患者がどんどん増えていってるようだ。
発生状況からすると、電車がウイルスの媒介場所になってる可能性が高いと思われる。
往々にして、人は咳やくしゃみをしている人自体を警戒するが、感染者が触った物に対して警戒をする人は少ない。
感染者が咳やくしゃみをする時に手で口を覆い、その手でつり革や手すりを持ったら、ウイルスがベッタリ付いてしまう。
それを別の人が触り、手を口に運んだり、目を擦ったり、場合によっては鼻ほじったりして(笑)感染する。
インフルエンザは、咳やくしゃみの飛沫を直接吸い込んで感染するより、この接触感染のパターンが一番多い。
今回の国内発生の感染経路も、周辺に海外帰国者が居ないのであれば、恐らく、感染した帰国者が、空港から自宅へ帰るのに公共交通機関を使い、 つり革や手すりにウイルスを付着させ、そこから接触感染した可能性が高いと思う。
注意すべきは、この場合、ウイルスは公共交通機関沿線であれば、どこに運ばれていてもおかしくは無いという点で、実際の距離よりも、時間的距離から考えるべきである。
交通機関がこれだけ発達していれば、伝搬するのはあっという間だ。
JR東海道線なら、播州赤穂から米原まで、2時間もあれば移動できるし、下車した人が触ったところから、バトンリレーのように拡散する可能性もある。
その意味で、わしは、連休明けから、すぐ近くに新型インフルエンザウイルスが存在していてもおかしくない状態だと考えて行動していた。
誰が触ったか分からない物を触る時は、ポリ手袋装備か、触ったら、手を消毒。
喩えば、ドアノブ、お金などである。
まあ、当たり前の衛生観念があれば、感染はしないから、わしは心配していない。