(台北16日中央社)台湾が初めて自主建造したコルベット艦「沱江」の量産が開始されるのを前に、海軍の敖以智参謀長は16日、立法院(国会)外交および国防委員会で、沱江は「空母キラー」としての役割を問題なく果たせるとの見方を示した。中国への抑止力となることが期待される。
情報源: 海軍のコルベット艦、量産へ 中国に対抗の「空母キラー」に/台湾 | 両岸 | 中央社フォーカス台湾
双胴船とは、随分と思い切ったデザインだな。
日清戦争の清の巨大戦艦 vs 日本の小型高速艦の戦いを彷彿させるな。
清は独逸から購入した世界最大の戦艦、定遠と鎮遠を保有し、長崎に威嚇に来るなど、昔から下衆だった(笑)
定遠と鎮遠は、大砲も口径がデカく、長射程で破壊力があったが撃つ間隔が長いので、小型高速艦で回避しつつ肉薄し、小口径弾を大量に浴びせかけるという戦術が功を奏し、日本側の損害は軽微でこの巨大戦艦を葬り去った。
今は誘導兵器が主流で、直接砲撃する事は無いが、ミサイルは高速故に進路を変えにくいので、小型高速艦で機動性が高ければ回避する事も可能だろう。
日本にも双胴船では無いが、同様のコンセプトのミサイル艇があり、44ノットの速力だが、重工業に強くない台湾では、30ノットが限界なのだろうな。