので、紅陶上海湯包で美味かった蝦餃子と蟹粉小籠包を頼んだ。

・日本語で食べ方の解説もある

で、結果。
なんか、肉汁に旨みが少ない。
やっぱり、紅陶上海湯包がいいな。

【台湾】台北101

4日目、ツアーを放棄し、終日自由行動。
高雄はよく分からないので、ガイドが居た方が良かったが、台北は別にガイドは要らんので、ツアー客の団体行動をする必要性が無い。

ツアー日程だと、
台北市内観光とショッピング
午前 龍山寺(参拝と台湾式おみくじ体験)
    中正記念堂
    お茶セミナー
昼食 上海点心
午後 忠烈祠
    故宮博物院
    ディーエフエス台北店でショッピング

となっていたが、前回、故宮博物院は行ったし、他はイマイチ感もーりもりなので、ツアーで拘束されるのが、嫌だった。

JTBで、高雄だけのツアーができるのか?と友人が聞いたが、できないとの事で、結局、4日目の台北でのツアーを放棄するという書面に署名して、台北のツアー代は捨てた。

5年前建設中だった台北101が完成しているので、これは見なくてはいけないので、早速行く。

国賓大飯店のドアマンにタクシーを頼むと、流暢な日本語で「どちらへ行かれますか?」と聞かれ、台北101と言うと、タクシーの運ちゃんに中国語で行き先を言ってくれた。

Ambassadorは東京にもオフィスがあり、東京オフィスに電話を掛けると、台北、高雄のホテル予約ができるというように、日本人観光客に凄く力を入れている。

ホテルの従業員の殆どが日本語が話せるので、日本人観光客にとっては、非常に便利なホテルだ。その分、値段も高いが…。

台北101のエレベータで5階に上がり、4階を写したところ

庭園風になっていて、おもしろい。

・台北101紹介ビデオ

89階展望台へは、5階から直通エレベータがあり、分速1010mで一気に上がる。

このビデオは、そのエレベータの待ち行列にあるテレビで映されていた。

89階展望台へ上がるのは、400元(約1,384円)もしやがります。
まあ、日本語の話せる人材とか、音声案内端末とか、無料で貸し出ししてるから、コストが掛かってるから、しょうがないか。

・台北101の89階展望台のトイレ

さすがに、綺麗で清潔だ。

本当は、展望台からぐるり一周外の風景をとった動画があるのだが、22分もありやがるので、YouTubeにはアップできませぬ。

・ホログラム看板

きれいだなー。でも意味あるのか?

・マスダンパー

これで風や地震の揺れを吸収するらすぃ。

【台湾】台北牛乳大王

台北牛乳大王へ行く為に、MRT剣譚駅へ。
5年前は磁気カードだったのだが、券売機で20元入れたら、出てきたのが青いプラスチックのコイン。

どうも、この青いコインをかざすと自動改札を通れるようだ。

・MRT剣譚駅から見た士林美食街

中山駅に着いて、改札出るには、青いコインを投入口に入れると出られるようになっていた。これでコインを回収するんだな。

・台北牛乳大王の木瓜牛乳

以前は、高雄牛乳大王と同じく、ファンシーな図柄の蓋があったのが、デザインが変わってるな。高雄牛乳大王に比べるとこってり感が多い感じがする。
で、値段は高雄が60元なのに、こっちは70元だった。

レジのねえちゃんも、この木瓜牛乳をもってきたにいちゃんもすげー無愛想だったが、高雄牛乳大王のおばさんは、いつもニコニコしてたから見習えつーの。

気になったのが、作っている時の牛乳のパックで、「福楽 北海道」とか書いてるやつをもーりもり使ってた事。まさか北海道の牛乳を使ってるのか!?

帰って調べて見ると、台湾では北海道ブランドが大人気らしい。
福楽の北海道牛乳は、北海道の牛と同じ牧草食わせてるから、「北海道」と銘打ってるらしいが、ぜんぜんちげー。

そして、わしは木瓜牛乳を風呂上りに飲む為、ホテルへ持ち帰った。
2時間くらい冷蔵庫に入れておいたのだが、こってこてのゲル状に変化していた。なーぜー?

パパイン酵素がたんぱく質を分解したのだろうか?
非常にマズーでございました。賞味期限は作られてから1時間以内だな。
そう考えると、統一の木瓜牛乳とか、どうやっているのか非常に不思議だ。

【台湾】士林夜市

欣葉から、車で士林夜市へ。
ガイド曰く、外国の観光客ばっかりでごった返しているので、我々は普通行かないと言っていた。そりゃそうだろうな。

ガイドは30分で散策しろとか言っていたが、かーなーりー無茶。
まだ、19時なのに、30分で切り上げさせられたら、オプションツアーで儲けたいガイドの思う壺だ。

我々は適当に散策して適当に帰る旨を伝えて、お別れした。
こうやって、ガイドに頼らず、自力で動く客は、ガイドにとってはおいしくない客だろうなあ(笑)。

狭い通路を散策したが、時間に追われている殺伐とした観光客で一杯。
動画はあるのだが、YouTubeにアップロードしたら長すぎると拒否られた。
面倒なので再アップはしない:-)

