原田泳幸マクドナルド社長の迷走が止まらない。
この人って、米Appleの副社長だったらしいが、売上減少に焦って奇策を次々と打ち出し、素人ですら予想できる事が分からないほど迷走している。
1分以内に商品を提供できなかったら無料券
巷の予想→店員が急いで作るからグチャグチャバーガー出されるんじゃね?
正解!
コンピュータは処理待ちが発生すれば、処理能力を上げれば、結果の信頼性を落とす事無く、こなせる仕事数が増えるが、人間は急がせたら、結果の品質が落ちる事になるというのは、誰でも予想がつく。
そもそも、昼時の混雑を解消する事で売上アップができるかどうかは、昼にマクドを利用する人が増えなければ成り立たない。
しかし、質の悪い商品を提供されるかもしれないというのは、利用客を増やす効果があるのだろうか?
昼時に行くと次の4通りの結果が予想される。
1. 普通の商品が提供され、無料券を貰える。
2. 普通の商品を提供され、無料券は貰えない。
3. 質の悪い商品を提供され、無料券を貰える
4. 質の悪い商品を提供され、無料券は貰えない。
何と、50%の確率で不愉快な目に遭わされる可能性があるのだ。しかも、店員が1分に拘り、頑張れば頑張るほど、4の結果に収束するというのが終わっている。
仮にわしがマクドを利用しようと思っても、このキャンペーンをやってる限り、昼だけは行くまいと思う。
消費税前に値上げして、消費税上がった時に値上げしなければ割安に思われる
巷の予想→値上げした時点で売上落ちるんじゃね?
これはこれからやろうとしている事だが、恐らく売上が落ちて上がらないという事になる気がするな。
そもそも、マクドの売上減少はデフレのせいで、今までなら、100円マックと言われる目玉商品の他に商品を注文する人が多かったが、貧乏人の増大により、100円商品しか売れなくなったから、利益率が急速に悪化したのだ。
購入者が貧乏になったから、マクドに流れる金も少なくなった訳で、これはもう、デフレ脱却するか、安物牛丼か自炊の費用と競争して勝たない限り、マクドの売上が上がる事はないだろう。
このデフレという民間企業にはどうしようもできない現象に立ち向かおうというのは立派だが、珍策奇策に走ろうとするのは、構造改革派と同じだな。
正解はそこには無いのにな。