東京新聞:マック離れ止まらず　２月　売上高と客数大幅減:経済(TOKYO Web)

まあ、今までの対応で下手打ちまくってるからしょうがないね。

まず、「日本に向け出荷されていたという証拠はありません」だろ。
なぜこういう周りくどい言い方なのか?

「日本に入ってきておりません」と言い切ったら嘘になる可能性があるからだ。

万が一、健康被害が発生した際に、「あの時点では把握できていませんでした」って逃げる為にアホな法務部が考えた文言だろう。

しかし、この言い方だと、「証拠あるの? あるなら出してみい?」と日本の消費者を挑発しているとも受け取れるし、「では、どこに出荷されたのか?」という不安の解消にもなっていない。

次に異物混入問題。
ポテトに歯が入っていたというのも、わしは食った人の歯じゃないの? と思っていたが、その人は歯医者にかかった事が無く、虫歯も一本も無いとの事で、これが本当なら第三者の歯という事だ。

では、どこで混入したのか?
店舗ならば、食品衛生法違反で営業停止は免れない。

もっと上流工程の工場だとすると、この前、米国の港湾ストライキのせいでポテト販売を規制していたから、米国工場で製造し、輸出しているのだろう。

タイ工場のビニール片と違い、歯だと衛生問題に関わるので、製品管理ができているならば、工場で生産された同一ロット廃棄や回収という事態になる。

こうなると、世界中のマクドナルドのポテトを廃棄または回収、返金という騒動になるだろう。

これらの事情を勘案すると、「原因不明」で済ますのが一時しのぎで被害は少ないだろうな。

しかし、消費者には、上海の鶏肉問題同様、製造したものがきちんと管理できておらず、トレーサビリティが皆無にしか見えないから不信感は増大する。

まあ、当然の帰結だねえ。