なんか、急速な円高が進んだけど、日銀に無謀な勝負を挑んだ欧米系ヘッジファンドが、また日銀に敗れたようだ。
欧米系ヘッジファンドは、日本が円安に耐えられなくなり、金利上昇を容認する政策にせざるを得ないから、日本国債の空売りをして儲けてやろうと日銀に喧嘩を売ったようだ。
しかし、日銀は無限の資金で、国債を買いまくり、上限金利を抑えまくってて、とうとうヘッジファンドの国債空売りの期限が来て、儲けられないまま精算しなくてはならなくなった。
国債の空売りは、市場から現物を購入して納付する現納になっているそうで、ヘッジファンドが現物を市場から買おうにも、日銀が国債を全部買い占めてしまっているので、売り物が全く無い状態。
現納ができないので、空売りは Fail となり、罰金を払わされたそうである。
過去に日本円を吊り上げようとしたヘッジファンドと日銀との戦いがあったが、日銀は1日1兆円の為替介入を30日続け、ヘッジファンドの累々たる屍を築き上げた実績があるが、今回もまた、無謀な戦いを挑んだヘッジファンドの屍が築かれただけだったようだ。