旬の伊勢海老食いまくり

友人のお誘いで、料理旅館ひさだへ泊りがけで伊勢海老を食いにいった。

宿泊施設はB級で、値段相応という感じだが、料理は最高に素晴らしかった。

16,500円のコースだったが、伊勢海老は全部で6.5匹分。刺身、茶碗蒸し、焼き、吸い物、天ぷら、寿司、団子で、量は半端ではなく、海老だけで腹一杯になる。

舟盛りやカワハギの煮魚、タコの柔らか煮がうまいからといって、そちらを頑張って食べると、肝心の伊勢海老が食べきれなくなる事に途中で気付き、伊勢海老の攻略を完遂する事にしたが、結局、カワハギ半身、デザートのみかん半分は腹いっぱいで食べ切れなかった。

13,600円コースで焼きと寿司がついていないので、大食いで無い人は、量的にこっちがいい気がする。

海辺の旅館の料理と言えば、塩分がキツかったりするが、ここの料理はそういう事はなく、塩分が多くないので素材の味がよく分り、天ぷらの揚げ方も素晴らしく、良い料理人が料理しているのがよく分かる。

当分、伊勢海老は食べたくないが、食べたくなったら、また行ってみたい。

むか

親会社の経理の偉い人が電話くれとの事なので、電話すると、月末締めは10日が締め切りと上司に言ってるけどどうなってる?とか言われた。

勿論、上司からはそんな話は聞いていない。

仕方が無いので、上司の宿題も一緒に片付けながら帳簿をつけていたが、預り金が4月から増える一方だとか、ひと目見ただけで調べなくても数字が間違っているとか、わしに対する嫌がらせか?と思うような記述が散見された。

帳簿については、上司から一切つけ方や読み方の説明はなく、「帳簿をつけなければいけない」としか聞いていない。

その為、経理のド素人のわしは、どういう法則で書かれているものか?というところから調査を始め、帳簿はいい加減につけられているので、インターネットで調べたり、初心者向けの本を買って、やっと法則を理解して読み方とつけ方が分かってきたという感じだ。

経理の基礎的な事は、上司から学ぶべきところは全く無いと言っていい。

あと、わしが未払金の支払いミスをやっているのも見つけた。
今だと、未払計上したものは漏らさず支払っているが、9月は試行錯誤でやっていて、支払うべきところへ支払っていないのが2件あった。

一つは一切何も言って来ていないので、金曜にjオンラインバンキングで支払っていいだろうけど、もう1件は請求書が来ているので、下手をすると、二重計上になっている恐れがあり、請求書をチェックしないといけない。

久々にストレスで腹を下した。
比較的おおらかなわしがこんな感じだから、普通の人だったら、神経がもたないだろうなあ。

何がですか?

今日は未払金の支払いだったが、ネットバンキングで支払先登録が増えたため、等比級数的に処理スピードは上がり、1時間で振込みと仕訳が終わった。

夕方に上司が「どこまで進んでる?」と言ってきたので、恐らく、できてないと自分が怒られる事になる月末処理の事だろうなと思ったが、万が一、未払金支払いの事を聞いている可能性もあるので、

「なにがですか?」

と聞きなおすと、「月末処理」との事なので、「今日か明日にはできます」と言うと「そうか」と言って帰って行った。

「経理責任者」と言われている上司だが、未払金の支払いが漏れ無くキチンとできたのかというのは気にならないようだ。

もしかしたら支払いの事は綺麗さっぱり忘れてしまっていて、わしが上司の問いに対して「何がですか?」と言ったのは、わかっているのにとぼけて嫌がらせしていると思ったかもしれない。

最近、わしに対して、余り話しかけてこなくなった上司であるが、出入りしている業者には、非常に横柄でぞんざいな態度で話す。

その業者は、過去に上司の失敗のフォローをして貰ったりしていて、上司にとっては恩人のはずの業者なのだが、「業者を使ってやっている」という感じで、自分が上の立場だというのを顕示するかのようだ。

色々と断片的な情報から上司の人物像を推測すると、上司は今の自分の立場や地位に満足していないようだ。

事務所内の殆どの職員は、上司が自分の仕事のテリトリに入ってくると、仕事がいい加減である為、地位に応じた職責を果たすように苦言を呈すので、そういう人には、上司は面子を潰されると思うのか、話をしたがらない。

必然的に出入り業者や営業担当など、上司に強く言えない立場の人に対して、よく話すようになるが、事務所職員から白眼視されている反動からか、自分の立場が上であるという事を顕示しようとする。