混んでいるせいで、端から端まで散策したら、1時間以上は軽くかかるだろう。

しかし、マレーシアの屋台みたいに、「マスター!マスター!エロビデオあるよ」とか、うるさく無いからいいね 🙂

・士林美食街

士林夜市では、ここが一番ゆっくりできる。

ここで、蛙の絵がどーんと描かれた青蛙下蛋という店で、謎のドリンクを頼んだ。
まさか、マジで蛙の卵ではあるまい。恐らく、タピオカのドリンクだろうと思ったら、そうだった。

しかし、「青蛙下蛋」ってのが店の名前だと知ったのは、帰国後だ 🙂
青蛙下蛋ってのを指差しながら、頼んだ(笑)。熱い液体と大粒タピオカを氷にいれたドリンクで1杯35元(約121円)だったが、一体、何を出されたのか良く分からん(笑)。

・ストライクアウトを模した夜店

フレームがあって、2枚抜きは絶対できない。そして持ち球は9球。
1回100元(約346円)のようだが、ちと高いねえ。
時折、桜のにいちゃんが、力一杯放ってました。

【台湾】欣葉

ツアーで一緒の夫妻は、三徳大飯店に泊まるとの事で、このホテルは5年前に台湾へ来た時に泊まったホテルだが、まあまあ良かった。

我々は、台北国賓大飯店へチェックインし、ガイドは17時に迎えに来るとの事で、1時間ほど、ホテルでくつろいだ。

ガイドは我々一行にホテルにチェックインする前、「マッサージへ行くか?」とか言っていたが、そんなのへ行ってたら、全然くつろげねー。まあ、オプションツアー関係が成果給になるんだろうから、しょうがないんだけどね。

そして、夕刻に再び迎えの車が来て、欣葉へ。

場所はMRT民権西路駅の近くなので、国賓大飯店から三徳大飯店経由のルート。
5年前に行った時は、暗めで、日本語メニューもくたびれた感じだったが、行くと、リニューアルされていて、1階には水槽のデコレーションがあり、凄くオサレになっていた。

ここは、可もなく、不可もなくといった感じだが、5年前に蚵仔煎(牡蠣オムレツ)を食べた時は、牡蠣の独特の風味もせず、今は亡き建成円環美食館の蚵仔煎よりもイマイチだったので、あまり進んで行きたいとは思わない店だのう。

【台湾】高鉄左営駅→高鉄台北駅

ガイドに台湾高速鉄道左営駅に送って貰い、13:30発136号で高鉄台北駅まで移動。

行きは2人席だったが、帰りは3人掛け席で、わしは真ん中で友人は通路側。
窓側の席が空いてる状態。

乗ってる最中、なぜか凄く眠くて、ひたすら1/fの揺らぎの催眠効果と闘っていたが、台中駅で、窓側席の乗客が乗ってきた。

若いおねいちゃんキターだったけど、眠くてお話する気力もない。
おねいちゃんは板橋駅で降りて行ったけど、降りる際に英語で話してたから、お話すれば良かったのう。

で、再び1/fの揺らぎと闘ってて、気付いたら高鉄台北駅に到着していた。

ここで、問題が一つあった。
初日に、迎えのガイドから、名刺の裏に今後の送迎するガイドの名前と携帯電話番号が書かれたものを渡されていたが、3日めの左営→台北で、台北駅のどこでガイドと待ち合わせするのか書かれていなかった。

恐らく、高雄のガイドが知らせる予定だったのかもしれないが、あのおっさんは言ってくれなかったので、待ち合わせ場所が分からん。

台北駅は結構広いから、探すのは骨が折れそう。
そこで、仕方が無いから、国際ローミングでガイドの携帯電話に電話を掛け、南口に居る旨を伝えると、東口のセブンイレブンのところまで来いというので、行き、そこで無事にガイドに会えた。

電話番号を教えて貰ってて良かった。

【台湾】鼓山⇔旗津フェリー

昼食に海鮮レストランへ行く為、旗津フェリーに乗船。
フェリーと行っても、運ぶのは、バイクと自転車と人のみ。5分で着くらしい。

旗津というのは半島だったらしいが、港湾整備で島になってしまったそうだ。
島の南の方に車も通れる橋がかかっているようだが、フェリーで5分でいけるところが、小一時間かかるみたいだ。

・鼓山フェリーポート

すげー行列ができていた。

・鼓山フェリーポート乗船、船内の様子

・旗津フェリーポート下船、旗後天后宮

・歩行ルート

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・旗津の海岸

・この辺でぐるり撮影

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・昼飯の海鮮レストランの珍しい食材

カエルとかキンタマとか海鮮じゃないし…

昼飯の海鮮レストランは、並べられている食材をチョイスし、調理法を指定して頼む形式。英語通じないっぽいし、中国語が出来ないととても頼める店じゃなかった。

食材は新鮮なので、そこそこ美味かった。料金はワリカンで一人頭762.5元(約2,638円)だったかな?

・旗津フェリーポートの料金表

帰りのフェリーポートにあった料金表。

  一般 地元民
大人 15元 無料
学生 12元 無料
優待 8元 無料
バイク 20元 無料
自転車 無料 無料

自転車だとタダなのか?なんか、料金体系がよく分からんな。

そして、再び鼓山フェリーポートへ戻り、ここで、ガイドにガイド料800元(約2,768円)払った。
約3時間ガイドと運転手と車を使い、暇潰しに実費抜きで3,000円弱だったら、まあまあか。