私用電話

総務のおばちゃんがなぜか私用電話を気にしているようだ。

雪が降った時、わざわざわしに「積もってるか家に聞いてみるわ」とか言いながら、私用電話をかけているが、どうせ積もっていようが積もってなかろうが、会社に泊まるという選択をせず、家に帰るんだから、積もっている量など関係無いから、電話をかける事自体無駄としか言いようがない。

しかし、電話の最後に「これから帰るわ」と言っているので、これが本当に言いたかった用件なのだろう:-)

さて、経理的にこの電話の費用は何にあたるのか?と考えると、上長に許可を貰い、他の従業員の役に立つ情報収集なのであれば、通信費で、個人的なものなら、福利厚生費かな。

総務のおばちゃんは、勿論、上長には許可を得てないし、他の従業員に知らせるという公益的な目的で電話をかけているのではない。

じゃ、何の費用に当たるのかと考えても、カエルコールしてるから「私用電話」で会社経費を盗んでいるとしか言いようがない(笑)。

で、わしに一々断りのようなものを入れているのは一体何だろう?わしがどう思おうが、私用電話をかけているという実態は隠せるものでは無いから、さっぱり分からない。

外部の監査で、電話の通話先一覧を調べられた時、特定の個人宅へ毎月数回以上もかけている実態があれば、通話内容はともかく、その番号リストだけで「私用電話を頻繁にかけている」という客観的な事実になるってのが一般的な世間の常識なんだが、勤務時間中にゲームをする元上司といい、モラルハザードがおきてるねぇ(苦笑)。

ブーメラン

総務のおばちゃんがわしに押し付けたつもりになっている督促の仕事が総務のおばちゃんに返った。

社長共々、会長に呼ばれて、前経理がやった無茶苦茶な経理処理をどう解決するのかというので会議があったが、従業員に貸し付けたお金について、社長の対応が甘かったという事で、取れなかったら、社長の責任払いという事になった。

社長は自腹を切らされる訳だから、これでは堪らない。わしに、「法的手段を匂わせて内容証明を送ってくれ」と言われたが、「既にやっていますが梨の礫です」と言うしか無く、手詰まりになっているので、結局のところ、総務のおばちゃんに「請求しといてくれ」と戻ったのだ:-)

わしはやるべき事はやっている。やるべき事をサボって人に押し付ける事に汲々としていたガサツな怠け者に天罰が下っただけの事だから、同情する余地なんぞ1ナノミリすら無い(笑)。 

その話が終わった後で、会議でわしは会長に褒められていたので、社長が「褒められるのはアンタだけや」とボヤいたのだが、総務のおばちゃんの前で、それは言って欲しく無かったな。

わしは自分の任務を全力で任うするだけで、総務のおばちゃんみたいに人を陥れるような下種なやり方はしない。

しかし、わしが会長に覚えがいいとなると、わしも下種なやり方をやったと下種の勘ぐりをするだろうし、執念深い総務のおばちゃんは、また、下種の浅知恵でわしにしょうもない小細工をしてくるだろうから、社長には言って欲しく無かったのだ。

社長が去った後、総務のおばちゃんは、「会長は会社の経費で香港へ行く」とか唐突にわしに言ったが、わしは「それはいいですねえ」と言っただけ:-)

まあ、例によって、わしが会長に対して悪感情を抱くように仕向けているつもりなのかもしれないが、相変わらず貧弱なおつむで考えた小細工は…(以下略)