統治セズ

青山繁晴のニュースdeズバリにて、今日のキーワードは「統治セズ」。

言うまでも無く、鳩山内閣の事だが、普天間移転、口蹄疫の問題と、全く働かない無能な政治家に対して、「国を統治していない」というのは、実に的確なキーワードだと思う。

このキーワードは、前に居たタクシー会社の社長の社長を思い出す。

「皆がうまく動いて、抜けの無いようにあんじょうやってや」と常に言っていて、それで仕事に漏れがあり、「何でできてへんのや」といつもボヤきながら、片付いていない仕事を社長がやっていた。

まあ、わしが何度言っても、役割分担を決めようとしないのだから、破綻した経理を一人で立て直そうとして仕事に手一杯のわしはもちろん、仕事するフリをして遊んでいた余分な脂身もやる訳がない 🙂

そう言えば、噂で聞いたが、このタクシー会社は、わしが辞める時に、本社に経理機能を移し、わしを営業に配転させようとしていたのだが、また経理を復活させて、ガンで入院していたタクシーの運転士を充てたとか。

まあ、経理未経験だったわしが、破綻した経理を更に悪化させてくれると期待していたのが、建て直しを進めた上に、余分な脂身が、入金が無いのに売掛金を勝手に消しているのを、ことごとく見つけ出してたので、代わりの経理が得意でない人材を見つけた訳だ。

しかし、売掛金が経理と合わないようにする事は、このタクシー会社にとって非常に重要な事だから、また経理を復活させるとは思ってたけど予想通りだな 🙂 今度はあのおじいさんが生贄か。かわいそうに。

話は逸れたが、社長には権限があるのだから、現場の実務は、担当する者の能力と、仕事の量を見極めて、役割分担と権限委譲をやり、責任者を任命して、その監督をすればいいだけの話だが、能力以上の事を求めても仕方がないので、わしは言うのをやめた。

しかし、政府の場合はそうはいかん。このままでは本当に国が滅びそうだ。

民主党は、選挙前にあれだけ大見得を切っていたのだから、多少、悪くなる位で済むかと思っていたが、まさか、国を統治する能力すら無い程酷いとは思わなかったわい。

余りに酷いので、最近、こいつら国を破壊する為にワザとやってんじゃねーだろうな?なんて思うようになってきた。

会社へ

雇用保険証と年金手帳が必要なので、取りに行った。

職が決まっていなければ、離職票と、健康保険資格喪失証明とか、そういう手続きになるが、これを貰いに行くという事は、次の就職先が決まっている事がバレバレなので、もう隠す必要も無いな:-)

次の会社は、急いだせいで、雇用条件はかなり良くない。しかし、それでも休日は増えるし、基本給も仮採用の条件で充分前より上なので、仕事が楽になって、尚且つ給料も増えるという感じ。

あと、問題は人材であるが、まあ、さすがに、仕事をわざと非効率にダラダラやり、経理を狂わせる事に必死になっている総務のばあさんみたいなのは居ないだろう。

面接に行った限りでは、入退室管理をしっかりやってるし、部外者立入禁止エリアも明示されていたから、普通の会社以上に組織運営されている事が伺える。

勤めていれば、また不満に思う事も出て来ると思うが、犯罪者に仕立て上げられるというので無ければ、何だって耐えられるだろう:-)

最終日

朝、親会社の経理の偉いさんがやってきて、明日からの有給連休の開始日を延期できないか?と言われた。

確かに未払金の支払いとかがあるし、新人君は、まだ引き継いでバリバリできるという感じではない。

だが断る!

という事で、引き続き出社して面倒を見て欲しいという要請はお断りした。
酷い目に遭わされた上に有給を捨ててまで助ける義理は無いしね。

午後から親会社に挨拶に行ったが、わしを経理から外し、退職へ追い込むという主目的が達成できたのだから、おトボケがうまいなあ:-)という感じ。

無能な働き者から、「逆らうな」「上が黒と言ったら、白でも黒なんだ」と有り難いお言葉を戴いたが、元上司の様に黙っていたら、業務上横領の濡れ衣を着せられて、「銀河の深淵に向かって滅亡の歌を『独唱』する事になる」とロイエンタールの様に言わねばなるまいて。:-)

車両課の次長に挨拶に行ったら、大層驚いていて、わしが辞める事は知らなかったようで、

「何で辞めるねん?簡単に辞めるな!慣れた位で皆やめていきよる。」
「社長は、お前の退職届を受理しよったんか?アホやな」
と惜しんで戴き、

「まあ、仕事探して見つからんかったら、また戻ってきたらええ」
とまで言っていただいた。有り難い事である。

しかし、余分な脂身が居る以上、まともな神経の持ち主なら辞めるだろう。
ましてや、ぁゃιぃお金の流れを誤魔化す為に、経理に執拗に間違った数字の伝票を渡してくるのだから、犯罪者に仕立て上げられるとなると尚更だ。

