堀江貴文さん、手書きの履歴書は「やめて欲しい」

匿名ブログに投稿された記事には手書きが悪いとする理由として「PCでの書類作成が苦手なのではないかと感じるから」、「手書きで書くことで誠意を伝えようとか考えていそうだから」の2つが列挙がされており、投稿者は、誠意を見せることは大事だとしながらも、「手間暇を無駄にかけるのが誠意だと思われるのは困る」としている。

引用元: 堀江貴文さん、手書きの履歴書は「やめて欲しい」.

引用部は堀江が書いたものでは無く、匿名ブログの記事だそうだが、うむ、まさにその通りだな。

まあ、ワンクリック応募とか、お気楽に応募させなくする為に一般企業が「手書き」という手間を掛けさせるようにしたのだと思うが、本来の目的は履歴書を完成させる事であって、手書きする事じゃないだろう。

ブログの人と同様だが、IT人材募集してるのに、履歴書を手書きで書いてくるってのは、「履歴書すら電子化する能力も無い」「手段の為に目的を忘れている」という印象を持つ。

「ワープロ打ちよりも高速に綺麗に文字が書けます」って能力のアピールなら分かるが、それがIT職種の業務に役に立つとは思えないし、別の分野で活かした方が良いだろう。

それよりも、履歴書の内容に誇張や嘘が含まれる場合がある方が問題で、前の会社の話になるが、業務経歴に色々なプロジェクトに関わったと書かれていて、それを見て社長が採用してしまった。

いざ仕事となると、仕様書ばかり書こうとして、プログラムが書けない奴だった。

まあ、面接で、会話すれば大体の能力は分かる。

プログラマに必須の「論理演算はできますか?」と質問してみて、本当に分かってる人は具体例を挙げながら答えるし、ハッタリ君は「得意です」と言うだけで具体例は出さない。

実務者が面接すると、嘘やハッタリはすぐバレるが、面接に立ち会うと、プログラミング作業ができなくなるので、結局は、プログラム問題の筆記試験をやって足切りし、本物のプログラマに絞って面接って手順にしてた。

こういう事情もあるので、世間一般では、実務の分からない採用担当者が、履歴書に書かれている事が分からないので、手書きで誠意を見るってバカな事をやってる場合もあるかもしれんが、そういう会社には関わり合いたく無いねえ。

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