TPPに潜む悪意

土曜日のチャンネル桜の「日本よ、今…討論!討論!討論!2013」という番組で「亡国最終兵器TPPの真実・Part2」をテーマにやっていた。

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1/3【討論!】亡国最終兵器TPPの真実・Part2[桜H25/3/16] – YouTube.
2/3【討論!】亡国最終兵器TPPの真実・Part2[桜H25/3/16] – YouTube.
3/3【討論!】亡国最終兵器TPPの真実・Part2[桜H25/3/16] – YouTube.

世界各国を通訳として飛び回っていた経歴を持つ、亀井亜紀子参議院議員がTPP(Trans-Pacific Strategic Economic Partnership Agreement)を環太平洋戦略的経済連携協定と訳したのがおかしいと指摘していた。

Webで調べると、環太平洋は The Pacific Rim だが、 Trans-Pacific は太平洋横断で、前者は環のイメージに対し、後者は太平洋を挟んでやり合う感じ。

恐らく、官僚が仕組んだものだろうが、こういう羊頭狗肉で議員を騙し、悪法を制定しようとする動きが目立つ。

・障害者自立支援法
障害者を手厚く支援するように見えるが、実際は、障害者に出していた補助金をカットし、「自立しろ」というもの

・人権救済機関設置法(人権擁護法)
「差別された」と訴えただけで、当該人物の家宅捜索と身柄拘束を行える警察とは別の特権機関を設立するもの。日本人の人権を制限し、外国人に無制限の特権を与える意図がミエミエのもの。

・住民自治基本条例
国家主権を否定し、外国人も含めた住民で自治をしようというもの。驚くべき事に「この条例はあらゆる法律の上位に位置する」と憲法すら否定する内容が書かれている。

だいたい、議員は忙しく、短い期間で賛成か反対かを表明せねばならないが、自分の専門外の話だと、法案の題名だけを見て決めてしまう場合が殆どだ。

住民自治基本条例などは、暇なプロ市民が書いた元ネタが全国各地の自治体で条例案として提出され、賛成した後で調べると酷い内容だった事が分かり、撤回運動を始めた地方議員もいる。

法案の名称が騙す気満々なので、逆に、「良さそうな題名の法案こそ疑うべし」という事やね。

しかし、安倍首相はどう舵取りをしていくのやら。変な勢力に洗脳されていなければ良いが…