そして、午後からは、タクシー会社の売り上げ報告に関し、親会社の経理へどういう書類を持っていくかの話が詰められたが、今日の伝票が鼻っから間違っていて笑かしてくれた。

何しろ、営業部の方々、特に自称A型の次長が酷いのだが、仕事が極めていい加減で、何度指摘しても同じミスを何度でも繰り返すし、チェックすれば簡単に間違っている事が分かる伝票を平気で完成品として経理に渡してくる。

今まで、全て経理のわしが尻拭いしていたのだが、そんないい加減な仕事振りで、厳格な親会社の経理の偉い人に伝票を渡せば、即座に突き返されるのは当たり前。

まあ、わしが経理をやっていた事で、如何に自分達が甘やかされた状態だったのかという事を思い知るだろう。

そして、社長は慰安旅行から今日戻ってきたが、「しんどいから帰る」ととっとと帰ってしまった。わしがやっていた仕事を誰がやるのかとか決めない事には組織が回らないのに、相変わらず、そういう段取りは一切やらない。

そのせいで、組織運営は穴だらけで、喩えるなら、ポジションを決めずに野球をやり、球が飛んできたら、皆が自主的に動いて穴が無いようにうまくやって、点を取られないようにしろという方針。勿論、うまくいくはずが無い。

役割分担を決めて組織を回すのも、上に立つ者の仕事なのだが、基本的に、あの会社の管理職は、自分がやるのが面倒な雑用を人に押し付ける事が人材の活用法だとしか考えていない。

だから、唯一の経理のわしが決算業務をやっていても、それを止めさせて、誰にでもできる雑用をやらせるという、有り得ない経営資源の無駄遣いを「そういう判断もある」などと平気で言ってのける。

何はともあれ、もうあの度し難い会社には行かなくて済む。
こんな嬉しい事はないねぇ:-)

不渡り寸前

銀行から電話があって、「小切手を振り出そうとしましたが、当座預金の残高が足りません。」などと言われた。

「すぐさま普通預金より振り替えます」と答えて電話を切ったが、小切手の振り出し後、10万円キッチリ残るように残高調整していたのだがなぜ!?

で、インターネットバンキングで見てみると、当座預金の残高がマイナスに!?w
ほほう、当座預金ってマイナス残高になるんだな(笑)

そういえば、昨日、未払金の振込額を間違えて、業者から電話があって、慌てて、追加の振込を普通預金から振り込んだつもりが、当座預金から振り込んでいた。

不渡りになってたらとんでもない事になってただろうけど、まあ、そういう事もあらあな。:-)

最近、少々の事では動揺しなくなったな。
しかし、引継ぎで時間を取られるから、通常業務が捗らないので、拙速に行動し過ぎてポカが多すぎるな。

引継ぎ

案の定、8月に親会社が中途採用した経理人材に、タクシーの経理をやらせるという事になり、引継ぎを行っている。

わしよりも若い人だが、この人が今度のぁゃιぃ金の動きに纏わる冤罪を着せられる犠牲者として選ばれた訳だ。

かわいそうだが、自分の身は自分で守って貰うしかないし、自分の身の潔白を証明できる自衛能力のある者は、わしの様に経理から外される訳だから、どの道、経理として採用された時点で既に終わっている。

今日もまた、余分な脂身が経理の数字をおかしくしようと、手書き伝票で細工をしてきたが、わしは明細を付けて突き返し完膚なきまでに粉砕した。

この腐り切った会社もあと3日でおさらばだから、嬉しい限りだねぇ:-)

段取り

運転士が出社してきて、車に乗ろうとすると、業者がメーターの付け替えをしていて、業務開始できないという事態になった。

運転士は業者に文句を言ったようだが、業者の人は「段取りしているのは事務所の人で、私は段取りしてないから」と言った。 

うむ。まあ、そうだろうな。

こういう運転士が無駄な時間を過ごす事になるというのも、段取りを組んでいる人にとっては「しかたがない」という事で、再発防止の観点も全く無く、同じ失敗を何度も何度も繰り返している。毎度の事なので、全然わしは驚かない。

コンピュータ関連業務の会社だと、この「段取り」というのは、物事を為すにあたり、どのようなプロセスで構築していくのかという事を、さながらプログラムを作るが如く、誰もが当たり前のように実施し、意識する事など全く無かった。

しかしながら、今のタクシー会社に来て、「段取り」が全くできない人ばかりで、何をやるにしても非効率の後手後手対応で、加えて、改善提案にも全く耳をかさず、「しゃーないねん」で終わり:-)
何とも度し難いの一言に尽きる。

以前、友人に「段取りが全然できねぇでやんの。信じられねぇ」と言ったら、「それが世間では当たり前」と言われて、驚かされた。

今まで勤めていた会社というのは、ある程度の選抜を受けて、一定レヴェル以上の業務遂行能力を持つ人材が集まっていたので、この様な低次元の話で悩まされる事も無かった訳だな。

いやー、実に勉強になった:-) 

