ある書類

とある書類がわしのところに来たのだが、上司に聞いても一向にどうするべきなのか分からない。

上司の指示というのがこういう感じ。

「○○へFAXしなければいけない」

これだけ。

普通、FAX送信するには、仕事の段取りとして、相手の会社でも担当者が色々居るので、誰宛であるのかという事と、FAXの電話番号が最低必要だが、こちらが動く為の必要最低限の情報を得る為に、上司の次の言葉を待とうものなら、それは永久に得られる事は無い。

また、その書類をFAX送信した後にどうするのかという事も指示は一切無い。
恐らく、一々詰問すれば、答えていただけるのだろうが、その時のやり取りは次のような感じになると思う。

上司:「○○へFAXしなければいけない」
わし:「○○社のFAX番号は何番ですか?」
わし:「○○社の誰宛でどういう用件ですか?」

わし:「FAX送信後にこの書類はどうすれば良いですか?」
上司:「綴じなければいけない」
わし:「どこの棚にあるファイルへどの様に綴じるのですか?」

わしが聞かないと、そこで仕事が止まる。
「この書類は○×の時に△△さんから来て、○○社の□△さんへ△×の件という用件でFAX送信後、この棚のファイルへ綴じて」

と指示してくれれば、どういう時にどうすれば良いのかというのが分かるので、今後、同様の案件があっても、上司の手を煩わせる事も無いし、こちらも助かるのだが、一体、何を考えているのだろう…

ちなみに、やり取りの予想を書いているという事は、現状はもっと違う事になっているという事で、わしが色々詰問すると、上司は暫し考えた後、「○○社が言ってくるまで置いておこう」と、これまた呆れた事になっているのである。

こういう事をやってるから、書類が山程溜まって全然減らず、その内、書類が無くなって聞かれた時に家捜しするハメになるんだな。

One thought on “ある書類

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