【Raspberry Pi Zero 2 W】u-centerでGN803GのGNSS設定

前の投稿でGALILEOが補足されないと書いていたが、Windows 10環境で、u-centerで見た時に、GALILEOがenableになってなかったってのがある。

確認の為に、再び u-center で見てみると……

やっぱりGALILEOが有効じゃない。

このモジュールは、GLONASS か Beidou の排他選択が可能なので、GALILEO、Beidouを有効にして、GLONASS を無効にした。

あと、QZSS の L1S 信号にチェックが入ってなかったので、入れた。
これで、精度上がるのかな?

Receiver > Action > Save config で保存して、車載のRaspberri Pi Zero 2 Wに接続してみた。

GPがGPS、QZがQZSS,GAがGALILEO、BDがBeidouね。

衛星捕捉数が増えて、28個の衛星を使ってるな。よしよし。
しかし、初期状態で、GALILEO無効の場合もあるのか。油断ならないな。

【Raspberry Pi Zero 2 W】gpsd-3.24入れた。

GPS補足状況を確認しようと思ったので、取り敢えず、2ウインドウ表示して比較。

右がRaspberry Pi Zero 2 W(以下rx7pi)のGPSで、左が、ホームサーバーのRaspberry Pi 4のGPS。

GPSは、TOPGNSS GN803Gという製品で、2つ共同じなのだが、車載のrx7pi の方は、PRN194〜196のQZSSと、PRN300番台のGALILEOが表示されてない。

Ubuntu 20.04の gpsd-3.21 だと、QZSSが表示されているのは確認できているので、rasbian の gpsd-3.17だと対応していない疑惑。

Raspberry Pi 4の方は野良ビルドで、gpsd-3.24 を入れてあるので、rx7pi の方にも入れてやろう。

Building GPSD from source」を参考にして、

If ‘scons’ fails, it is possible that your target system has moved to Python 3 and removed the program ‘python’. Python.org says that if you have an installed Python, there should be a program in your path called ‘python’. This is specified in PEP 394. This rule is not always followed. You can work around this by linking python3 to python like this

python3 のシンボリックリンクを作成しろとの事だが、要はPATHが通ってる所なら良いので次のようにする。

なぜか、 ln -s /usr/bin/python3 /home/noizumi/bin/python で作成できなかったので、ちょっとまだるっこしい事をやっている。

必要な開発用パッケージを入れるけど、gtk3 とか入れるとアホみたいにパッケージが入っちゃうし、gpsd と gpsmon、 cgps のテキストベースで使えれば良いので、次のものを入れた。

python のライブラリのPATHは存在しないので、シンボリックリンクを張っておく。

そしてインストール

gpsd のビルドのページには、sudo scons udev-install とやれって書いてあるけど、既に gpsd-3.17のパッケージ入ってるし、そのままにしたいので、 install にしている。

一応、念の為、ちゃんと入ってるか確認。

既定は prefix=/usr/local なので、全てそこにインストールされている。

ExecStartのPATHを変更。

GALILEOは補足できてないけど、QZSSが補足できるようになった。

やっぱ、gpsd-3.17はQZSSに対応してなかったんだな。