10月

出入りの業者さんと話していて気付いたが、元上司が急に辞めると言って辞めたのが、昨年の10月20日付けだった。

わしも10月20日付けで辞めるが、8日を最後に全て有給休暇で埋めて、出社しない。

返還物や挨拶の為、20日の最終日に出社しようと思っていたが、社長が「何しに来るんや?わしが怒られる」と言ったので、出社するのはやめた。

挨拶は要らんらしいな:-)

DQNの由来

なぜ、営業の次長(組織改変後昇進)をわしはDQNと呼ぶのか、そのエピソードを書いておこう:-)

わしは、RX-7乗りで、元国内B級ライセンス保持者であるが、10年落ちノンターボMOVEに乗っている営業の課長(当時)はなぜか対抗意識を燃やしているようで、ある日、こう宣もうた。

「狭い道行ったら勝てるやろ」

(゜Д゜ )…

そもそも剣道の試合で「両手縛ったら勝てるやろ」みたいなのは勝負じゃねぇし…

経理続行

来月の8日で、今の会社とはオサラバするが、結局、親会社への引継ぎ体制が整わないので、それまで、わしが引き続き経理処理をする事になった。

まあ、残り短いのに無線配車を覚えたところでしょうがないし、引き続き経理処理をやる事になるとは思っていたが、こちらの思惑通りだな:-)

無線配車というのは、タクシー会社に電話がかかってきた際、電話をかけた人の最も近い車を配車する仕組みであるが、基本的にお金を稼いでいるのはタクシーの運転士であり、無線配車係は補助しているに過ぎない。

営業のDQN次長(課長から昇進)は、無線配車係が利益を上げているので最も重要であると常日頃から言っている。

しかし、以前、わしが作成した資料では、無線配車の恩恵を受けている営業所に無線配車回数による人件費の按分を加味すると、利益どころか赤字になっていて、駅で客を拾っている営業所が営業利益を支えているという結果だった。

この資料はDQN次長も見てはいるが、「おかしい。そんなはずはない」と言っていた。ありがちな営業至上主義的視野狭窄で、売り上げ=利益と考えているから、現実が直視できないようですな:-)

無線配車係の20万の月給を払う為の人件費を賄うのに、利益が数十万/月必要であり、売り上げでは100万〜150万/月増加しなければ、収支が均衡すらしないという事が分からないようだ。 

無線配車係が捌いている電話件数が絶対的に少なく、利益が出ていないのが実情だ。普段から電話の掛かってくる数が多く、受け切れていない状態なら、人員を増やす事に意味があるだろうが、そういう事態は、急に雨が降ってきた時などに限られる。

ピーク時に対応仕切れていない事を引き合いに、「人が足らない!人が足らない!」などと言っていて、それに合わせて人員を増やさなければいけないと考えているようだ。  

で、親会社の経営陣は、このDQN次長の言葉を受けて、組織改変し、総務部を無くして営業部の無線配車係を増やした訳だが、親会社の経営陣の主目的は、ぁゃιぃ金の流れに感づいたわしを追放する事で、それさえ達成できればどうでも良いのだろう。

まあ、今年度末がどうなろうが、既に他人事だ:-D

労務

余分な脂身が就業時間中にインターネット閲覧して遊んでいる事と、帳簿を盗んだ瞬間の防犯カメラの写真を報告書にまとめて、会長に直訴した騒動の後、毎週週明けに労務が来るようになった。

わしと余分な脂身を一人ずつ呼び出して話をするのだが、労務は、わしが辞める事が分かったので、こう言った。

労務:「18日の組織改変発表の後、辞めると意志表示したそうだが、退職願いは出したのか?」
わし:「もう、とうに出してあります。」
労務:「そうか。君が辞めるというのであれば、労務としてはこれ以上、言う事はありません。何か相談に乗れる事があれば、力になれないかもしれないけど、言って下さい。」

つまり、任務完了ということか:-)

毎週、改善すべき提案があれば聞くという事だったが、実はわしがどこまで知っているのか探っていたのだろう。

もし、何かあれば、親身になって相談に乗っている労務にわしが相談するはずだと思ったのだろうが、最初から、信用ならない奴と認識している者に言う訳がなかろーもーん♪

わしが会長に直訴したのは、この会社がどこまで腐っているかを測る為だ。
もし、腐っているのが一部の役員だけであるならば、不正の可能性を示唆すれば、調査して正すという事が行われるはずであるが、そうはならなかった。

それどころか、親会社の役員達は、経理を狂わせる役割を担う素行不良の余分な脂身を全力で庇う意向を示した。

他に、周りの者の行動や、言動を注意深く観察している事で、誰が関係者なのかもよく分かった。

結果は、「誰も信用するな」である。
恐らく、シナリオでは、わしが会社にしがみ付いて、徹底抗戦を計ると想定していたのであろうが、あっさり辞めると言ったから拍子抜けしただろう。

程度の低い会社にしがみ付いて、度し難い連中をまともに相手にしなければならない道理は無い。まあ、「金持ち喧嘩せず」だな:-)