わしに「どこまで進んでいる?」と聞いたのは、出入り業者と話した後で、恐らく、丁寧に扱って貰えて、大層気分が良くなっていたのだろう。

そして、わしが「月末処理が遅れている」と言ったら、叱責して自分の立場が上であると示すつもりが、ほぼ予定通りで、期待外れだったので「そうか」とだけ言ってそそくさと帰ったというところだろう。

別の上司なら、
「先月より格段に処理が早くなってるな」
「先月は完成から経営会議まで期間が短かったから苦労したぞ」
「これからもこの調子で頼むぞ」 

と、いうようなやり取りになるだろうし、わしが上司の立場だったらそう言う。人に自分の思い通りに動いて貰おうと思ったら、その人が気持ち良く動けるようにコミュニケーションを取る事が大事だと思う。

職務遂行が主目的で無く、自分を必要以上に大きくみせようとする事に汲々として、他人を決して褒めず、逆に貶す事で相対的に自分を上に見せようとする人には、人に気持ちよく動いてもらうとか、人望を得るとかいうのは、どだい無理な話だろう。

給油

ハイオク63ℓ給油。
走行距離271.8kmで満タン法燃費4.31km/ℓ

今回は踏みまくったが、ターボかけまくって走った方が燃費が良いという不条理…。

3ヶ月

入社して3ヶ月が経った。
退社後に何やら、遅まきながら、わしの歓迎会という事で久々の焼き肉屋。

今まで、誘われてはいたが、仕事に慣れていない事で、色々と時間がかかり、なかなか行けず、今日、一息つける日で、やっと行く事ができた。

会社の事について色々面白い話を聞く事ができて実に有意義であったが、内容については割愛。
ただ、ちょいとムカついた話は、わしが仕事をこなすに従って、どんどん上司は暇になっているようだ。

まあ、以前の月末処理なんかだと、上司がわしを操り人形にして、二人羽織で、10時間に渡って経理ソフトに入力させたり、 計算するところは、上司がうんうん唸りながら、得体の知れない数字を鉛筆で殴り書きしつつ、わしに何も説明しないで黙々と電卓をたたいて、出た数字を経理ソフトへ入力しろと言うだけだ。

全然教育効果の無いこんな拷問は御免被るので、自分でできるようにして、上司が計算で唸るところは表計算ソフトで自動化しているので、出る幕は殆ど無くなっているから「暇」という訳だ。

親会社の偉い人から、「仕事の引き継ぎにあたり、経理の数字の合わない所をキッチリあわせろ」と言われているのに、経理に関してやってる事は、経営会議の資料作成のようで、暇なら帳簿の頁繰越を入れるとか、上司の残した負の遺産はたっぷりあるから、それをやればいいのに…。

精算してない精算書

仮払金預り金精算を自動で行う精算書を作った。 

横幅表示の関係上、機種依存文字を入れてしまいました。読めない人はすまん。

仮払金

内税

外税

預り金

仮払金1

税込

10,500

500

  預り金

10,000

仮払金2

税別

10,000

 

500 

   
仮払金3

 

10,000

 

 

   
合計

�30,500

 500

�500 

合計

�10,000

�支払合計(�+�)

31,000

    精算結果(�-�)

-21,000

○○費

20,323

    本体比率

96.77%

消費税

677

    消費税比率

3.23%

借方

貸方

預り金

10,000

仮払金

30,500

仮払消費税

677

仮払消費税

500

○○費

20,323

   
合計

31,000

合計

31,000

仮払金と預り金を入力すると、自動的に雑収入か費用で計上し、経理ソフトへの入力方法まで表示する精算書である。どういう計算手順で計算したものかは、合計から一行ずつ読めば分かるだろう。

そしてデバッグをやるのに、過去の事例を調べていたら面白いものを発見した。
上司の手書きの精算書である。

わしが上に挙げたのと同じ事を上司がやると次のような感じ。

仮払金

預り金

仮払金1

10,000

預り金

10,000

仮払金2

10,000

   
仮払金3

10,000

   
消費税

1,000

   
○○費

30,000

雑収入

10,000

消費税

 1,000

   

表なのに、何を足してどうなってるのか分からないし、仮払金がもはや原型を留めておらず、消費税も内税、外税を合計してしまっているので、仮払金からいくら消費税に振り替えたらいいのかも分からない。

そもそも、精算書ってのは、精算してなきゃいけないのに、全然精算してない(笑)

