内閣不信任案

5月末までに計画避難を政府に命じられた飯館村だが、「計画避難」と聞くと、移転先、強制避難による休業の補償など予め決められた上の避難命令だと思うだろう?

しかし政府が決めた事は、「5月末までにどっか行け」だけ。しかも、村長には事前に何の話も無く、いきなり決まり、村長が頑張って計画を立てるという「計画避難」をやらされる始末。ソ連でもここまで酷くねーわ。

今日は内閣不信任案の採決があったが、在京報道などでは、内閣不信任案に対し、被災者は?というので、ものの見事に「茶番をやるな」一色で統一されていた。

被災者は、飯館村の状況を見て、「スピードアップ」とか、「支援の充実」とか自分のおかれた状況も把握せずに、能天気な夢物語を語れるものだと感心する。菅が総理だから、今の現状だという事をさっぱり理解していない。

で、菅は「目処がついたら引き継ぐ」などという変な言い方してるから、絶対に詭弁を弄して居座る気だなと思ったら案の定。鳩山が岡田を「嘘つき」と言う内ゲバをやっている。

しかし、鳩山は今まで散々嘘をついて騙してきた癖に「嘘つき」ってよく言えたものだ。

菅は、この先も2次補正予算で子供手当てとかばらまき予算をたっぷり仕込んで、野党が飲めない条件で予算を提出し、「野党が賛成してくれないから予算の目処が立たない」と言ってずーっと居座る気だな。

まともな人間ならとっくに辞任してるのに、ここまで地位に恋々として出処進退を誤るんだから、また後々の事も考えずに刹那的に詭弁を弄して「俺って頭いい」とか自己陶酔してんだろう。

まあ、後の歴史の評価は「憲政史上最悪の総理大臣」ってのは確定してるから、どこまで最悪の下衆になれるかせいぜい頑張りな。