胸元

そういえば、休み明けで社長室に呼ばれた時、労務のトップがわしの胸ポケットをチラチラ見ていたのが気になったのだが、その時は名札を付けてないせいかと思ってたが、ボールペンを見てたんだな。

「それは何だ?」と問われれば、勿論、「ボールペンです」としか答えようが無いものだが、まあ、他にどんな機能があるのかは、ご想像におまかせしましょう:-)

何せ、手癖の悪い素行不良の人物が野放しにされているのだから、こちらも自衛権を行使しない事には、安全を確保できませんからねぇ…。

今日は経営陣が弁護士の先生を呼んで会議をしていたようだ。

親会社の社長が電話をかけてきて、「先生が来たから、社長と営業課長に早く来るように言ってくれ」とわしに言った。わしが電話に出ると、妙にカリカリしてたみたいだが、何故なのかサッパリ分からないな:-)

会議では、恐らく、わしをクビにするか、わしの報告書で書いた余分な脂身の行動で、「もはや庇い切れない」という結論にするかどちらかを吟味したのだろう。

後者は、労務トップがわしに色々と聞いてきた事からの想像だが、わしにそう思わせる為の単なるポーズかもしれない。

もし、余分な脂身の処分を検討しているなら、まだ、まともな所が残されている可能性がある訳だが、余分な脂身を経営陣が全力で守るというのであれば、わしが絶望して何をしでかすのか分かったもんじゃないからねぇ:-)

会議の後、社長室に呼ばれ、社長が始末書を見つつ、わしに対して「反省しているし、優秀な人材であるので、頑張って欲しい」と言われたのが、胡散臭い。

恐らく、経営陣からそう言えと言われた事だろうと推測されるのだが、何を企図するのか、イマイチよく分からん。

わしの暴発を阻止する為なのか、図に乗らせて、墓穴を掘る事を期待しているのか、安心させておいてバッサリと後ろから斬られるような事になるのか。まあ、少なくとも額面通りの言葉では無い事は確かだな。

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