外来患者の約3%に新型コロナの抗体 神戸の病院で調査 | NHKニュース

グループによりますとその結果、3.3%にあたる33人から抗体が検出されたということです。グループでは、調査の対象が外来患者に限られることや検査の正確性に一定の課題があるとしたうえで、これを神戸市の人口に換算するとおよそ5万人が感染したことになるとしています。

情報源: 外来患者の約3%に新型コロナの抗体 神戸の病院で調査 | NHKニュース

抗体検査も正確じゃない可能性があるけど、確度70%特異度95%のPCRの検査よりは遥かに信頼できる。慶大のPCR検査で6%陽性よりは、遥かに信頼性が高いデータだな。

3.3%に抗体があるという事で、約5万人が既に感染済という訳か。
抗体を持つ者が多く確認できれば、経済活動の制限を行わなくて良くなるけど、3.3%程度では到底無理だねえ。

つまり神戸市では1000倍、ニューヨーク州では10倍となり、その差は100倍もの開きがあるということになります。なぜこのような差が生まれたのか。その理由は日本が絞りに絞っているPCR検査体制以外考えられません。もちろん、この結果については神戸市だけが例外ではなく東京や大阪など日本中が同じ規模になっていると考えられます。

だから、最高でも確度70%特異度95%、検体の取り方がヘタクソだと、確度30%まで下がって、7割の感染者を見逃すような信頼性の乏しいPCR検査を増やして一体何になるのか?

検査を増やして、陰性のお墨付きを与えた感染者が感染を広める事を期待して「検査を絞っている」と批判しているのか?

PCR検査陽性で、CTの所見もあり、間違いなく感染している患者を中心にクラスタ対策を行なうという日本の方針が、日本の持つ能力から言っても最善なのは間違いない。