多くの写真家を魅了しているドイツのカメラブランド「ライカ」。3月に発売されたばかりのデジタルカメラ「ライカM」は本体価格が77万7千円。レンズを合わせると、100万円を超えるケースもあるが、問い合わせが多く、現在は生産が追いつかない状態だという。
大丸心斎橋店(大阪市中央区)に3月にオープンした国内2店目となる直営店は、「『昔は手が出なかった』という憧れを持つ団塊世代のお客さまが多いです」(担当者)と話す。
同店では限定品のコンパクトカメラ「ライカX2ホワイト」(26万2500円)の売れ行きが好調で、252万円の一眼レフカメラ「ライカS」もすでに1台売れているという。
引用元: 生産が追いつかない! ライカ、団塊の世代に超人気 – MSN産経west.
要するに、今まではデフレのせいで、待っていれば値段が下がったけど、将来値上がりしそうだから、今の内に買っておこうという事だな。
今まで、「金持ちにお金を使って貰う必要がある」「その為には安くて良い品を作って売らないといけない」「規制緩和で、競争して良い品を作り、売上を伸ばせ」などと言われてきたのが全て嘘だとバレた訳だな。
デフレの時に安さを競争すると益々売れなくなり、お金が循環しなくなってどんどん景気が悪くなる。そして若年失業者とワーキングプアが増大していく。
そして三橋貴明さんが言っていたが、若年失業者の増大で、技術の継承が途絶えるのが大きな問題で、デフレを放置していると、日本の製造業は作れない物が増えて行って、発展途上国に転落するという事。
これに比べれば「インフレで物価が高くて苦しい」なんて贅沢な悩みだろう。
まあ、『お隣の韓国では』物価が上がって、景気が悪くなって、失業者が増えるというスタグフレーション状態で、もはや打つ手なし。
ウォン安に安住して、内需拡大の構造改革をやらず、昨今の円高是正でウォンが対円で高騰し、経済は瀕死の重傷で自業自得なのだが、この経済の問題が解決できないので、青山繁晴さんが言ってたが、安倍首相とアベノミクスを葬る為に、今まで騒いでいなかった靖国参拝などをヒステリックに喚き散らすようになったそうである。
まあ、今更、安倍さんを葬ったところで、正しい道筋が見えちゃったから、金融緩和と財政出動って方向性を変える事を唱える政治家は、選挙で当選できないだろうから、南鮮が助かる道は無いんだけどねえ。