赤松広隆口蹄疫

宮崎県で、口蹄疫による牛、豚の殺処分が7万6千頭を超え、感染拡大が止まらない。

赤松農水相は、4月に宮崎県で口蹄疫発生して、対策を請願されていたにも関わらず、それから逃げるように、ゴールデンウイーク中は中米へ外遊し、村山富市と同様、危機管理能力の無さが露呈している。まあ、元社会党だからねえ…

これを見ると、いかに政府が無能なのかがよく分かる。

【口蹄疫】 宮崎県の養豚場からのメール報告(1)
【口蹄疫】 宮崎県の養豚場からのメール報告(2)

まず、この畜産農家の人は、自分の家畜への感染を防ぐべく、最大限の努力をしていても、感染が防げなかった。

次に、周辺への感染拡大を防止する為に殺処分をして貰おうとしたが、法律の壁により、迅速に行えなかった。

状況からすると、空気感染によるものと推測されるが、対策すべき点は、
1.迅速な殺処分。獣医師の殺処分の効率化、または超法規的措置。
2.公有地の埋設地の確保と、そこへ移動を可能とする超法規的措置。
3.道路封鎖(国道を封鎖するには政府が動かなければいけない)。
4.首相による大規模な自衛隊の災害派遣命令(県知事の要請では、100人程度が限界)

という事で、最早、地方自治体の対応レヴェルを遥かに越えている。

具体的に、殺処分をする獣医師の不足だが、他県からの応援を頼むにしても、宮崎で従事した後で、ウイルスが死活する期間、地元へ戻れなくなるから、これは感染防止の観点から難しい。

人海戦術に頼めないとなると、効率を上げるしかない。ハイジェッターの様な鉄砲型注射器を何とか調達して、宮崎県の獣医師に配布するか、もしくは超法規的措置で、感染のあった畜舎の畜産農家に配布して、即座にやって貰うかだ。

埋設が難しい問題などは、これも超法規的措置だが、とりあえず、ウイルスの飛散を防止するのを第一目的として、その場での焼却を可能にするなどの措置が必要だろう。

石原東京都知事は、SARSの時に、「感染者の名前の公表など、法律を無視してでも、自分の責任で感染防止対策をやる」と言っていた。

東国原知事も良くやっている方だとは思うが、政府が無能な以上、法律を遵守していては、宮崎県の畜産は守れないだろう。

わしは獣医師や建設業の能力が無いから、協力できるのは、スーパーで宮崎県産の牛肉や豚肉があったら、積極的に買う位しかできないが、宮崎県の人は、何とか耐えて頑張って欲しいと思う。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください