エコカーは得なのか?損益分岐点

昨日の続き。
損益分岐点を計算してみる。

PRIUSはどれだけ走行すれば、総額でVitzと同じになるのか?

x/18.6*109-801,420=x/35*109
(x/18.6-x/35)*109=801,420
(35x-18.6x)*109=521,724,420
1787.6x =521,724,420
x=291,857.47

291,857.47kmを超えて走行すれば、Vitzよりも得になる。
タクシーでも無ければ、まず元は取れない。

ガソリン相場が以前の最高値のレギュラー200円/Lだったとすると

x/18.6*200-801,420=x/35*200
(x/18.6-x/35)*200=801,420
(35x-18.6x)*200=521,724,420
3280x =521,724,420
x=159062.32

159,062.32kmを超えればVitzより得。

ガソリンを燃やさないというだけのエコロジーだが、その為に余計にバッテリを搭載する事で車体重量が増加する。

車体重量増加は、タイヤ、ブレーキパッドに負荷が掛かるから、それを交換するとゴミが増える事になる。そして、道路への負荷も増えるから、道路が傷み、それを修復する為に工事車両がやって来て、場合によっては道路をひっぺがし、それがゴミになる。

そして、寿命が来たら、ハイブリッド車を廃棄する事になるが、普通の車には無い巨大なニッケル水素電池を処分する事になる。

結局、軽自動車乗ってた方が、総合的によっぽどエコロジーじゃねえの?
って感じだな。