でも上司が経理ソフトへ入力したものをみると次のようになっていて、わしの結果と同じである。

 借方

貸方

預り金

10,000

仮払金

30,500

仮払消費税

677

仮払消費税

500

○○費

20,323

   
合計

31,000

合計

31,000

恐らく、精算書から経理処理の間には、例の如く、うんうん唸りながら、黙々と電卓を叩いて、メモに鉛筆で、20323 677 と数字だけ殴り書きして入力したのだろう。まだ式なども一緒に書いて、計算プロセスが分かる形のメモなら救いようがあるが、何の数字か分からないものを書くだけなのである。

税務署員や、会計士が見たり、他の人が検証し易いように、どういう計算プロセスで出した数字かを明らかにする為に精算書というものが存在すると思うのだが、上司にとっては、自分の備忘録としてのメモの一枚に過ぎないらしい。

仮払精算はやっぱり難しい

昨日のブログで「損失の場合は、1.05で除して損失と消費税を分けて計上するという事になる。」と書いていたが、消費税非課税の支払いもあり、そう簡単ではないというのに気が付いた。

たとえば、
仮払金        預り金
10,500(税込)   10,000
10,000(税抜)
10,000(非課税) 

なんて場合があり、
10,000 – (10,500+10,000+500+10,000) = -21,000
「損失20,000円と仮払消費税1,000円」
では間違いとなる。

元は本体30,000円と消費税1,000円で、総額31,000円の内、約3.3%が消費税で、31,000-10,000の計算では、本体と消費税は一定割合で精算されると考えて、本体21,000×(30,000÷31,000)=20,323、消費税21,000−20323=677
「損失20,323円と仮払消費税677円」
が正解になる。

一応、Excelにその式を組み込み、何も考えずに帳簿から数字を転記するだけで、計算結果が出て、経理ソフトにはこう入力すると上の例で言えば、次のような表を表示するようにした。

借方                  貸方
預り金       10,000     仮払金       30,500
仮払消費税      677     仮払消費税      500
損失        20,323
合計        31,000     合計         31,000 

こういう風にしておくと、自分でやる場合は、思考時間の大幅短縮になるし、単純作業だからアルバイトに頼むという事もできるようになる。

頭を使わなくなるから、脳味噌の退化が心配だが、その分、別の事を考えればいいか:-)

楽をする為に

月末処理で、仮払金と預り金を精算して、プラスになれば雑収入、マイナスになれば、損失という処理がある。

わしが入社した当時は、上司が表を印刷したものに書き込みながら電卓を叩いて1〜2時間かけてやっていたものである。

表計算ソフトに数字を入力すれば自動計算できるのに、表計算ソフトで空の表のフォーマットを印刷して、メモに落書きしながら、表を埋めつつ、電卓を一生懸命叩くなんてバカな事はやりたくない。

とりあえず、自動化の為の条件の洗い出しを行った。

たとえば、
仮払金        預り金
10,500(税込)   30,000
10,000(税抜)

という場合、

30,000 – (10,500+10,000+500) = +9,000
「9,000の雑収入」

逆に預かり金が少ない場合、
仮払金        預り金
10,500(税込)   10,500
10,000(税抜)

10,500 – (10,500+10,000+500) = -10,500
「損失10,000円と仮払消費税500円」

という事をやらなければいけない訳だ。

鬱陶しいのが、損失には消費税を含めてはいけない事だ。
雑収入となる場合は、消費税は預り金で相殺できるので、考えなくても良いが、損失の場合は、支払った消費税は残さねばならない。

加えて、仮払金に消費税込みと消費税抜きが混在していて、これが処理を複雑にしている。

とりあえず、表計算ソフトで、各仮払金に税込か税抜かを明示するようにし、「税込」で内税欄、「税抜」で外税欄に消費税が自動で入るようにした。

これで仮払金と外税の合計を足した額が預り金精算対象となる訳だ。

そして、預り金が残れば、雑収入、マイナスになれば損失となり、雑収入はそのまま計上で、損失の場合は、1.05で除して損失と消費税を分けて計上するという事になる。

消費税部分は、経理の仮払金の精算の都合上、さらに内税と外税の金額割合の按分で分けるという事をしたが、小数点以下四捨五入処理がふんだんに入ってしまったので、それぞれに1円単位の誤差が出て来る可能性があり、どうするべきか…

と考えていると、上司が「何を思案してるんや?」と声をかけてきた。

「○×の表を作っています」と言うと、「そうか」と言って去って行ったが、「仮払金と預り金精算で困っています」と言おうものなら、上司はメモにあやしい数字を落書きしながら、黙々と電卓を叩き、「電卓を叩くスピードが速いだろう?」と言わんばかりのデモンストレーションをやってくれた事だろう。

