タレントのラサール石井(64)が7日、ツイッターを更新し、大阪府の吉村洋文知事に新たなコロナ対策を要請した。
吉村知事は休業要請などの解除を判断するための府独自の指針「大阪モデル」を公表している。ラサールは「吉村知事大阪モデルいいと思いますがその実行力で是非、大阪府民全員、無理なら大阪市民全員にPCR検査をして(無論強制ではなく)真の陽性率を出して下さい。それが日本の陽性率の指標になるでしょう」と提案。
その上で「無症状感染者を自宅療養にし、2週間後に再検査して感染者が減っていれば大成功ではないですか」とも述べている。
“全員へのPCR検査”をすべきか否かはこれまでも議論の対象になってきたが、吉村知事の判断は?
東京スポーツ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200507-01842852-tospoweb-ent
真の陽性率???
まあ、何年かかるかは置いておいて、即座に全府民が検査できる仮定で計算してみよう。
大阪府民880万人で、有症率5%と想定。PCR検査確度70%、特異度95%の場合。
440,000人の感染者中、陽性308,000人、偽陰性132,000人。
8,360,000人の非感染者中、偽陽性418,000人、陰性7,942,000人
陽性726,000(内非感染者418,000人)。陽性の正確率42.42%。
陰性8,074,000(内感染者132,000人)。陰性の正確率98.37%
検査万能主義者の主張だと、陽性者を隔離すればすべて解決という事だが、41万8千人が非感染者にも関わらず隔離され、13万2千人の感染者が見逃される事になる。
これって意味あるか?
ニューヨークも韓国以上に検査やりまくってるけど、ロックダウンしてすら感染拡大を止めきれていなかった。そりゃ、相当数の感染者が偽陰性で見逃されているのだから、止まる訳がない。
ちなみに武漢肺炎の症状が出てる疑わしい人のみをPCR検査する方針だと、有症率がかなり高くなるので、非感染者による偽陽性が大量に出る事態は防げる。
症状が出てない者を検査するのは、時間と金の無駄。