企業の減収は韓国経済が日本にように後退の道から脱却できなくなる重大な警告だ。すぐに企業の構造調整と経済全般の構造改革を進めなければ、大韓民国の経済も「日本化」が避けられないだろう。
大企業は自発的な事業再編と新規事業分野への投資を行うべきだ。政府と金融機関は8万社に達する破綻企業の整理を急ぐ必要がある。1兆ウォン以上の赤字を 出した造船、建設、海洋、プラントなどの業種で破綻寸前に追い込まれた企業をこのまま放置していては製造業の新たな飛躍は期待できない。企業減収の深刻さ を最も知るべきなのは政界だ。国会は労働改革法、企業活力向上のための特別法（ワンショット法）、企業構造調整促進法などの改革法案の処理をこれ以上先送 りしてはならない。もはや時間はないということを政界、政府、企業がいずれも肝に銘じるべきだ。
情報源: 【社説】韓国経済、大革新がなければ「日本化」避けられない
「日本化」って、まるで南鮮が日本の上みたいな書き方だが、そんなに良いものか？(笑)
しかし、この社説、典型的な構造改革論者のアホ文。
小泉とか竹中とか江田とかそういうのが主張してるのと同じ。
・売り上げが上がらないのは、儲からない物を売っているからだ。
・産業構造転換で売れる物を作るようにしなければいけない。
・構造改革で規制を緩和して競争を促進しないといけない。
と、日本と全く同じ間違いをやってる訳ね。
そういや、橋下徹もカジノ構想で似たような事言ってたな。
・どこかの金持ちが日本のカジノで大金を使ってくれる。
シンガポールやマカオや韓国のカジノを差し置いて、日本のカジノにどこかに居るはずの大金持ちがやって来て、大金を落としてくれるらしいのだが、一体、どういう差別化を計るつもりなのだろう？まあ、それはさておき。
この構造改革論者ってのは、肝心なものが全く見えていない。
・買う人が居ない。
これである。いくら物を作ろうが安売りしようが買う人が居ないから売上が上がらない。
安売り競争で企業収益がどんどん悪化して給与も下がるので、増々人は物を買えなくなる。そしてデフレスパイラル。
企業が市井に金を回さないから、どんどん国が貧しくなる。これを解決するには、国がお金を使って市井に金を供給し、消費を活性化させるしかない。
まあ、こういう主張がまかり通っているようでは、南鮮の没落は約束されたようなものだな 🙂