上司は、やたらと、わしにこの「デモンストレーション」を見せたがるが、Excelでそういうバカげた事をしなくても良いというのを見せても、まだやめようとしないから、昔のスタイルに拘る人って訳でも無さそうだ。

もし、昔のスタイルに拘る人ならば、30分かけて自分がやっていた事が、数秒で終わるのを見せられれば、普通は恥かしくなってやらなくなるだろう。 

なぜ、上司がこの「デモンストレーション」をやりたがるのか?というのには一つ思い当たる事がある。

わしにあてがわれている電卓は腐ってて、キーを押しても入らないから、慎重に確認しながら叩いているのだが、それを見た上司がわしの弱点だと勘違いして、「電卓を叩くスピードなら勝てる!」と思ったのかもしれん。

仕事の成果より、しょうもない事の勝ち負けに拘ってる気がするなあ。

とりあえず、仮払預り金精算は、今後10分程度で終わる作業になるので、 来月からは更に楽ができそうだ。

使えない宅配業者

会社の人が荷物を送りたいと言って持ってきたが、総務の人が休んでいるので、わしが代わりに送る事になった。

送り状を探しまくったが、どこにしまってあるのかさっぱり分からない。とりあえず、伝票くらい持ってるだろうと、宅配業者に集荷するように電話をかけた。

業者が来た時に「送り状を探したが無いので書いてない。持ってないか?」と聞いたが無いとの事。

上司もやってきて、総務の人の机やら棚を荒らしまくったが、わしが散々探して見つけられなかったのだから、見つかるはずがない。

業者は「送り状が書けたらまた電話してください」と言って引き揚げて行ったが、また来るんだったら送り状一枚くらい持って来れるだろうし、「無いから書いてない」と言ってるのに何を考えとるんだ…。

という訳で、使えない業者には、とっとと見切りをつけて別の宅配業者に電話して集荷を依頼した。一応、送り状は無いから持って来るようには言った。

暫くして、最初に依頼した業者が「送り状は書けましたか?」と電話を掛けて来た。当然、「もう、いいです」と返事したが、「すみません」と謝っていた。

わしは荷物を送りたいのであって、送り状を書きたい訳ではない。恐らく、今後、わしが会社で宅配便を送る時は、この業者は使わないだろう。

まあ、まだ、電話を掛けてくるだけマシとも言えるが、 あくまでも宛先が書かれた送り状の貼られた荷物を集荷する事に拘って、客が「送り状が無い」と言っているにも関わらず、「送り状を書いてください」などとマヌケな事を言ってるようでは、客を逃がして当たり前だな。

ちなみに、上司が荒らした総務の人の棚の扉は例によって開けっぱなしだったが、また、総務の人が怒り狂うので、閉めておいた。

使えない業者は切れるけど、使えない上司は切れないんだなあ…。

燃費改善グッズ

上司が不在の時に、会社の皆で「燃費改善グッズ」のセールスが持ってきた資料を見た。

アルミっぽい金属をパイプに巻きつけたりするタイプのもので、見るからにインチキくさい(笑)。 

何やら、実車の資料があったが、全て燃費が一桁の車の結果だった。

これは当たり前と言えば当たり前だが、燃費が20km/ℓの車なんかだと、燃費改善効果と謳う為には、20%〜30%の改善である24km/ℓ〜26km/ℓって結果が必要だが、5km/ℓの車だと、6km/ℓ〜6.5km/ℓで「効果が出た」と強弁できるからである。

燃費の1km/ℓ程度なんて、測定誤差や走行条件の違いによる誤差の範囲内だから、「燃費改善グッズ」の効果かどうか分からない。

燃費20km/ℓの車だと、効果がある場合は、24〜26km/ℓという結果が安定的に出るはずだから、ホンモノであるならば、そういう結果を資料として使うはずである。

しかし、業者は「新車よりも古い車の方が良い」とか言ってて、燃費の良い車は高速道路でも走らない限り、良い方向へ誤差が出にくいから困るようである(笑)。

値段だが、業者に聞いても「そんなに高くないですよ」としか言わなかったそうで、わしの予想では、恐らく5〜10万円くらいだろうと読んでいる。

まあ、経理なのでいつか請求書が回ってくるだろうから、その時に上司に「なんですか?この高額なインチキ商品は?」って聞いてみよう:-)