一応観てはいるが、非常に内容が浅薄でつまらない。
たとえば今日の話だと、旅順港閉塞作戦において、ロシアの司令官が広瀬少佐はどんな作戦を使ってくるか?というシーンで、ロシアの司令官は広瀬少佐の乗った汽船の進路に汽船を沈め、迂回進路に駆逐艦を配置して魚雷で攻撃する作戦を発案する。
閉塞作戦開始の話になると、その前振りは一切無視され、ロシアの司令官がとった作戦が現場指揮を取っていた広瀬少佐にどの様な影響を与えたのかという点が一切語られる事は無かった。
これのみならず、以前の日清戦争の話でも、清国は定遠、鎮遠といった当時、世界最大の口径の主砲と装甲を持つ戦艦に、日本軍がどう対処したのか?という事も一切語られる事も無く、あっさり沈めてしまったようになっている。
定遠、鎮遠の主砲は、発射間隔が長いので、日本艦隊は発射間隔の短い小口径速射砲で多くの砲弾を撃ち込む作戦だったのだが、そういう先人の創意工夫や偉大さが語られる事は一切無い。
旅順要塞に関しては放送内容にしてわずか数秒で陥落してるから、これでは旅順要塞攻略戦に参加した者達も浮かばれぬだろう。
ダイジェスト版ならこの構成は分かるが、本編でこれかよ?という感じで、原作を読んでいる者にしか話の内容がさっぱり分からん。その意味でこのドラマは映像やロケだけに金をかけた駄作としか言いようがない。
司馬遼太郎は坂の上の雲の映像化は望まないと言っていたらしいが、草葉の陰で泣いているだろう。
内容と関係ないのですが・・・。
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
さらに某政権が早々に終わってくれるとさらにめでたいのですが。
YANGさん、明けましておめでとうございます。
こちらこそ、今年もよろしくお願いいたしまする。
今こそ、民主党が言っていた「政権交代」の公約を早く実現して欲しいものです 🙂